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第15回広島大学ホームカミングデー企画 法科大学院講演会を開催しました

2021年11月7日(日),第15回広島大学ホームカミングデー企画 法科大学院講演会を東千田キャンパス(広島市・中区)において開催しました。
本学の修了生である小久保孝雄氏をお招きし,「法曹に求められるもの-裁判官としての経験を踏まえて-」と題してご講演をいただきました。         
 小久保氏は、京都地方裁判所長、高松高等裁判所長官を歴任、定年退官後は本学大学院法務研究科顧問教授を経て、現在、京都大学大学院法学研究科教授を務めておられます。
 講演では,裁判官としての実体験を交えながら,法曹の職務遂行に必要な資質や判断者としての姿勢について話され,「裁判の独立を保障するため,裁判官は自分の判断については責任を問われないが,それゆえに志や廉潔さをもって自分を省みることが必要である」と熱く語られました。
 当日は,在学生,教職員はもとより,一般市民の皆様にご来場いただき,30名を超える参加者は熱心に聞き入っていました。参加者からは,「いろいろな経験談が伺えて興味深かった」「先生の話を聞ける大学生をうらやましいと思った」「まるで一つの『文学作品』を読んでいるように『人間』について考えさせられた」などのご意見・ご感想が寄せられました。
 今年度も,新型コロナウイルス感染症対策のため座席数を減らすなどして対面で開催いたしました。ご参加いただいた皆様には感染防止対策へのご協力に感謝申し上げます。

講演される小久保孝雄氏

問い合わせ先

広島大学東千田地区支援室
電話:082-542-7013
E-Mail:senda-bk-sien*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角の@に変換して@送信してください)


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