今道 晴彦[詳細]

略歴

京都外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業(1998年)、大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士前期課程修了(2002年)、神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了(2007年)、神戸大学大学院国際文化学研究科学術推進研究員(2007年)、神戸大学非常勤講師(2008年)、京都産業大学非常勤講師(2009年)、広島大学大学院文学研究科准教授(2015年)

教育・研究内容

  コンピュータに蓄積された言語データから言語・文体情報を収集・計量し、言語分析することを本務とするコーパス言語学(ドイツ語)を研究対象としている。具体的には,(1)時事テキストの語彙的と文体的特徴、(2)学術テキストの語彙的と文体的特徴、(3)類義語・多義語の使い分け、(4)接辞の生産性などの問題に取り組んでいる。授業では、ドイツ語の文献講読と並行して、データ処理に関する実習も行っている。また、分析で得られた知見を教材開発や各自の研究課題に応用することを目標にしながら授業を行っている。

主な研究業績

  • 「文章読解におけるキーワード・トピックセンテンスの理解と要約文作成力との関係」『ドイツ語教育』21、pp.45-62、2017年
  • 「類義語の使い分けのためのコーパス言語学的アプローチ」『ドイツ語教育』17、pp.77-83、2012年
  • 「ドイツ語学習者のためのコロケーション抽出に向けて―統計学的指標の有用性―」『ドイツ文学』138、pp.250-271、2009年


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