大学院社会科学研究科 マネジメント専攻 > OB・OGからのメッセージ


OB・OGからのメッセージ
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社会人と学生のための大学院

大学教員 岡部勝成

    2008年3月博士課程後期修了、博士(マネジメント)、星野ゼミ
 


    自分探しの3年間が、人生を変える。
 
 平成17年4月に広島大学大学院へ入学し、福岡県より通学時間片道約3時間の道のりを新幹線など4つの交通機関を乗り継いだ3年間は、走馬灯のように月日が過ぎ去っていきました。
 修士の延長線上で考えていた私に最初の試練がきたのは、学会という今までに縁もゆかりもない世界でした。しかし右も左も分からない私に自由、かつ暖かく見守って下さった星野先生はじめ副査の先生方の助言、さらには毎週行われたゼミの仲間の協力のお陰で何とか乗り越えることができたのではないかと感謝の念に耐えません。これにより3年という博士課程後期の正規の期間で無事修了することができたと思っております。
 マネジメント専攻は「理論と実践の融合」を掲げており、その教育スタイル(理念)は実務を行ううえにおいても大きな効果が結果として残せたと自負しております。また博士論文を完成させるプロセスや成し遂げた達成感は今までにないものとなっております。
 ここで学んだことを、今後のビジネスや人生に活かすべく邁進したいと考えております。
最後に、当事者意識の醸成や自分探しを自己責任において決断してみてはいかがでしょうか。きっと人生において何かが変わると思います。
 言い忘れましたが、私が広島風お好み焼きを「へら」のみで完食できるようになったのは広島が第二の故郷になった証しと言えるでしょう。

会社員 角田崇文

    2007年3月博士課程前期修了、阪口ゼミ
 


    「理論」「時間」「人財」が、一生の財産になる。

 私は、「転社すれど、転職はしない」をモットーに、多くの会社を渡り歩きましたが、25年間経理一筋の仕事をしてきました。ベンチャー企業の経理を担当したころから、急激に変化する時代に対応するには、学び直さないと企業も経理としての私も生き残れないと判断し、働きながら学べるマネジメント専攻で2年間学ぶことにしました。
 マネジメント専攻で得た財産は、「理論」「時間」「人財」でした。「理論」は、自分のこれまでの社会人として実践・経験してきた内容と、大学院で学んだ学術的な理論を基に、レポートや修士論文にまとめ、講義やゼミなど院生同士で議論しました。その為か会社の決算開示資料において定性的情報を書く機会が多くなりました。「時間」は、時間のない社会人として、働きながら多くのレポートや修士論文を書き上げたという実績から、新たな変化や課題が生じても、常に学ぶための時間を捻出できる自信を得たことです。「人財」は、マネジメント専攻を通じて知り合った先生方や学生です。会社のプロジェクトのスタッフや学習会の講師の依頼、情報交流など、私にとって貴重な人材ネットワークとなりました。
 マネジメント専攻は、皆様がこれまで社会人として経験されたことを、もう一度学び直し、整理し、レポートや論文を通じて再度、考察する場を提供してくれます。その結果得た、「理論」「時間」「人財」は、一生の財産となることでしょう。

国家公務員 小笠原規人

    2007年3月博士課程前期修了、星野ゼミ
 


    現実社会の問題事象に対峙する、思考アプローチを習得する。

 私は、現在、財務省の総合出先機関である中国財務局において、金融機関の検査・監督業務に従事しておりますが、マネジメント専攻では、「財務・会計プログラム」を専攻し、金融機関の会計政策等を中心に深く研究を行なわれている星野教授に指導をいただきました。星野教授は、特に財務会計に深い知見を有しておられ、私の修士論文を御指導いただく際には、金融機関の会計政策等から浮き彫りになる問題点を単なる技術的な問題点として認識し論ずるのではなく、その問題点が発生するに至った背景・原因を多角的、かつ緻密に分析し、一定の仮定を設けたうえで論点を整理していくよう助言をいただきました。こうして習得したスキルは、論文など学術的な文書の作成に効果があるだけではなく、現在、私が従事しております業務においても、確認された問題事象に対し、その発生原因を態勢面から分析し、これを改善させるために必要な対応策を整理するための思考的アプローチとして生かされています。
 このようにマメジメント専攻で学んだ知識やスキルは極めて有用なものであり、修了後の現在も、理論と実践を融合させるために日々ブラッシュアップに努めています。

