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学会・研究会と刊行雑誌
大学院文学研究科・文学部
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 本研究科には数多くの学会や研究会の事務局が置かれ、研究活動が活発に行われています。ここでは、その一端を刊行雑誌の面から紹介します(掲載の希望のあったもののみ)。

 なお、応用哲学・古典学講座、日本・中国文学語学講座、欧米文学語学・言語学講座は、再編により平成20年4月から新たに発足予定の新講座です。 
 

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…… 広報・社会連携委員会 ……
 

応用哲学・古典学講座
 
哲学
『哲学』
 
   

『哲学』(年1回発行) 広島哲学会
 

『倫理学研究』(年1回発行)
広島大学倫理学研究会
 

『東洋古典學研究』(年2回発行) 
東洋古典学研究会
 

 創刊は昭和25年(1950)にさかのぼる。昨秋(2007)、59集を刊行した。第2輯の「あとがき」に次のようにある。「昔から哲学は金に余り縁がないらしい。哲学をやって金に困っているのは御同様であるが、しかし折角出来た哲学会が金づまりで思った様に事業が出来ないのは何としても口惜しいことである。関西哲学会や日本倫理学会と共催で月々例会をひらいたり、昨年の七月から十月まで広島県教育委員会と共催で第一回成人教養(哲学)講座を広島大学でひらいて六百余名の聴講者を集め、アトムヒロシマに一大センセイションを捲き起したりして、色々やってみるが、しかし金と言ふ点ではどうも恵まれない。勿論このような悩みは東京哲学会や京都哲学会でも同様であると聞くから、広島哲学会だけのなやみではないと一応あきらめもつくが、しかしやはりあきらめのつかない問題ではある。(以下略)」何の彼のと言いながら、毎年、学会員の研究発表の場を維持してきたことになる
 

 1988年の創刊になる広島大学倫理学研究会の研究会誌。広島大学倫理学研究会は、広島大学大学院文学研究科の倫理学専攻の大学院生とその卒業生が主たる構成員となっている。この『倫理学研究』は、20年以上に及ぶ会員の月例研究会とともに発展してきた雑誌である。本研究会誌の論文は、広島大学大学院の倫理学関係教員および広島大学倫理学研究会内規により選出された審査委員の査読を経て掲載される。  1996年創刊の、中国思想・文学・語学・歴史、また日本漢学等に関する学術雑誌。掲載論文は基本的に編集者の依頼によるが、大学院生の論文には査読が有る。購読会員数は約130名。事務局を広島大学大学院文学研究科野間研究室に置き、編集・運営は中国思想文化学分野の野間・市来があたり、査読には他大学の研究者が加わる。本誌掲載論文を主要部分とする専門学術書がすでに7冊上梓されており、これらが内外の学界から高い評価を受けていることは、そのまま本誌に対する評価にもつながるであろう。
 
     
歴史文化学講座
 
『史学研究』
『史学研究』
 
 

『史学研究』(年4回発行)
廣島史學研究會 
 

『西洋史学報』(年1回発行)
広島西洋史学研究会
 
 

 この雑誌が創刊されたのは1929(昭和4)年10月であるが、1942(昭和17)年の戦時中に休刊を余儀なくされた。会誌の復刊は1949(昭和24)年の復刊第1号の発行まで待たねばならなかったが、それから2008(平成20)年1月までに258号を刊行している。本誌は査読付きの全国誌であり、内容は主に論説、研究ノート、学会動向、書評などから構成されている。この雑誌を編集する廣島史學研究會の現在の会員数は、約700名である。また同学会では学会活動の一環として、毎年10月に廣島史學研究大会を開催しており、シンポジウムと各種部会において学会発表を行っている。
 

 この雑誌が創刊されたのは1953年であるが、一時期の休刊をはさんで、1973年に復刊1号として新たなスタートを切った。現在(2007年1月)復刊34号を数える、査読付の学会誌である。内容は、西洋史学に関する論説、研究ノート、学会動向、書評などであり、特に大学院生を中心とする、若手研究者の投稿が多い。この雑誌を編集する広島西洋史学研究会の会員数は約100名で、事務局は広島大学大学院文学研究科西洋史学研究室にある。広島西洋史学研究会は毎年夏に、海のそばのリゾート地で、二泊三日にわたる広島西洋史学研究会大会(通称サマゼミ)を開き、研究報告を行うと同時に、西洋史学を研究する者どうしの懇親を深め、情報交換も行っている。
 
 
     
日本・中国文学語学講座
 
『近代文学試論』
『近代文学試論』
 

『近代文学試論』(年1回発行)
広島大学近代文学研究会
 

『国文学攷』(年4回発行) 
広島大学国語国文学会
 

『古代中世国文学』

(年1〜2回程度発行)
 広島平安文学研究会
 

 1966年創刊の、日本近代文学の研究誌。広島大学近代文学研究会は本学に関係する大学院生や研究者による伝統ある近代文学の研究組織で、事務局は本学文学研究科日本文学語学教室の近現代文学分野にある。投稿権のある会員が約80名、定期購読分を含め発行部数は300部。頻繁に引用されたり、必読論文の集成書に再録される論文も数多く、充実した研究誌として高く評価されている。広島大学学術情報リポジトリに登録しており、下の総目次からバックナンバーの本文をPDFファイルで読むことができる。
 

