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教育学部
幅広い教育分野を網羅しており、「教育実践者」と
「教育研究者」の双方を育成しています。

広大の教育学部ならではの特徴はなんですか?

 

 


 

 

Point.1 教育のあらゆる分野を網羅する全国屈指の学部
5つの類・15のコースに、初等教育、特別支援教育、中学校・高等学校の各教科、教育学、心理学まで。教育に関してこれだけの広い分野を網羅している学部は、他にはありません。
Point.2 幼児教育から生涯教育まで人の一生の教育をカバー
幼児教育、初等教育、中等教育、高等教育、生涯教育と、人の一生にかかわる教育をすべてカバー。これに対応して、幼稚園、小、中、高、短大・大学とあらゆる教育段階の教員を養成。
Point.3 大学院進学による高度な専門性の獲得が可能
全コースに大学院が設置され、学部を卒業後、さらに高度な専門性を獲得することができます。教育に関する研究者ならびに高度専門職業人の養成で、全国屈指の実績を誇ります。

 

理念

 科学技術の飛躍的進歩、高度情報化、生涯学習社会の進展、さらには急速に進行する国際化など、人間を取り巻く社会的環境の変化の中で多様化するさまざまな教育諸課題を理論と実践の統合化によって学術的・総合的に探究するとともに、「学習者」の視点に立つ新しい教育諸科学の教育・研究を行い、21世紀にふさわしい学校教育の創造や生涯学習社会の構築に貢献できる幅広い社会的視野と豊かな課題探究力を有する人材の育成をめざします。

アドミッション・ポリシー(求める学生像)

 教育学部では、21世紀にふさわしい学校教育の創造や生涯学習社会の構築に貢献できる人材の育成を目指しており、次のような学生を求めています。

  1. 高等学校での基礎的・基本的な学力を幅広くきちんと身につけ、自ら考え、学ぶ意欲を持つ人
  2. 広く人間の心や教育、または初等・中等教育における各教科に強い興味・関心・情熱を持つ人
  3. 自らの問題意識に基づいて、主体的に学習や研究を遂行し、物事に多面的、創造的にアプローチする人
  4. 子どもを愛し、将来、教員になることを希望する人、または大学院に進学し、研究者や専門家になることを希望する人

 

目的意識に沿った専門教育を受けられる豊富なカリキュラム

カリキュラム

■教育学部では、学生の多様なニーズに応え、卒業後の幅広い進路に対応するために、豊富な教育プログラムを提供しています。
■それぞれの教育プログラムでは、到達すべき目標や学習の成果を決め、それらに到達するように教育します。入学したコース以外の教育プログラムや他学部が提供する教育プログラムの授業も履修することができます。
■小学校、特別支援学校の教員を希望する学生については、専門的に養成します(第一類)。中学校、高等学校教員を希望する学生については、卒業要件単位内で希望する校種・教科の一種免許状が取得できます(第二類~第五類)。
■大学院に進学し、高度専門職業人や研究者をめざす道も開かれています。

 

教育諸科学の総合的・学際的な研究を推進

学部からの進学者(平成22年度):105人(学部学生の20%)
glocalな視点からの研究:localであると同時にglobal、つまりglocalな視点から教育を研究
「学び」の研究:「学び」という人間の本質的な営みを鍵概念として、生涯学習社会を導く教育諸科学の研究を推進
理論と実践の統合:理論的研究と実践的研究を統合することによって、21世紀を切り開く新たな教育諸科学の学問体系を構築
総合的・学際的な研究:教育や学習にかかわる諸課題を総合的・学際的に研究し、現代社会のニーズに対応

 

進路データ

 

主な就職先
  • 公立中学校・高等学校教員(東京都、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県、福岡県、長崎県、熊本県、鹿児島県、その他)
  • 公立小学校・特別支援教育学校教員(富山県、神奈川県、愛知県、京都府、兵庫県、広島県、山口県、鳥取県、島根県、愛媛県、福岡県、その他)
  • 国立・私立学校教員(広島大学附属福山中・高等学校、広島大学附属東雲中学校、中京女子大学 至学館高等学校、学校法人長崎日本大学学園長崎日本大学中学校長崎日本大学高等学校、近畿大学附属東広島高等学校・中学校、学校法人広陵学園 広陵高等学校、学校法人広島女学院 広島女学院中学校 広島女学院高等学校、学校法人海星学園 海星中学校 海星高等学校、学校法人六甲学院六甲中学校 六甲高等学校、その他)
  • 公立・私立幼稚園(東広島中央学園 西条幼稚園、広島市立川内幼稚園、福山市立あけぼの幼稚園、神戸市立魚崎幼稚園、広島市立船越南部保育園、三木市立三樹幼稚園、その他)
  • 国家公務員(厚生労働省、総務省、財務省、防衛省、国土交通省 航空保安大学校、国税庁、神戸税関、東京家庭裁判所、広島地方裁判所、その他)
  • 地方公務員(島根県、岡山県、広島県、熊本県、佐賀県、横浜市、大津市、広島市、岡山市、呉市、福山市、東広島市、福岡市、その他)
  • 法人等(独立行政法人 国際協力機構、福岡教育大学、神戸大学、広島大学、愛媛大学、財団法人 阪大微生物病研究会、島根大学、島根県立大学、独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構 障害者職業総合センター、独立行政法人 国立病院機構 本部 中国四国ブロック事務所、九州大学、その他)
日本政策金融公庫
商工組合中央金庫
株式会社 三井住友銀行
中国電力株式会社
広島ガス株式会社
株式会社 広島銀行
イオン株式会社