呉大学社会情報学部健康福祉学科長・教授 畠山 京子

    2003年3月博士課程前期修了、戸田ゼミ
 


    マネジメント専攻の学びを礎に、健康・福祉教育の場へ踏み出す。

 30余年、広島市役所に勤務し、ほぼ一貫して福祉に携り、この間に被爆者の生活史調査、更に生活保護、高齢者等の領域でと個人及び広島市の行政全般に多大な影響を及ぼし、広島のソーシャルワーカーの責務として論文にまとめをしたいと55歳で2期生として入学し、「被爆者援護の到達点と今後の課題」として、論文執筆を完成することができました。
 福祉という専門領域とは異なるIT、データー解析等の新たなスキル習得と法令遵守、組織管理等の最新の知の蓄積を得ることができ、これらは現在の大きな礎となり、更に、社会人大学院のため、多様な人々との出会い、交流も図ることができ、現在は、「マネジメント専攻同窓会」が発足して修了後においても種々の情報交換等のネットワークにより、新たな知見を得たり、研修会等の学びの機会も頂いています。
 大学教員への道について、福祉の重要性、やりがい等の経験を次代に伝えたい!とのおもいと院での学び、出会い等々が大きな礎となり、一歩踏み出すこととなりました。
 現在、福祉・健康をめざし輝く瞳で学ぶ学生の皆さんとの日々、教育の重要性をおもい、教育・研究にと過ごしています。皆々様が、一歩を踏み出すことが新たな人生の幕開けと
なられますことを祈念申しあげます。

会社員 福間みゆき

    2006年3月博士課程前期修了、原口ゼミ
 


    マネジメント専攻は多くの人々、様々な知識を結びつける。

 私は、2004年度に入学し、組織やヒトに関する諸理論を中心に知識を学び、指導を受けてきました。理論を学ぶことによって、身近に起きている現象を論理的に捉えることができ、入学前と修了後では驚くほどその捉え方が違っていると実感しています。
 この大学院は社会人を対象としているため、企業オーナーや管理職といった自分とは立場が全く異なる人や医療等の専門職が集う場となっています。そのため、講義やゼミでのディスカッションでは様々な考え方が飛び交い、これら以外の場での交流を通じても普段とは異なる刺激を受けることができました。
 私は、現在、企業の人事労務に関する相談を中心に、企業内の労働環境を整備していく仕事に従事しています。ただ単に組織内で起きている問題の対処だけでなく、元来起きている問題の原因や因果関係から現場を捉えなおしながら、企業担当者と人事施策を検討しています。これは、大学院で理論の枠組みを教わったからこそ、できていることだと思います。
 このほか、修了後も所属研究室との交流を続け、研究会等にも参加しています。このような場を通じて研究報告に触れることで新たな視点を学ぶことができ、また身近に起きている問題に対して改めて疑問をもつことの大切さを養うことにつながっています。今後も、このネットワークを生かしながら、大学院で得られた知識やスキルを磨き、実践に生かしていきたいと考えています。

(株)コマツ勤務 楊歓歓

    2007年3月博士課程前期修了、村松ゼミ
 


    経験豊富な社会人と机を並べ、議論する。

 私は2005年4月にマネジメント専攻に入学し、村松教授のもとで主に中国と日本の自動車流通に関する国際比較について2年間勉強しました。そして、2007年4月より、コマツに入社し、現在は国内工場の生産管理を担当しています。
 マネジメント専攻に在籍した2年間は、私の人生の転換点であったと考えています。なぜなら、経験豊富な社会人の方々と机を並べ、学術やビジネスに関して、疑問や意見を交換したことで、自分自身の知識が増えるだけでなく、自信を持って説明する力も身に付けることができたからです。実際、日本での就職活動の面接で、緊張せずに受け答えができましたのは、マネジメント専攻でこの力を培ったからと考えています。
 また、マネジメント専攻に在籍中、村松教授と中国現地の自動車流通を実際に調査することによって、文献での知識だけではなく、実際に現地に行って自分の目で確かめることの大事さを学ぶことができました。今の仕事は、パソコンで指示する業務がメインになりがちですが、実際に現場に行って、現物を自分の目で確かめることの重要さをマネジメント専攻で学ぶことができたからこそ、仕事の本質を理解し、こなすことができました。
 マネジメント専攻に在籍した2年間は、私の学生生活の中で最も充実した2年間です。豊富な知識を持つ教授陣、同級生がいて、物事の見方や考え方を広げることができました。とても感謝しています。