 1934年、広島文理科大学国語国文学研究会の機関誌として創刊。戦中戦後の休刊時期を挟んで広島大学国語国文学会誌として再出発し、現在195号まで刊行されている。広島大学国語国文学会は広島大学の教員、卒業生、院生、学部生その他会の趣旨に賛同する者約400名によって組織され、年1回の研究集会開催と本誌の発行を主たる活動とする。本誌には学会役員を中心に組織された編集委員会による厳密な査読を経た論文が掲載される。日本文学語学専攻の大学院生にとっては最も身近な学術雑誌である。
 
 1974年2月創刊の広島平安文学研究会の機関誌。広島大学大学院文学研究科国語学国文学専攻古代中世国文学講座(当時)に所属する教員と大学院生、OBの研究業績発表の場として、当時主任教授であった故稲賀敬二名誉教授を中心に創刊された。各自の研究テーマに沿った学術論文をはじめ、研究会活動としての輪読など共同研究の成果も載せている。広島平安文学研究会では、広島大学所蔵の文献資料を中心とした翻刻叢書「翻刻 平安文学資料稿」を1967年以来40年以上にわたって営々と刊行し続けており、本誌はその購読会員に無償で頒布している。購読会員数は約300名。 
 

『近代文学試論』総目次

広島大学学術情報リポジトリ 注目コンテンツ


 

   
『鯉城往来』
『鯉城往来』
 

『鯉城往来』(年1回発行) 
広島近世文学研究会
 

『漢文教育』(年1回発行) 
 広島漢文教育研究会
『中国学研究論集』(年2回発行) 
広島中国学学会

 1998年、広島大学で日本近世文学会秋季大会が開催されたのに合わせて創刊された。広島県在住の近世文学研究者及び各大学の大学院生・修了生30名ほどを中心に組織される広島近世文学研究会の機関誌として300名近い購読会員を持つ。会員の論文の他、月例研究会で読む近世の書簡の翻刻と略注を掲げたり、広島大学図書館所蔵の近世文学書の目録や貴重資料の翻刻なども載せる。通常の学会誌では分量が多すぎて載せられない長大な論文や、注釈の連載なども掲載可能である。もうすぐ10号が出来上がる。広島の近世文学研究の拠り所として長く継続していきたいと念じている。
 

 1976年創刊。現在第32号までを刊行している。中国中世文学会の活動の一環として運営されている。広島漢文教育研究会の発足は1973年。広島大学附属中・高等学校の国語科担当教員と広島大学大学院文学研究科中文研究室の教員とが共同で運営しており、広島県内の中学・高校教諭や漢文教育に興味・関心を持つ学部生・院生の参加も得ている。月1回の懇話会では授業に即した身近な話題を取上げ、年1回の研究大会では実際の授業・研究発表を通じて、漢文教育の持つ今日的意義を摸索している。  1998年創刊。現在第18号までを刊行している。院生をはじめとする若手研究者の成果発表の場として、また論考にまとめる前段階である研究ノート、或いは基礎となる訳注・データなどを発表する場として設けられた。会員組織、事務局はなく、雑誌は中国文学語学分野の教員が編集し、各号の執筆者の負担によって刊行している。掲載論文等については、投稿された原稿を教員が閲読して、加筆修正を指導している。
     
中国中世文学研究
中国中世文学研究
 
   

『中国中世文学研究』(年2回発行) 
中国中世文学会
 

   

 1961年に創刊された『中国中世文学研究』は「中国中世文学会」の査読付きの学会誌であり、現在第52号までが刊行されている。「中世」の名を冠しているが、実際には語学分野を含め、中国古代から近現代に至るまでの多岐にわたる論考を掲載する。会員数は約100名、事務局は広島大学大学院文学研究科中文研究室にある。学会では月2回の例会と年1回の研究大会が開かれ、例会では卒業生、院生、学部生が発表を担当し、その成果は研究大会や日本中国学会、中四国地区中国学会において発表され、それぞれの業績となっている。
 

   

中国中世文学会ウェブサイト
 

   
地表圏システム学講座
 
地理
『地理科学』
 
   

『地理科学』

(年4回発行) 地理科学学会
 

   

 1961年創刊の、地理科学学会の学会誌。日本の地理学界では査読付きの学会誌として広く知られている。特に大学院生をはじめとする若手研究者の投稿が多く、学界に新風を巻き起こす雑誌として注目されている。地理科学学会は、地理学および地理教育を研究し、その発展と普及を図ることを目的とする全国学会で、会員数は約600名を数える。事務局は広島大学大学院文学研究科地理学教室にあり、運営は、主に広島大学の地理学関係の教員、大学院生によっている。春と秋、年2回の学術大会を開催するほか、年数回の例会を開催している。
 

   