株式会社みずほ銀行
三井生命保険株式会社
株式会社カネボウ化粧品
三菱重工業株式会社
株式会社 ベネッセコーポレーション
三菱商事株式会社
富士通株式会社

トヨタ自動車株式会社

マツダ株式会社

株式会社 中国新聞社

日本放送協会

日本生命保険相互会社

株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ

株式会社 JTB中国四国

西日本旅客鉄道株式会社
東海旅客鉄道株式会社
株式会社 ゆうちょ銀行
株式会社 損害保険ジャパン
東京海上日動火災保険株式会社
出光興産 株式会社
野村證券 その他

※平成20〜22年度卒業生の就職先の抜粋

 


 

 教育学部には第一類から第五類までの5つの類があり、それぞれの類には2つから4つのコースがあります。各コースは、右の表に示す通りの主専攻プログラムを開設しています。教育学部では、コースを選択して入学するので、1年次から、入学したコースが開設した主専攻プログラムで学ぶことになります。教育学部のカリキュラムの図に示される通り、学年が進むにつれて、主専攻プログラムで学ぶ専門教育科目の比率は高まりますが、1年次に学ぶ専門教育科目もあります。

第一類(学校教育系)
初等教育教員養成コース 初等教育教員養成プログラム
特別支援教育教員養成コース 特別支援教育教員養成プログラム
第二類(科学文化教育系)
自然系コース 中等教育科学(理科)プログラム
数理系コース 中等教育科学(数学)プログラム
技術・情報系コース 中等教育科学(技術・情報)プログラム
社会系コース 中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム
第三類(言語文化教育系) 国語文化系コース 中等教育科学(国語)プログラム
英語文化系コース 中等教育科学(英語)プログラム
日本語教育系コース 日本語教育プログラム
第四類(生涯活動教育系)
健康スポーツ系コース 健康スポーツ教育プログラム
人間生活系コース 人間生活教育プログラム
音楽文化系コース 音楽文化教育プログラム
造形芸術系コース 造形芸術教育プログラム
第五類(人間形成基礎系)
教育学系コース 教育学プログラム
心理学系コース 心理学プログラム

 

プロジェクト

 教育学部で取り組んでいるプロジェクトに、「子どもの心と学び支援プログラムの展開」があります。学習相談や教育相談に学生も支援員として参加し、その実習を通して、心と学び支援の専門的実践力の育成を図っています。また、この成果を広く教員を志望する学生の授業全般にも活かす工夫をしています。

 

自分で考え、創造的に働く小学校教員を養成

 初等教育教員養成コースには、学習開発実践専修と初等カリキュラム専修の2つの専修があります。専修の所属は入学後に決定します。各専修に分かれるのは3年次からで、この時に卒業研究のゼミ分けも行われます。2専修とも小学校教諭一種免許状の取得を義務づけ、さらに中学校教諭の免許状取得を指導します。卒業後は、小学校教員をはじめ、中・高等学校教員、大学院進学、公務員など多方面に進路が開かれています。

■教科指導力の形成を図る「初等カリキュラム専修」
教科に関する質の高い理論的・実践的な教育及び研究を通して、小学校教員の基礎的な資質能力の育成を図ります。併せて、教科の教育にかかわる目標・内容・方法・評価などの探究、及び教科指導の専門的力量の形成をめざします。

■子どもの理解力の形成を図る「学習開発実践専修」
理論的・実践的な教育・研究を通して、生涯学習社会における小学校教員に求められる基礎的な資質能力の育成に加えて、特別活動や学級指導、生徒指導、道徳教育において指導的な役割が発揮できる専門的力量の形成をめざします。

フレンドシップの様子
フレンドシップの様子
取得可能免許・資格

小学校教諭一種免許状(卒業要件)
※以上の他に所要の単位を修得すれば、幼稚園教諭免許状及び他のコース(特別支援教育教員養成コースを除く)で取得できる教科の免許状も取得できます。その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

初等教育教員養成コース (平成23年度4年次生) 山下 瑞紀

 子どもとの関わり方や授業づくりについて、4年間で専門的に学んでいきます。また、実習など実際に子どもたちと関わっていく中で、教師としての力量を身につけることができます。同じ志をもった仲間と共に、人間としても先生としても大きく成長できる場所ですよ。

初等教育教員養成コース (平成21年度4年次生) 徳永 恵夢

 

障害のある子どもたちの明日を担う特別支援教育

 第一類(学校教育系)には、「特別支援教育教員養成コース」を設置しています。

【特別支援教育とは】障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するため、適切な指導及び必要な支援を行う教育のことです。この教育は、特別支援学校のほか、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍するすべての幼稚園・学校において実施されています。

【コースの特徴】視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱の5つの領域について学び、5領域すべての特別支援学校教諭免許状を取得することができる、全国でも数少ないコースです。学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等に関する授業科目もあり、障害にかかわる基礎的な事項、検査法、心理、指導法などの幅広い知識や技能を修得することができます。

