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2010_研究大会

 
ごあいさつ
 
   みなさまには,時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて,本校では平成15年度以来、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け,理数系教育および持続発展教育の研究と実践に取り組んでおります。今年度は、さらにコアSSH採択校として、韓国等の海外の理数系教育重点校との連携をはかり、国際的な知的交流の場を設定し、世界に通用する創造性の発現・育成・探求を促す教育課題の研究を推進しております。
 国際的な知的交流の場では、国際的な視野やコミュニケーション能力はもちろん必要ですが、それは確かな学力に基づく論理的な思考力や表現力に支えられていると考えられます。ところが、PISA調査等によりますと、我が国の児童・生徒については、思考力・判断力・表現力等を問う読解力や知識・技能の活用力に課題があるだけでなく、学習意欲や自己信頼感の低下の問題があると指摘されています。
 そこで本校では、本年度から「学びの愉しさを追求する」を主題として取り上げ、確かな学力を育成するために必要な「学びの愉しさ」とは何かについて改めて研究してまいりたいと考えております。本年度はその第1年次として、「学びの開拓」に焦点化し、学びの愉しさの本質および学びの愉しさの成立要素を明らかにすることを目指します。研究大会当日は、本校の教育実践や研究成果の一端をご覧頂き、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げます。
 本年度の研究大会は、諸般の事情により、11月27日(土)の1日開催となりました。しかし、京都大学大学院教授の田中耕治先生をお招きし、「学びの世界を拓く-学力と評価の新しい考え方-」と題する全体講演をいただき、密度・濃度の高い研究大を目指しております。
 公務ご多用の折とは存じますが,多数の方々にご参会いただきますようご案内申し上げます。
 
広島大学附属中・高等学校長 前田 健一

1 期 日  2010年11月27日(土) 9:30~17:00
2 主 題  「学びの愉しさを追求する-学びの開拓-」
3 内 容
教科部会(公開授業・研究発表等)
全体講演「学びの世界を拓く-学力と評価の新しい考え方-」
      講師 田中 耕治 教授
(京都大学大学院教育学研究科)
                        
<問い合わせ先>
〒734-0005 広島市南区翠一丁目1-1 
                                       広島大学附属中・高等学校
http://www.hiroshima-u.ac.jp/fsc/index.html
研究部 TEL 082-251-9867 FAX 082-251-0208
E-mail   conf@fuhs.hiroshima-u.ac.jp
事務室 
TEL 082-251-0192 FAX 082-252-0725







 

※裏面教科紹介>> PDFファイルへ

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                                                  ※教科紹介のページへ
  
(1)11月15日(月)までに本会に申し込んで下さい。参加申込書に必要事項を記入し、
   郵送・FAX、またはe-mailに必要事項を記載してお送り下さい。

        郵  送:〒734-0005 広島市南区翠一丁目1番1号
                       広島大学附属中・高等学校中等教育研究会 宛
        FAX:082-251-0208
        E-mail:
conf-fuhs@ml.hiroshima-u.ac.jp
       ※ 申し込みの際にご提供いただきました個人情報は、本校研究大会の運営目的以外では使用いたしません。

(2)当日参加も受け付けますが、資料等が不足することもありますので、なるべく期日までに
   お申し込み下さい。
 

  

  資料代を含めて、お一人2,000円です。当日、受付にて納入して下さい。
ただし、学生(大学生及び大学院生)については、500円です。

11月27日(土)【教科部会・全体講演】

9:00

9:30~10:20

 

10:35~11:25

 

11:40~12:30

 

13:30~15:00

 

15:30~17:00

受付


1限目

 



2限目

 


3限目



4限目

 


全体講演

 


                     

   1952年滋賀県生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科博士後期課程修了。
現在、京都大学大学院教育学研究科教育方法学講座教授。 
 教育方法学の立場から「学力と評価の問題」を探究している。とりわけ、「教育評価」に注目するのは、「教え」と「学び」の接点に働く「羅針盤」であり、「教育的認識論」を深化させる方法論であると考えるからである。
 主な著書としては、編著『教育評価の未来を拓く』(ミネルヴァ書房2003)、単著『学力と評価の""を読み解く』(日本標準、2004)、共著『新しい時代の教育課程』(有斐閣、2005)、編著『時代を拓いた教師たち』(日本標準、2005)、単著『教育評価』(岩波書店、2008)などがある。
 
     

 第
2次世界大戦後の教育課程改革を眺望した時、現在はおよそ四半世紀ぶりに訪れた大きな改革の時代と考えてよいだろう。それは、およそ10年前から開始された学力低下問題を起点として、このたびはPISA調査の影響もあって、グローバル化した世界の中で、「社会的な自立をめざして、文化を読み解き、再構成する能力」を内実とする「リテラシーとしての学力」の形成が焦眉の課題として意識されるようになったからである。
 この「リテラシーとしての学力」は、およそ次の三つの相をもって構成されている。まずは学力の基本性にあたる「『本』を読むこと」、次に学力の発展性にあたる「『本』で世界を読むこと」、そして学力の総合性にあたる「自分の『本』を創ること」である。この場合の「本」とは、広く「文化」それ自体を示すものとして象徴的に使用している。
 今回の教育課程改革では、このように学力の新しいあり方を提示するとともに、その学力をいかに評価するのかについても、積極的な展望が語られようとしている。それというのも、たとえ新しい学力のあり方が示されても、それを評価する方法が旧態依然であっては、結局のところ旧来の「受験学力」という枠組みを破ることが出来ないからである。その新しい評価のあり方は、「質」と「参加」を保証する立場であり、「ポートフォリオ評価」や「パフォーマンス評価」はそれを代表する評価方法である。
 講演では、学力と評価の新しい動向を提示するとともに、そのことが高校教育のあり方、高校生の学びのあり方にどのような変換をもたらすのかについて考えてみたい。 
 
 
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