アセアン経済共同体の先を見据えたGMS戦略

広島大学マネジメント研究センター学術提携校
タイ国チュラーロンコーン大学サシン経営大学院日本センター
研究会のご案内

 

日時  2013年11月15日(金) 16時から18時

場所  広島大学東千田キャンパス 東千田校舎(A棟)共用講義室1

参加費  無料

講演者  藤岡 資正 氏

【プロフィール】
オックスフォード大学サイード経営大学大学院博士課程修了(経営学博士)を経て、サシン経営大学院に着任。現在はケロッグ経営大学院などで客員研究員などを兼任。日系企業のコンサルティングアドバイザーおよび日タイ連携JICAプロジェクトの統括責任者なども多数務める。現在は、サシン経営大学院エグゼクティブダイレクター、同校MBA専攻長、サシン日本センター所長。

 

【報告テーマ】  「アセアン経済共同体の先を見据えたGMS戦略」

【報告概要】
日本企業のアセアン展開が加速している。アセアンはもはや低コスト生産の拠点ではなく、市場として注目を集めている。なかでもGMS(Greater Mekong Sub-region)は、インドと中国の巨大市場に挟まれた有望市場である。本報告では、GMS市場の重要性、地域戦略の捉え方(タイプラスワン)、日系企業の役割、そして現在、日本政府がタイ政府と推進する「お互いプロジェクト」の可能性について、国際経営の視点から理解を深めていく。

 

【今回の報告に関連した近著紹介】

  • 藤岡資正・田口博之・松島大輔(2013a)「中小企業のASEAN進出」
    『企業診断』11月号、第60巻第11号、同友館(近刊)
  • 藤岡資正・田口博之・松島大輔(2013b)「日タイ「お互い」プロジェクトから始まる産業クラスター連携」
    『企業診断』10月号、第60巻第10号、同友館
  • 藤岡資正・田口博之・松島大輔(2013c)「国境開発‐中小企業にとっての魅力と課題」
    『企業診断』9月号、第60巻第9号、同友館
  • Takamasa Fujioka et al.(2013)"Study on the Business Alliance Model between Thailand and Japan,” JICA Project Final Report, pp.1-266.
お問い合わせ先

広島大学大学院マネジメント研究センター(担当:沖)
E-mail:ao5684@hiroshima-u.ac.jp  ☎082-542-6980[10:15~17:15(火~土曜)]


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