【卒業後の進路】主として特別支援学校で、高度な専門性と教育実践力を有する教員として活濯しています。

点字の授業風景
点字の授業風景
取得可能免許・資格

視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱の5つの教育領域の特別支援学校教諭一種免許状、及び基礎資格としての小学校教諭一種免許状(いずれも卒業要件)
※以上の他に所要の単位を修得すれば、幼稚園教諭免許状等も取得できます。その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

特別支援教育教員養成コース 4年次生 桑原 竜太

 私たちは、特別支援教育についての基礎的な内容から専門的な内容まで、幅広い知識や技能の修得を目指して学んでいます。教育実習では、子どもと接することの楽しさと難しさを感じました。そして、子どもの成長を実感できる教師としての仕事の魅力を感じ、教師になりたいという気持ちが強まりました。

特別支援教育教員養成コース 4年次生 星 亜佐美

 

自然をまるごと学ぶ実践的な科学教育

 子どもたちに自然や科学に対する興味・関心をもたせ、現代社会の一員として必要な科学的知識や能力を身につけさせるために、時代に即した新しい科学教育はどうあるべきか――。

 自然系コースでは、このような科学教育の命題を常に念頭に置き、(1)科学教育の原理や方法に関する理論と(2)物理・化学・生物・地学の教材内容やその科学的背景について専門的に学習します。高等学校では履修しなかった理科の科目についても基礎から学習し、科学教育内容の全体像を科学教育の原理や方法と関連付けて理解します。講義や多くの実験・野外実習での科学教育についての学習を基礎として、教育実地研修や卒業研究に取り組み、科学教育の専門家としての教育実践力を身につけます。

 本コースの卒業生は、その多くが全国の中学校や高等学校で理科の教員として活躍しています。また、毎年卒業生の半数近くが大学院に進学し、学校や社会における科学教育の実践家や研究者としての道をめざしています。

化学実験風景
化学実験風景
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種免許状(理科)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

自然系コース (平成23年度4年次生) 小野 真理

 私は現在、物理教育に関する研究をしています。物理だけでなく、高校では学ぶ機会のなかった地学など他の科目も学ぶことができ、改めて自然現象の不思議さ、それを解明する面白さを感じました。そのような理科の魅力を伝えられる教師を目指しています。

自然系コース (平成22年度4年次生) 佐々木 純子

 

科学文化としての「数学」を身に付ける

 数学は、人間の知性が創り出したすばらしい文化で、論理的で有用な科学です。数理系コースでは、科学技術創造立国の基盤形成に貢献できる豊かな数学教育を創造するために、科学文化としての数学の教育目的、カリキュラム、理解のプロセス、教授・学習方法などの研究・教育、および代数学、幾何学、解析学、確率論・統計学などの数学内容の研究・教育を通して、数学教育学の専門的知識や理論の修得をめざします。

 それによって、児童期から成人までの数学文化の優れた学習指導実践能力や学習材開発能力を持つ、中・高等学校教員をはじめとした、幅広い教育関連分野において活躍できる人材の育成を行います。具体的には、高校まで学んできた数学を、教育の視点から根本的に見直すために、生成発展する理論体系としての数学を通して、数学的知識だけでなく、数学的思考も重要であるということを学びます。そして、数学を学習することの面白さや数学の人間形成に果たす役割など、数学教育の向上発展につながる内容を学びます。卒業後は、大学院進学の道も開かれています。

数学教育学ゼミ発表会
数学教育学ゼミ発表会
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(数学)、高等学校教諭一種免許状(数学)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

数理系コース (4年次生) 的場 大佑

 私が数学の先生になりたいと思ったのは中学3年生の時であり出身が広島ということもあって迷わず数理系コースを選びました。数学と数学教育学の専門的な知識に戸惑うこともありますが同じ夢を持つ仲間達と共に数学を学ぶ楽しみを感じています。

数理系コース (平成22年度4年次生) 西見 博樹

 

工夫・創造のものづくりとIT社会の人づくり

 技術立国と言われる我が国は、情報技術も含めた幅広い生産技術の礎をなす「工夫・創造のものづくり」とそのような技術的素養を備えた「IT社会の人づくり」によって支えられているといっても過言ではありません。

 技術・情報系コースでは、技術・情報に関する諸科学の内容を基盤として、技術・情報教育の目標・内容・方法等に関する専門的教育を行い、科学技術創造立国実現のための基盤形成に貢献できる情報社会に対応した技術的教養の形成を促します。

 授業科目は、学年進行を考慮して体系づけられ、技術分野(技術教育・木材加工・金属加工・機械・電気・栽培)と情報分野(情報教育・ハードウェア・ソフトウェア・情報通信ネットワーク・情報処理)から構成された複合的カリキュラムを提供しています。さらに、ものづくりと情報技術に関する知識を融合した実践的スキルも養います。

 卒業後の進路としては、中・高等学校教員をはじめ、民間企業における技術者、企業内教育専門家の他、大学院へ進学する人材など、幅広い養成を行います。

レスキューロボット製作を課題とした実習(発表・競技会)
レスキューロボット製作を課題とした実習(発表・競技会)
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(技術)、高等学校教諭一種免許状(情報、工業)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

