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「生物圏科学にチャレンジしましょう」 大学院生物圏科学研究科長 |
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膨張する人口と人間の活動が地球環境への負荷を増大させており、今世紀半ばまでに食料、エネルギー、環境の3つの大きな課題を解決しなければ、人類を含む多くの生物の存在自体が危ぶまれています。生物圏科学研究科では、持続的な食料生産と環境保全を理念として、生命現象の科学的な解明に基づく生物機能の強化と生物生産の増大および人間活動と自然環境を調和させるための教育研究を進めています。
生物圏科学の学問体系は、生命科学を基礎として、環境科学や地域学、経済、国際協力などの学際的、総合的な領域を含んでいます。したがって、その内容は時代と社会の要請に応じて変化し、極めて実践的、応用的性格を持っています。このことは、ホームページに掲載されている各教員の研究紹介をご覧になればお分かりいただけると思います。 さて、生物圏科学研究科の教育組織の特徴は、専任教員組織が広島大学の生物生産学部と総合科学部の教員から構成されており、酒類総合研究所や農業・食品産業技術総合研究機構(近畿中国四国農業研究センター、水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所)、海洋研究開発機構などの学外の独立行政法人研究機関と連携している点にあります。これらの機関と連携した教育研究を通して、実践力や応用力を磨くことができます。 研究科には、広島大学からの進学者だけでなく、他大学や留学生、社会人などさまざまな経歴を有する大学院生が在籍しています。多様な大学院生への教育効果を高めるために、通常の前後期2セメスター制の下での2単位の授業科目に代えて、半セメスター1単位の授業科目を倍増しました。また、先端的、実践的な実験実習や演習科目、他の研究科との共同セミナーも設けています。さらに、国際的な素養を涵養するために、外国人教員による英語での専門基礎教育や論文添削、外国語e-learning、国際学会派遣に対する支援など、さまざまな支援活動を強化しています。 カリキュラムを整備したことで、自分の経歴や興味、将来の希望に応じた授業科目を受講できるようになり、専門細分化した分野だけでなく、より幅広い総合的な知識や考え方を身につける機会が得られます。専門的な知識・技能を修得して自らの専門性を深化させることも大切ですが、同時に総合的な視野と応用展開能力が社会から求められています。 学問は山登に似ています。好きだから苦労しても登り、頂きに達した時喜びや感動は本人しか実感できません。いろいろな登山路がありますが、私たち生物圏科学研究科には、経験豊かな教員ガイドがたくさんいます。共にチャレンジしましょう。 |

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