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平成27年度メディカルエルゴノミティシャン育成研修<基礎コース>

広島県は古くから自動車産業が盛んで、地場企業の多くが高度なものづくり技術を有しています。その一方で、近年自動車に対する人々の価値観が大きく様変わりし、安全性はもちろんのこと、高い快適性をもつ自動車や個々人の感性にマッチした自動車が求められるようになりました。すなわち、開発者がこれまで以上に「人間」を理解し、それをものづくりに反映させる必要があります。

本研修では、人間工学・感性工学と医学を融合させた人間医工学の知識を有し、だれでも安全かつ快適に自由に移動できる次世代の自動車の創出に資する自動車関連部品・部材の開発、さらには医療機器、福祉機器等の開発にかかわることができ、地域企業のリーダー的存在となる人材を養成します。

今年度の本研修<基礎コース>では、人体情報学習講座、人間工学講座、感性工学講座、人間工学・感性工学応用講座、特別講座においてものづくりの研究開発に活かせる知識修得を目指し、さらにひろしま医工連携・先進医療イノベーション拠点に配備されている機器を使用し、脳波、脳血流の計測実習を通して生体情報計測に基づいた製品開発アプローチの考え方を教授します。

 

平成27年度開催要領
研修期間

平成27年4月17日~平成27年9月中旬(週1回または2回、1回あたり3時間程度予定)

研修会場

広島大学 霞キャンパス 広仁会館ほか(広島市南区霞1-2-3)
(研修内容ごとに同キャンパス内で会場が異なります。教室の場所などの詳細は別途受講者にご案内します。)

交通アクセス(別ウインドウで開きます)

 

受講対象者

医工連携事業の自動車分野研究プロジェクトに参加している自動車関連企業/団体等を中心としたものづくり関連の研究開発に従事する若手技術者で、受講に熱意がある方を優先して受講者の選考を行います。

定員

全講座受講者は5名程度 (原則1社1名)、また、他に講座単位毎の部分受講も可能とします。

受講料

無料(ただし、参考書籍購入などで若干の自己負担をお願いする可能性があります。)

研修の注意事項
  • 講義日が変更になる場合があります。変更がある場合は別途お知らせします。
  • 講義される会場での受講を原則としますが、やむを得ず出席が困難な場合は、講義ビデオを貸し出しレポートの提出を求めます。

 

お申込
お申込方法

受講申込書に必要事項をご記入の上、nohrie■hiroshima-u.ac.jp(担当:難波、■は@に換えてください)まで電子メールにてお申込みください。

なお、申込多数の場合は募集の早期終了・受講者選考を行うことがあります。ご了承ください。

お申込期限

平成27年4月3日(金)(お申込み受付を終了しました。)

 

研修内容
人体情報学習講座 [講義]

脳の構造・働き・活動や、視覚、聴覚、触覚の感覚器の構造や機能に関する生理学的基礎を理解します。

  1. 脳科学について
  2. 視覚、聴覚、触覚などについて
人間工学講座 [講義]

人間工学は、人間と機器(道具、仕事も含む)の関係を安全で効率的な構成にすることを主たる目的としている学問です。人にダメージを与えないようにすることに主眼が置かれている人間工学の歴史や主たる学問分野の関わりなどについても熟知し、生体システムの概要などについても、講義で理解します。
人間工学分野で活躍している広島県内各大学の先生を講師として招きます。

  1. 人間工学の概要
  2. 生体システム(中枢神経系、運動系、エネルギー代謝システム)
  3. 人間工学の手法(生理的機能/心理的機能の測定と評価など)
  4. 人間と環境・労働、ヒューマンエラーと安全、メンタル・ストレス、職業病など
感性工学講座 [講義・一部演習]

快適なマン・マシン・システムが構築され運用されるようになると、人間は情緒的な満足を求めるようになります。情緒的な満足を満たす製品の開発には、製品が人間に対して与えるイメージを分析し、製品設計に生かすことが必要です。感性工学講座では、製品設計に感性的概念を取り入れ、機能的でかつ人間の感性に訴えかける製品の開発手法について学習します。同時に、グループワーク課題を行い、発表していただきます。
感性工学分野で活躍している広島県内大学の先生を講師として招きます。

  1. 感性工学の基礎
  2. 感性工学の事例
  3. 演習(グループワークとプレゼンテーション)
人間工学・感性工学応用講座 [講義]

人間工学・感性工学の考え方を応用した自動車開発や医療・福祉機器などの開発に数多く携わった先生に、開発の経緯や苦労話を講義していただきます。

  1. 福祉工学概論および医療・福祉機器、事務機器などの開発事例
  2. 医療・福祉機器などの開発事例
  3. その他企業での応用事例
医工連携研究設備を用いた実習

ひろしま医工連携・先進医療イノベーション拠点に配備されている設備を見学し、さらに脳波や脳血流の計測装置を用いた計測・解析の実習を、情報医工学分野で活躍中の講師を広島県内大学の先生を講師として招き実施します。

  1. 脳電位計測
  2. 脳波(EEG)の計測
  3. 聴覚誘導電位(AEP)の計測
  4. 事象関連電位(ERP)の計測
  5. NIRS脳計測装置を用いた脳活動計測
特別講座 [講義]

自動車関連の最新情報などの講演会を専門の講師を招き、開催予定です。(検討中)

※ 一般公開講演会として実施する予定です。

 

修了証の授与

講座に80%以上の出席でその講義のレポート/アンケートを全て提出した方には、産学官の長が承認した修了証を授与します。

 

事務局・お問い合わせ先

広島大学 産学・地域連携センター 医工連携拠点推進部門
担当:難波 徳郎
E-mail:nohrie■hiroshima-u.ac.jp(■は@に換えてください)

〒734-8551 広島市南区霞1-2-3 広島大学霞キャンパス内
ひろしま医工連携・先進医療イノベーション拠点
TEL&FAX:082-257-1626
(できるだけ電子メールでご連絡いただければ幸いです)