技術情報系コース 4年次生 濱本 謙吾

 生活や産業で用いられる技術や情報に関する内容、子どもたちが技術や情報に関する素養を習得する方法について学習しています。授業では、材料加工によるものづくりやロボット製作、ネットワークの理解・管理、プログラミングなどを実践的に学ぶことができます。高校生の皆さん、このコースで情熱を持って技術科や工業科、情報科の教員を目指してみませんか。
 

技術情報系コース 4年次生 遠藤 寛喜

 

社会科教育学の本質に迫り、専門科目も幅広く、深く学ぶ

 社会系コースでは、高等学校の地理歴史科・公民科の教員、および中学校社会科の教員の養成を主な目的として、これら社会系科目の教育方法と専門科目の教育・研究を行っています。社会系科目の教員免許状取得のためには、「社会科とは何か」という教科の意義や「社会科をどう教えるのか」という教育方法の理論、および地理・歴史・公民などの内容に関する深い知識が必要です。本コースでは、社会科教育学と地理学・歴史学・倫理学・法学・経済学など教科専門科目の教員がそろっており、教科専門科目で卒業論文を作成することも可能です。社会科教育学と教科専門科目を幅広く深く学べる点が、社会系コースの大きな特徴です。これらの教育を通して、国際化・情報化・生涯学習に対応できる幅広い分野で活躍できる人材の育成をめざしています。本コースの学生の卒業後の進路(大学院修了後も含む)は、中学・高等学校教員や研究者(大学教員)、生涯学習など教育・研究分野のみならず、各種公務員や全国の民間企業まで、多岐にわたっています。 少人数制に基づき、プレゼンテーションと討論を重視した授業の1コマ
少人数制に基づき、プレゼンテーションと討論を重視した授業の1コマ
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(公民、地理歴史)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。なお、所定の授業科目を履修・修得すれば、(社)日本地理学会公認「GIS学術士」の申請資格が取得できます。

STUDENT’S VOICE

社会系コース 4年次生 平櫛 祐里江

 社会系コースでは、地理・歴史・公民の内容をより深く学ぶことはもちろん、それを教えることに変えていく方法も学びます。「社会科を学ぶ意義とは何か」といった疑問に取り組むこともあります。これらを通して社会科教員のプロになることをめざしています。

社会系コース 4年次生 森 玲薫

 

ことばを通して人とかかわり、人を育てる人材を育成

 人間の生活にとって欠かせない言葉と、その言葉による交流や文化について知ること、さらに、それをふまえて言葉の教育としての国語教育のありかたを追究すること─これが国語文化系コースの教育・研究目標です。

 この目標に合わせて、本コースには大きく次の二つの授業科目群があります。
●国語教育の目標、内容、学習・指導法、教材開発など、教科教育に関する科目群
●国語学、国文学、漢文学など、教科教育内容に関する科目群

 授業以外にも、学生が主催する研究会、中学・高校の先生方をお招きして行う懇話会・講演会など、自主的に参加できる勉強・研究の機会がたくさんあります。

 3年次の後期からは、志望する分野の教員の指導を受けて卒業論文の準備を始め、1年半をかけて論文を完成させます。

 卒業生は、中学・高校の教員のほか、公務員や企業など、国語文化にかかわるさまざまな現場で活躍しています。研究をさらに深めるために大学院に進学する人もいます。

卒業論文発表会
卒業論文発表会
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

国語文化系コース 4年次生 鈴榮 彩加

 国語教育だけでなく、国語の内容そのものについても深く学ぶことができるコースです。先生方の個性と熱意溢れる指導も魅力のひとつです。キャンプや遠足などの行事もたくさんあり、楽しい大学生活を送ることができますよ。みなさんも一緒に国語の教師を目指してみませんか?

国語文化系コース 4年次生 丸山 和也

 

「英語を学ぶ」そして「英語を教える」エキスパートに

 教育学部英語文化系コース(通称:教英)では、中学や高校の英語教師になるための基礎力・実践力を付けることができます。英語教育の専門の授業は大きく、“how to teach” にかかわるものと、“what to teach” にかかわるものとに分かれます。前者では英語の上手な教え方そのものを学び、後者では教えるべき内容を学びます。

 また、英語力も大きく向上します。TOEIC(990点満点)のスコアを例に挙げると、入学当初の学年平均500~600(英検では2級相当)が、卒業時までに800~900(英検では準1級~1級相当)になります(中には満点を取るツワモノも!)。

 イギリスを代表するウォリック大学(英国タイムズ社のランキングで全英6位)とエディンバラ大学(同ランキングで7位)への約半年間の私費留学制度も整っています。

 教英生の多くは、難しい教員採用試験に1回の受験のみで合格しています。中学や高校の英語の先生になりたい人、大学の研究者になりたい人、英語を使った職業に就きたい人を教英ではお待ちしています。

留学先のひとつエディンバラ大学IALS
留学先のひとつエディンバラ大学IALS
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(英語)、高等学校教諭一種免許状(英語)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

英語文化系コース 4年次生 坂井 峻也

 教英では、日本英語教育界を代表する先生方による授業に加え、半年間のイギリス留学や、学生が主催する英語合宿、“教育を考える合宿”といったような行事が様々にあります。この学科で共に、英語教師としての専門性を磨くのみならず、英語学習者としてのエキスパートを目指しましょう!
 

