第272回物性セミナー(4研究科共同セミナー)のお知らせ



第272回物性セミナーのお知らせ



題目:量子カスケードレーザー:現状と将来展望

講師:山西 正道

(浜松ホトニクス㈱中央研究所、広島大学客員教授、元広島大学教授)

日時:平成18年4 月 18 日 (火) 10:30−12:00

場所:先端研 401N 講義室

世話人:角屋 豊 (量子物質科学専攻、内線7651)

*このセミナーは4研究科共同セミナーの認定科目です。



<講演概要>

量子カスケードレーザーは,半導体量子井戸構造のサブバンド間遷移を利用した半導体レーザーであり,発光層を多段につないだユニークな活性領域を用いて,長波長領域(4-10μmおよび100μm帯)の高出力光源としての応用が期待されている。この講演では,量子カスケードレーザーの動作原理に始まり,レーザー素子としての性能,応用例,将来展望について,浜松ホトニクスでの研究開発結果を中心に述べる。


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