地理科学学会ウェブサイト
 

   
欧米文学語学・言語学講座
 
『ERA』
『ERA』
 

『 ERA 』(年2回発行)
広島英語研究会
 

『NIDABA』(年1回発行)
西日本言語学会

『PHOENIX』 

(年1回または2回。毎年第1回総会で刊行数が決定) 
 広島大学文学研究科英文学会 
 

 1964年創刊の広島英語研究会の機関誌。日本の英語学学界では査読付きの学術雑誌として広く認められている。広島英語研究会は、英語の諸相を研究するだけでなく、英語文学テクストの読みを実践し、英語表現発達史の研究に寄与する発表をし、会員相互間及び内外の学会との交流を図ることを目的としている。事務局は、広島大学大学院文学研究科英文学研究室にあり、会員数は、約100名を数える。運営は、主に広島大学大学院文学研究科の英語学の教員によっている。年1回の夏季集中研究会及び総会を開催するほか、月例会及び週1回の読書会を開催している。
 

  学会の名称は「西日本言語学会」であるが、会員はほぼ日本全国、さらには韓国、マレーシア、エジプトに及び、実質的に国際的な学会といえる。掲載論文も、特定の言語、領域に限定されず、言語研究を幅広くカバーしている点に特徴がある。
 本学会は会員相互の学術の向上発展と言語研究の隆盛をはかることを目的としている。学会の主な活動は、1)年1回の「講演・研究発表会」開催。2)会誌『ニダバ』の発行。
 機関誌の名称の由来は、「Nidabaというのはシュメールの文芸神の名前である。少し詳しくいえば、シュメールのエレシュ市の守護神であり、習字、算数などを司る女神であった。特にシュメールの学校(e-dub-ba "粘土板の家")の守護神として崇拝されていた。」(『ニダバ』創刊号から)
 会員数は、2007年度末現在113名(『ニダバ』第36号「会員名簿」による)
 事務局の所在:739-8522 東広島市鏡山1-2-3広島大学文学部言語学研究室内
 
  1965年創刊の、広島大学大学院文学研究科英語学英文学専攻の大学院生、及びその研究生、聴講生の希望者を正会員に、卒業生を準会員に持つ、査読付きの機関誌である。在校生会員による投稿が多く、主に若手研究者がその研究分野を追究する場として活躍している。誌名は、原爆を被災した本学がその復興の象徴としたなつめやしPHOENIXに因んだもの。本会は、英語学英文学研究の発展を図ることを目的とする会で、会員数は約200名。事務局は広島大学大学院文学研究科英文学研究室。運営は主に広島大学大学院文学研究科英語学英文学専攻の大学院生によって行われている。 
 
     
『アメリカ・エスニック文学研究』
『アメリカ・エスニック文学研究』
 
   

『アメリカ・エスニック文学研究』

(年1回発行)
広島大学アメリカ・エスニック文学プロジェクト研究センター 
 

『英語英文學研究』 

(年1回発行) 
広島大学英文学会 

 『広島大学フランス文学研究』

(年1回発行)
広島大学フランス文学研究会

 平成16年、広島大学アメリカ・エスニック文学プロジェクト研究センター発足と共に創刊。
 従来のヨーロッパ中心主義的なアメリカ文学研究を、近年の文化多元主義やポストコロニアリズムという認識形態のパラダイムシフトに合わせて相対化し、アメリカ・エスニック文学をキャノンと同等の価値観の基に扱う。個々の少数民族集団の文学を全体的に眺める視点に立ち、領域横断的な研究を積極的に取り入れる。会員数は35名で、事務局は、広島大学アメリカ文学研究担当の田中久男研究室にある。運営は広島大学および中四国地区のアメリカ文学研究者と大学院生によっている。
  季節ごとの研究発表会を年4回開催し、時に来日中のアメリカの大学教授を招いて講演会を行っている。
 

   1954年創刊の、広島大学大学院文学研究科英語学英文学専攻出身者による学会の学会誌。広島大学教員による査読付きの学会誌で、英語学、英文学、米文学の三分野にまたがった研究論文を掲載する。現職大学教員の投稿が多く、海外の著名な研究者に論文を依頼することもあり、論文のレベルの高さには定評がある。三分野共通の学会誌であると同時に、広島大学大学院の活動報告などを含む情報誌としても重要な役目を担っている。会員数は現在196名で、事務局は広島大学大学院文学研究科英文研究室。運営は主に文学研究科英語学英文学関係教員によって行われている。   1982年創刊のフランス文学・語学研究会誌。広島大学フランス文学研究会は、会員相互の学術的交流を促進し、フランス語・フランス文学研究の発展に寄与することを目的とする研究会である。会員は、広島大学大学院文学研究科フランス文学・語学分野の教員・大学院生、ならびに本会の趣旨に賛同するものによって構成されており、会員数は約70名を数える。事務局は、広島大学大学院文学研究科フランス文学・語学教室にあり、運営は主に同教室所属の教員・大学院生によっている。毎年夏に研究発表会を開催している。また、研究会誌は、広島大学学術情報リポジトリーでも広く一般に公開されている。
     広島大学フランス文学研究会ウェブサイト