英語文化系コース 4年次生 西中村 貴幸

 

質の高い日本語教育者と国際社会で活躍する人材の育成

■日本語教育系コースとは 日本人にとっての英語のように、外国人に語学としての日本語を教えるのが日本語教師の仕事です。本コースは、日本語教師養成課程として最も長い伝統を誇るコースです。卒業生・大学院修了生は世界の各地で活躍しています。

■学べること さまざまなことを幅広く学びます。ユニークな授業も少なくありません。教員の専門領域は、日本語・日本語教授法だけでなく、日本文学・日本文化・異文化交流・言語一般・現代社会学・心理学など実に多様です。今まで当たり前に思っていたものごとのなかに「知らなかったこと」を発見する、新鮮な体験が待っています。

■国際色豊かな環境、海外での日本語教育実習 たくさんの教員を擁する本コースでは、きめ細かな指導を受けることができます。大学院には多数の留学生が在籍し、身近に国際交流体験を深める毎日です。在学中に留学する学生も多く、国内の日本語学校や海外の大学での日本語教育実習も実施されています。

■卒業後の進路 大学院進学、日本語教育機関、小中高等学校教員、民間企業、公務員。

詳細は、本コースのホームページで。

クラスメートの前で行う予備授業練習
クラスメートの前で行う予備授業練習
取得可能免許・資格

高等学校教諭一種免許状(国語)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます

STUDENT’S VOICE

日本語教育系コース (平成23年度4年次生) 陣内 満喜子

 日本語教育というのは、単に日本語を教えるだけでなくそれを通して色々な国の人とお互いをわかり合うことだと思います。皆さんも日本語の面白さ、人と触れ合うことの楽しさ、今まで知らなかった世界を知ることの楽しさを一緒に体験してみませんか?
 

日本語教育系コース (平成22年度4年次生) 渕内 麻里子

 

キラリと光る知性と実践力!体育教員としての力を磨く

 健康スポーツ系コースは、キラリと光る知性と実践力を備えた体育のエキスパート養成をめざしています。そのために、健康学、体育・スポーツ学、体育科教育学等の各専門分野においての科学的認識を深め、さらには各種スポーツ種目の実践を通して、理論に基づいた実践力と指導力を身につけます。年次が進めば、アクア実習、登山キャンプ実習、スキー実習などの野外実習も設定されています。

 それらの専門教育を通して、中学校・高等学校の保健体育の教員免許と、公認スポーツ指導者や健康運動実践指導者の受験資格も取得できます。いずれも高度に洗練された専門性を必要としている資格です。本コースの卒業生は、中学校・高等学校の保健体育教員をめざすほか、一般企業やスポーツ関連の組織・団体、公務員(警察官・消防士など)へと進んだり、海外青年協力隊員としてなど国際的に活躍している者もいます。また、大学院に進学して、より専門性を高める道も開かれています。

 より詳しい情報は、本コースのホームページにも掲載されていますのでご覧ください。

アクア実習の遠泳より
アクア実習の遠泳より
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(保健体育)、高等学校教諭一種免許状(保健体育)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。なお、所定の授業科目を履修・修得すれば、日 本体育協会公認「ジュニアスポーツ指導員」「スポーツプログラマー」、健康・体力づくり事業財団認定「健康運動実践指導者」の講習が免除され、資格認定試 験の受験資格が取得できます。また、日本体育協会公認コーチの共通科目の講習・試験が免除されます。

STUDENT’S VOICE

健康スポーツ系コース 4年次生 宮原 大輔

 本コースでは、健康、スポーツに関する様々な知識や技術を習得することがで きます。また、遠泳や登山などの野外実習では仲間との協調性を養い、感動を共有しました。先輩や後輩とのつながりが深いのも大きな特徴で、多くの人とかかわりながら充実した学生生活を送っています。
 

健康スポーツ系コース 4年次生 島添 未奈美

 

Quality of Lifeの向上をめざし、人間生活を探求する

 変化の激しい現代社会の中で、生涯発達の視点に立ち、生活と環境との相互作用のあり方を再考することが課題とされています。また、生活の質を向上させていくために、個人がどのように生きるべきかが問われています。このような課題を追求し、将来の社会を築く人間生活教育学の専門家を育てることをめざして、本コースでは多角的な視点から、幅広い教育を行っています。

 カリキュラムは、「人間生活教育領域」、「生活経営領域」、「人間発達科学領域」、「住生活領域」、「食生活領域」、「アパレル科学領域」の6科目群で構成され、これらの学習を通して、それぞれの専門性を深め、人間生活を積極的に探求できる場を提供します。
卒業後の活躍の場としては、中学校・高等学校の家庭科教員、公務員および人間生活・生涯教育関連の企業・団体などがあり、また、大学院に進学して研究者として活躍する場も開かれています。

 詳しい情報は、本コースのホームページに掲載されていますのでご覧ください。

アパレル設計学実習
アパレル設計学実習
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(家庭)、高等学校教諭一種免許状(家庭)、二級建築士受験資格(実務経験を要する)、フードスペシャリスト受験資格
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

