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民事訴訟法ゼミ紹介(2009)
教員から
 

 

 民事訴訟法は、民事裁判の手続に関するルールを定める法律です。「正しい」裁判と言えるためには、判決の結論が法(実体法)に適っているだけでは足りず、そこへ至るまでの手続が公正(fair)なものであることが必要です。しかし、誰もが納得する公正な手続を見出すことは容易ではありません。なぜなら、民事裁判に持ち込まれる紛争にはそれぞれに固有の事情があって完全に同一の紛争は存在しませんし、さらにそこでは、原告の立場、被告の立場、それ以外の利害関係人の立場、訴訟代理人(弁護士)の立場、裁判所の立場、潜在的な制度利用者(国民一般)の立場などがあり、これらの利害は時に厳しく対立するからです。
 ゼミでは、判例やテキストを素材に、上記のような各立場によって見解が分かれるような問題を取り上げ、全員で議論をしています。ゼミ生同士の議論の中から、多様なものの見方を身に着け、また、自分なりの民事訴訟手続のあるべき姿を見つけ出すことを期待しています。(園田賢治)
 

  

  

学生から
 

 

 私たちのゼミでは園田先生のご指導のもと、民事訴訟法について学んでいます。毎回のゼミでは先生の設定された判例に対し、司会者1名、報告者2名という形で発表が進められます。各判例において見解の分かれている点や、問題となっている点を取り上げ、自分の考えを自由に発言して討論を展開しています。討論を進めていく上で疑問が生じたり、進行が滞ったりした場合には、先生が的確な解説や指摘をして下さいます。民事訴訟法の授業は3年生から始まるので最初はなかなか分からない点もありますが、授業の進行に従い徐々に理解力も増してくると思います。
 ゼミの雰囲気はとても和やかで、ゼミ生同士の仲も良く、ゼミ以外でも飲み会やゼミ旅行、野球観戦やボーリングなど、とても楽しく活動しています。先生もお若いのでゼミ生に混じっていても全く違和感がありません!
 また、今年度は九州大学との合同ゼミ合宿が山口県で行われ、九大の学生と熱い討論を繰り広げました。その後の懇親会や山口観光を通して、九大の学生とも仲良くなることができたと思います。こんな楽しいゼミで一緒に民事訴訟法を学んでみませんか?(川東寛史・左から3人目)