国際的な人材を養成するために、ほぼすべての講義・演習が英語で開講されており、英語だけでも学位が取得できる教育課程を編成しています。修了後は英語で論文・レポートを執筆するだけではなく、英語でコミュニケーション・議論する能力を身につけることができます。
開発途上国の開発課題に学際的なアプローチで貢献できる人材養成のために、経済開発、国際関係、文化動態分野に係る科目に加えて、工学、生物学、平和学、地域研究、アジア文化に関する科目を設置しており、文理融合型の教育・研究体制を整備しています。修了後は、1つの学問領域にとらわれない、柔軟かつグローバルな視点で問題に取り組む能力を身につけることができます。
学位取得年限を短縮し、本研究科が成績優秀と認めた学生については、博士課程前期(修士課程)には1年以上、博士後期課程には2年以上在学すれば足りるものとします。
学位取得を目指す概ね60才以上の方を対象に「フェニックス特別選抜」での募集を行っています。
本研究科には将来国際協力の現場での実践活動に貢献できる専門家、研究者などの人材を育成するための、実践教育を重視した以下の教育特別プログラムを提供しています。
地球規模の課題である低炭素社会の実現を事例として、複眼的、国際的視野で国や地域が直面する課題を見いだし、戦略的解決策を設計する環境リーダーの持続的育成拠点の形成を目指しています。
留学生支援の拡充、国際環境教育プログラム・修了生継続教育プログラムを設置し、産官学連携による環境分野での先進的共同研究を実践、開発途上国のみならず地球規模の環境問題解決のための実践的な知の体系の創造と国際協力の最前線への還元を行います。
本拠点は、地球温暖化問題に焦点を当て、低炭素社会を実現するために必要となる、脱温暖化社会システム設計、エネルギー高度利用、環境影響評価、政策立案・制度設計、環境教育の5つの視点から、日本および開発途上国の双方で環境リーダーを育成することを目指します。現在までに修了生は、研究機関・企業・援助機関等で活躍しています。
詳細はこちらをご覧ください。
http://hicec.hiroshima-u.ac.jp/
国際協力機構(JICA)との連携の下実施中の本プログラムは、アフリカ中南部のザンビアの学校で、青年海外協力隊(JOCV)教師隊員として教壇に立ちながら、同時に大学院生として研究活動も行う、実践と研究の融合を図った本邦初の試みとして2002年に開始しました。国際教育協力の第一線で活躍することのできる人材育成を目的とし、これまでに修了生を国際協力専門家、学校教員、研究機関、民間企業等、さまざまな機関に輩出してきています。本プログラムでは、IDEC入学後半年~1年程度、大学院での授業を通し、国際教育協力の理論を学びます。その後、JOCV教師隊員としてザンビアに赴任し、2年間実践・研究活動を実施します。帰国後は半年~1年で活動成果を修士論文としてまとめます。2002年のプログラム開始以来これまでに13人が修了し、現在7名がザンビアで活動中です。
詳細はこちらをご覧ください。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/
国際協力研究科を中心として広島大学では、平成19年度に大学院教育改革支援プログラムの採択を受け、「グローバルインターンシップ推進拠点の形成 (通称、G.ecboプログラム)」を推進しています。具体的には、(1)大学院生を国外の大学・機関に派遣する海外インターンシップ、(2)留学生を日 本国内の企業・機関に派遣する国内インターンシップ、(3)開発途上国の留学生を別の開発途上国に派遣する第三国インターンシップ、(4)博士課程の学生 を修士の時に経験した現場に戻す遡上インターンシップを実施しています。
更にインターンシップの経験に実効性が伴うよう、企画された事前・事後のトレーニングを含めた実践教育プログラムを提供しています。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.hiroshima-u.ac.jp/gecbo/
本プログラムは国際舞台で活躍できる優秀な人材の育成を目指し、平成20年度(2008年度)から、学部3年生を対象に開始しました。国際協力に関する講義科目で学んだ開発途上国の実情に関して、実際に現地に赴き、体験することを通して、国際協力について理解を図ることを目指しています。
2008年~2009年では、フィリピン、インドネシアへの現地研修を実施し、計23名が参加しました。フィリピンでは、マニラの教育関係機関での生徒や教員との交流を通じてフィリピンの教育事情について理解を深めました。また、マニラ貧困地区を訪問し、国際協力に関する知見を得ました。インドネシアの研修では、インドネシアからの分離独立紛争と展開していたアチェ特別自治州を訪問しました。アチェ紛争と津波の被害者となった子どもたちが通うイスラム寄宿学校を訪問し、同校の小学校から高校までの生徒たちと平和学習を行いました。
本実習・現地研究の目的は、日本およびアジアに展開する広義の文化について、異文化理解、食料・貧困・資源利用問題、地域社会・生活文化などについて、事例研究をふまえながら調査技術や方法を実習し、現地の調査研究を実施しています。