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刑事政策ゼミ紹介(2008)
教員から  楽しい刑事法

 刑事法ゼミでは、刑事施設における被収容者の処遇や、少年法をめぐる諸問題、さらには、裁判員制度についてなど、刑事法全般にわたる様々な問題を取り扱っています。
 「今何が問題か」という現在の課題を読み解くためには、現行法の正しい理解が欠かせません。刑法、刑事訴訟法、少年法はもとより、刑事施設被収容者処遇法、更生保護法、犯罪被害者等基本法など、多くの法律の勉強が必要ですし、法律学だけでなく、犯罪学に関する基本的知識も大切です。ゼミでは、教室だけの勉強にとらわれず、刑事施設、少年院、児童自立支援施設、更生保護施設などの見学を通じて、皮膚感覚を重視した学習を心がけています。また、2007年からは、愛媛大学や松山大学など、他大学の刑事法ゼミとの交流会を行い、少年法や交通犯罪といった共通テーマについて様々な角度から掘り下げた討論を行っています。(吉中信人)

吉中ゼミ
学生から

 金曜日の5コマ目、1週間の講義の締めくくりとして吉中ゼミは開講されます。
刑事訴訟法ときくと堅いイメージを持たれるかもしれませんが、そんなことはありません。私自身驚いたことなのですが、吉中ゼミはとてもアットホームな雰囲気ですすめられていくので構えることなく自由に議論に参加することができます。ゼミのすすめ方としては、毎週ひとりが報告者となり、自分の興味関心に沿ったテーマをもとにレジュメを作成し、皆の前で報告します。そしてそのテーマについて皆で議論するというものです。最近話題となった取調べの可視化の必要性や、被害者支援の現状について、また、刑務所の過剰収容問題など、わたしたちに身近な事柄を扱うので時間を忘れて議論をしているなんてこともよくあります。
 吉中ゼミの特徴のひとつにメンバーの多様性があります。教授と学部生という枠に縛られることなくほぼ毎回ゲストとして院生の先輩方などが参加するので報告に鋭いツッコミが入ることもあっていい刺激を受けています。
 夏季休暇には、県外の大学との交流会や、県内外の刑務所などへの施設見学が企画されています。1週間の講義の疲れを吹き飛ばしてくれる、そんな吉中ゼミはイチオシです。(濱野克光)