人間生活系コース 3年次生 梅澤 美咲

 衣・食・住・消費・家族など、私たちの生活を取り巻く様々な分野の内容が学べます。講義に加え調理実習やアパレル実習などもあり、実生活に生かせる能力を身につけることができます。私は、全ての基礎となる私たちの生活について、あらゆる面から学べるところに魅力を感じています。将来は家庭科教員を目指しています。

人間生活系コース 4年次生 縄 愛

 

広がる音楽世界に対応する新しい音楽人に

 今日の音楽文化は、クラシック音楽、ポピュラー音楽、日本音楽、民族音楽などきわめて多様であり、私たちの社会にはさまざまな音楽があふれています。また、音楽の教育的分野も、学校教育や社会教育、生涯教育、療育、福祉など多方面へ広がりを見せています。

 本コースでは、学生個々人の目的にあった、さまざまな授業を開講しています。

 個人・グループレッスンによる専門の演奏実技(ピアノ、声楽、管弦打楽器、作曲、指揮法など)、多彩なアンサンブル実習(合唱、オペラ実習、吹奏楽、オーケストラなど)、音楽療法や情報教育も取り入れています。また、学校教育にとどまらず、生涯学習をも視野に入れた音楽教育学の講義・演習、西洋音楽から、日本音楽および民族音楽まで世界の音楽を扱う音楽学の講義・演習など、演奏家、教員、研究者養成に至るまでの幅広い需要に対応できる多彩なプログラムを実施しています。

 また、博士課程前期・後期への進学、大学教員、中学・高等学校教員、一般就職への道が開かれています。

第33回定期演奏会
第33回定期演奏会
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(音楽)、高等学校教諭一種免許状(音楽)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

音楽文化系コース 4年次生 畑山 洋平

 本コースでは、各種講義や実技演習により、音楽的能力を総合的に高めることができます。中でも、プロの指揮者による管弦楽の授業は、感性を磨く上で貴重な経験になります。また、コース一丸となって定期演奏会を行い、聴衆からの評価を受けて自分を磨きなおすことも醍醐味の一つです。何より、学年や専攻の垣根を越えてお互いに刺激しあう雰囲気が本コースの特徴です。

音楽文化系コース 4年次生 武久 加奈

 

生涯教育の視野に立ち造形芸術の専門家をはぐくむ

 絵画、彫刻、デザイン、工芸、造形芸術学、造形芸術教育学の諸領域で、生涯活動の視点から造形芸術の表現力・鑑賞力の形成、その意義や歴史・理論などを探求し、児童期から成人に至るまでの造形芸術教育の方法やカリキュラムなどに関する専門教育を行います。これらの学びを通して、造形芸術文化の向上を推進する教育を効果的に遂行できる人材を育成します。

 在学中、1年次から段階的に造形芸術の諸領域について学び、3年次で卒業研究のための専門領域を決定します。また各領域の講義・実技だけでなく、オムニバス形式の授業や学外での研修、また合宿など多彩なカリキュラム・行事が用意されています。卒業時には、卒業制作展や卒業論文発表会を行い、4年間の成果を社会に向けて発表します。

 卒業後は、教員、生涯学習センターや美術館などの各種文化施設における専門家、美術・工芸、デザイン、印刷、出版など、幅広い分野での活躍が期待されています。また、大学院への進学によって専門性をさらに深めることもできます。

学外研修
学外研修
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

造形芸術系コース 3年次生 高橋 菜津美

 私達は美術教育だけでなく、絵画や工芸といった様々な専門分野を学んでいます。自分の興味ある分野を学びながら見つけていけるのが本コースの特徴であり、私がここを選んだ理由の一つです。また、教育の視点から見た美術は非常に面白く色々な発見があります。
 

造形芸術系コース 3年次生 山本 祥子

 

生涯学習社会の「学び」と「支援」のあり方を探求

多様な視点から幅広く学ぶ 教育学系コースは、教育の理論や思想、教育の現象や制度・政策などに関する哲学的・歴史的・社会学的・国際比較的研究、生涯学習体系や社会教育、教育課程や教育方法・技術、教育行政・学校経営に関する理論的・実践的研究、国際教育協力・教育開発、高等教育、幼児教育などについて、教育諸科学の体系的知識を提供し、教育に関する高い識見と総合的な判断力をもつ専門的人材の育成をめざします。

■興味あるテーマについて深く考える 3年次になると、自分の興味あるテーマに関して、本や論文を講読し、発表する少人数の授業が始まります。それは、やがて4年次の卒業論文へと発展します。卒業後の進路は、大学院への進学、公務員や小中高校の教員、民間企業への就職など多様です。このほか、社会教育主事などの教育専門職、教育分野での国際的な開発協力実践家となる人もいます。なお、大学院に進学して大学教員や研究職に就く人の数は全国屈指の実績を誇っています。

3年次後期から行われる各研究室でのゼミの様子
3年次後期から行われる各研究室でのゼミの様子
取得可能免許・資格

中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(公民)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

教育学系コース 4年次生 前川  照

 教育に関する事象を様々な角度から学ぶことができ、幅広い知識と多様な視点を持つことで、現在の教育の在り方について深く研究できます。授業は講義の他にも、プレゼンテーション(発表)や討論形式の演習などがあり、双方向的な学習が行われています。

教育学系コース 4年次生 上野 陽平

 

