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国際政治経済学ゼミ紹介(2009)
教員から
 

 古来より、国と国との関係の中心にあったのは、軍事・安全保障の問題でした。しかし、近年は、経済問題の重要性も増してきています。ヒト、モノ、カネ、情報など、国境を越えて飛び交っていますし、その動向によって、個人も企業も多大な影響を受けます。ですから、国家は、こうした流れを制限あるいは促進しようとしますし、その是非について、外国の政府・企業・個人ばかりでなく、国内でも政治的な対立が生じることが多々あります。このゼミの目的は、そのような経済問題の政治的な側面に着目し、「国際政治経済学」の基礎的な理論と、経済問題の政治面の現実について、理解を深めることです。そしてその過程で、読解、調査、分析、発表などの能力を養います。
 前期には主に、国家間の経済関係、経済の相互依存とグローバリゼーション、国内政治と国際関係との繋がり、国家間交渉の仕組み、GATT・WTOとFTA、といった事柄についての文献を読んで議論します。後期には、各自興味のあるテーマを決めて、調査・研究を進めていきます。意欲ある学生の参加を期待しています。(鈴木 一敏)