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お知らせ - 記事詳細

本学教員による広島夕学(せきがく)講座を開催しました

平成23年12月15日(木)、「いきものの暮らしと知恵-さかなが教えてくれること」と題して生物圏科学研究科 坂井陽一准教授による講演を開催しました。

最新のさかな研究を通して「ヒトとは何か」を考える内容で、生物の柔軟性を改めて感じることのできるお話しでした。

「さかな」にもかなりのレベルの思考力や記憶の持続力をもつものがいることや、意外に長寿な身近な魚、水流の方向と強さから餌の出現場所を予測し、広大なリーフを効率的に移動するプランクトン食魚の例、ベラ類による睡眠のための特殊なねぐら作り、ヒトにも負けない魚類の食べものの多様さ、特殊な餌を手に入れるために発達した特異的な襲撃法、といった魚の生き残り戦略に関わる事例を紹介されました。

また、魚の繁殖に関わる事例として、なわばりオスだけではないオスの繁殖方法や、的確なタイミングでの適切な性の発現を可能にする仕組みを備えた「性転換」等、さまざまな生き方が存在することを具体例とともに説明されました。

生物の中でも「文化」を持つことで特異な存在となっている人間だからこそ、坂井先生からの最後の言葉「何が生物として当然の事柄であり、何がヒトにあるべきことか」という問いについて考えることが大切なのだと気付きました。魚社会をみていたつもりが、私たち人間社会の本質をみていたような講演でした。

その後、県内企業にお勤めの方など約30名の受講者から多数の質問があり、「魚にはいじめられた記憶が残るのか」「多様な生き方は遺伝的に決まっているものなのか」「魚の成長は陸上動物とどう違うのか」「陸上生活をする魚の研究からどんなことがわかるのか」等々活発な議論が行われました。





坂井先生研究室HP
http://home.hiroshima-u.ac.jp/fshres/index.html


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広島夕学講座とは
広島大学と広島商工会議所の連携による社会人向け講座。
広島夕学講座は、慶應丸の内シティキャンパスが開催している「夕学五十講」の中からインターネット配信されるものを
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配信講座のほかに 広島大学の教員による講座も用意し、教養や知識、地域や社会の課題等について論を展開していきます。

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