行動科学共同セミナー(4研究科共同セミナー:12月12日14:35〜)



下記の通り行動科学共同セミナーを開催します。教員・院生・学部生を問わず,ふるってご参集下さい。



日時: 平成18年12月12日(火) 14:35〜16:05



場所: 広島大学総合科学部 第1会議室



講師: リック=アンリ・ショケ氏



演題:「教育政策と法律的な議論における2005年10月と11月の暴動を考察して」



講演要旨

2005年10月27日から11月17日にかけて,フランス全土で起きた若者の暴動について,事件の経緯とその具体的な内容,その社会的な意味を巡る諸議論,暴動に関わった若者の動機や目標について紹介する。また,暴動の激しさやそこで起きた犯罪行為の重大さから,フランスでは「責任」問題に焦点が向けられ,若者に対する厳しい対応が求められることとなり,「教育政策のあり方」が問われるようになった。現在,フランスの未成年法で教育における「監視」の効果が議論されるようになった。フランスの若者の抱える問題を行政的立場からの対応という視点で考察したい。



※本セミナーは理系大学院(理学・先端物質科学・工学・生物圏科学研究科)の認定科目です。

問い合わせ先:岩永 誠(内線6574),金井嘉宏(内線6575)


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