人間の「こころ」を理解し、そのしくみを解明

■多様な心理学を学ぶ 人間の「こころ」を理解するために、認知心理学、学習心理学、社会心理学、教育心理学、発達心理学、臨床心理学など、心理学の主要な領域の講義科目を網羅しています。これらを通して、(1)人間の情報処理のメカニズム、(2)人間関係や社会の中で生きる人間、(3)学習や教育、心の成長のプロセス、(4)心の悩みや不適応への援助方法、(5)心と体の関係、(6)児童・生徒の心を理解し、指導や相談を行う方法について系統的に学ぶことができます。

■「こころ」のしくみを解明する方法を学ぶ 実験や調査、検査などの研究法に関する実践的な講義、英語文献の読解力をつける講読演習、実験や調査を実際に行いながら方法を学ぶ基礎実習や課題演習などの科目があります。これらの科目によって、(1)心の働きを測定するための方法、(2)測定データを分析する方法、(3)先行研究を調べ、研究を計画し遂行する力を身につけることができます。

■卒業後の進路 大学院への進学、公務員、家庭裁判所調査官、高等学校教員、一般企業など、広範囲にわたっています。

心理検査の実習風景
心理検査の実習風景
取得可能免許・資格

高等学校教諭一種免許状(公民)、認定心理士(日本心理学会認定資格)
※所要の単位を修得すれば、他のコース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。特別支援教育教員養成コースは除きます。他のコースも一定の制限がある場合があります。)で取得できる免許状を取得することができます。
その他、学校図書館司書教諭、社会教育主事、社会調査士となる資格及び学芸員となる資格などが取得できます。

STUDENT’S VOICE

心理学系コース (4年次生) 西谷 哲朗

 高校生の頃から、人に関わる仕事がしたいと思い本コースに入りました。「心理学とは何か」ということから始まり人間の様々な行動や心の動きを学ぶことができます。心理学は、実は日常の様々な所に使われていて、勉強をするとたくさんの発見があり面白いです。

心理学系コース (平成22年度4年次生) 宮木 景子


研究室訪問

「国や時代を超えた障害者教育と、障害児教育を探究」

教育学研究科 教授 落合 俊郎
専門研究分野:特別支援教育の理論、発達障害と重複障害児の教育

 特別支援教育の理論では、例えば、平安時代や江戸時代の障害者の様子を紹介したり、外国の障害児教育との比較を行います。ワークショップ方式の授業を行い、学生のプレゼンテーション能力、集団討論、話をまとめる能力を培い、教員採用試験に備える授業も行います。また学習障害や注意欠陥多動性障害の疑似体験を行い、彼らがなぜ授業に集中できなかったり、パニックになったり、立ち歩いたりするのかその理由を体験します。介護等体験実習を行う学生が中央図書館、教育学部棟や駐輪場で整理作業を行うときの指導を行っています。日曜日に発達障害のある子どもの教育相談を行っています。教育の多様化に対応できる弾力性があり、即戦力をもつ学生に育つことを期待しています。

教育学研究科 教授 落合 俊郎 専門研究分野:特別支援教育の理論、発達障害と重複障害児の教育

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「『先生の授業で物理が好きになりました』と言われる先生を目指して」」

教育学研究科 教授 前原 俊信
専門研究分野:物理学に関する教材開発研究・教科内容研究

 物理学では、力や電流、熱など、目に見えないものを扱います。本研究室では、小・中・高校生がそのような物理法則を学ぶときに理解しやすくするための新しい教材や教育方法を開発しています。特に最近は、見えないものを可視化することで概念の理解を促すことを狙っています。卒業研究では、各自が題材とする物理学の分野を決めて、背景となる専門的な知識を学ぶとともに、教育現場で必要となる教材とはどのようなものか考え、具体的なイメージを形成していきます。教材に関するアイデアを教員と検討しながら、モデルを作成したり、システムを構築したりして、活用しやすい教材の開発を行います。専門的な知識と実践的な力を身に付けた科学教育の専門家を目指して、一緒に研究していきましょう。

教育学研究科 教授 前原 俊信 専門研究分野:物理学に関する教材開発研究・教科内容研究

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「日本古典にかかわる国語文化の研究と、その中等教育への展開」

教育学研究科 教授 竹村 信治
専門研究分野:日本古典研究・古文教育教材研究

 本研究室のテーマは、文学とりわけ日本古典にかかわる国語文化の研究とその中等教育への展開です。指導の方針は、それぞれが抱いた疑問、興味、関心を出発点に、それがいかなる人文社会諸科学の研究課題に連なっているかを検討し、より広い視野から捉え返して研究に進化・深化させること。有名古典の作品論、物語論、日記論、和歌論などの表現論をはじめ、絵巻などを用いた縁起や異界の研究、近代の古典受容研究、また、「女の幸せ」をめぐる古典研究、流行歌歌詞、はてはジャズをめぐる言説研究と、テーマは多彩です。春と夏に大学院・学部合同のゼミ発表会を1日半かけて行います。2日目の午後から近隣県のログハウスに移動して懇親合宿、翌日は知られざる文学遺蹟探訪。見るところ、わがゼミ生は大人であると感じ、私が幸せにする前に私を幸せにしてくれます。知の渦に巻き込まれる快感・・・。

