第7回数理分子生命理学セミナーのお知らせ(4研究科共同セミナー:6月12日)



平成19年度 第 7 回 数理分子生命理学セミナー



日時: 平成19年6月12日(火) 12:50 〜

場所: 理E002

講師:松崎尹雄先生

(分子設計・X線解析アドバイザー,前三菱化学フェロー,前ゾイシーン技師長)

演題:構造ゲノミクス時代の創薬



すべての蛋白質の3次元構造を決定しようというStructural Genomics プロジェクトが日米欧を中心とする国際協力として動いてきて,日本では本年3月にタンパク3000プロジェクトが終了した。次の段階は蛋白質立体構造から如何にして医薬候補化合物を設計するかにある。講師が考案したデノボ分子設計法は,提案化合物の90%が活性を示すなど圧倒的成功を重ねている。特に,酵素だけでなく,IL-6情報伝達系阻害なPPI(蛋白質−蛋白質相互作用)系でも成功を収め,21世紀の新テーマに対応できることを実証した。“工学”の領域に入りつつある“創薬”の最先端を紹介する。

松崎先生はご多忙の中,化学科集中講義で来広されるのを機会にご講演

をお願いしました。

 多数のご来聴を歓迎します。



《本セミナーは4研究科合同セミナー認定科目です》



連絡先:瀬野裕美(理学研究科数理分子生命理学専攻 内線7394)

世話人:片柳克夫(理学研究科数理分子生命理学専攻 内線7388)


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