教育学研究科 教授 竹村 信治 専門研究分野:日本古典研究・古文教育教材研究

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「日本語教育の教授法・教材開発に役立つ『科学的根拠』を検証」

教育学研究科 准教授 酒井 弘
専門研究分野:言語認知神経科学

 教育は、人のこころやからだを守り育む仕事であるという点で、医療と似ています。治療法や薬剤の開発と同じように、教授法や教材の開発には、「科学的根拠」が欠かせません。脳のしくみやはたらきの研究には、教育現場における実践の基盤となるデータを提供することが期待されています。研究室では、外国語としての日本語教育、日本人のための外国語教育、言語発達の特別支援教育などに役立てるため、ことばとコミュニケーションの認知・発達・学習について、脳波計や視線計測装置などの機器を使用して実験を行っています。グローバル化が進む国際社会では、日本語教育に対する関心が世界的に高まっています。そのため、研究室メンバーの半数以上が外国人留学生で、インターナショナルな雰囲気があるのも特徴です。

教育学研究科 准教授 酒井 弘 専門研究分野:言語認知神経科学

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「運動にともなう生理指標を分析し、どう指導に活かすか研究」

教育学研究科 准教授 上田 毅
専門研究分野:スポーツ生理学、スポーツバイオメカニクス、バスケットボール

 スポーツでは、運動の強度を「きつい」とか「楽である」といった感覚で表現します。同じ運動を「楽しい」とか「つらい」とも評価します。これは、運動実施者だけでなく、指導者も感じたり、評価したりします。より効果的なスポーツ指導では、運動が目的に沿って実施されることが重要です。さらに、スポーツを教える者と教えられる者の両者の感覚が一致し、目的に沿って運動が調節されていることが課題となります。私の研究室では、運動にともなう生理指標、実際の動作および発揮される力を分析します。そのうえで、運動者実施者の知覚や、自らの身体がどのように動いているかについての動作認識との関係を調べます。さらに、指導者は、これら運動実施者の感覚や認識を、どう評価し指導にいかしているかを研究します。

教育学研究科 准教授 上田  毅 専門研究分野:スポーツ生理学、スポーツバイオメカニクス、バスケットボール

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「食生活と健康の関係について、食品・栄養成分の機能性から研究」

教育学研究科 准教授 松原 主典
専門研究分野:食品機能学・栄養学・食品科学(血管新生に関する機能性物質)

 人間生活の基盤の一つに食生活があります。適切な食生活は、人の成長発達・健康維持には欠かせません。しかし、近年、不適切な食習慣による健康問題が、成人ばかりでなく若年層でも指摘され、成長段階に応じた食生活に関する教育の重要性が増しています。
本研究室では、食品成分や栄養成分の健康機能について、物質・分子レベルから細胞・個体レベルの研究を展開しています。また、健康科学や疫学研究の視点も加えることにより、食と健康の問題について多面的に捉える能力の形成をめざしています。さらに、学内外の機関との共同研究も推進するなどして、高い専門性も身に付けることができます。このような環境下で、将来、食と健康に関する広い知識と深い理解を持って教育現場や民間企業などで活躍できる人材に成長していきます。

教育学研究科 准教授 松原 主典 専門研究分野:食品機能学・栄養学・食品科学(血管新生に関する機能性物質)

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「人々の暮らしを高め、生活をふくらます機能を持った『もの』づくり」

教育学研究科 准教授 井戸川 豊
専門研究分野:工芸(陶芸)

 美術は時代とともにその役割も様々に変化してきました。その中にあっても、歴史に裏付けられた技術や精神を持つ工芸は、常に身近にあり、文化を育み、人々の生活の中で輝きを放ってきました。

 私たちの研究室では、「もの」づくりにこだわります。そして、多様化する現代社会における価値観や技術を吸収しつつ、真に人々の暮らしを高め、生活をふくらます機能を持った「もの」をつくり出す人を育成します。工房制作を中心とした少人数制による個人指導によって、陶芸においては土をねり、ロクロを回し、そして窯焚きまで、つくる魅力を実感し、実技修練と創造性の開発を図ります。それと同時に、制作の中で得られた知見を深める研究を行います。「もの」づくりにこだわりたい人、待っています。

教育学研究科 准教授 井戸川  豊 専門研究分野:工芸(陶芸)

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「学びや発達のプロセスやメカニズムを解明し、教育へ生かす」

教育学研究科 教授 湯澤 正通
専門研究分野:教育心理学

 学校や生活の中での学びのプロセスを明らかにし、それらの知見を教育に生かしていくというのが、教育心理学です。英語の文法は良く理解できるのに、聞き取りに苦労したことはありませんか?それは、自分達が普段使っている日本語の影響があるからです。

 母語が第2言語学習へ影響するメカニズムを明らかにすることで、リスニング力もずいぶんと向上するかもしれません。この他に、数学や理科が苦手であるとか、やる気が起こらないなどの問題もあります。それらの問題の原因は何であり、克服するためにはどうしたらよいか。文献を丁寧に読み、教員と学生が一緒になって、議論します。そして、実際に子どもを対象にした調査や研究を行っていきます。あなたも心理学を使って社会に役立つ研究を、私たちと一緒に探究してみませんか?

教育学研究科 教授 湯澤 正通 専門研究分野:教育心理学