小林 英起子[詳細]

略歴

新潟県立柏崎高等学校卒業。大阪外国語大学、東京都立大学大学院修士課程修了。大阪大学博士後期課程単位取得満期退学。2003年ケルン大学哲学部大学院博士号取得。新潟大学、高等学校他で非常勤講師。2009年10月広島大学文学研究科教授。

教育・研究内容

18世紀ドイツの啓蒙文学、古典演劇および西洋比較演劇史を主に研究している。レッシングの喜劇と演劇論、ノイバー夫人の演劇改革、ゴットシェート派のクヴィストルプ、ルイーゼ・ゴットシェートらによる喜劇を研究している。ザクセン喜劇におけるヒポコンドリーの描写と医学史的背景の研究にも取り組んできた。授業では啓蒙の寓話も扱い、近現代の寓話と関連づけて論じている。近現代文学や文化論のテキストを取り上げ、歴史的背景やドイツ語圏の文化史的背景も考察している。論文指導では、学生の関心を重視しつつ、具体的な課題設定と新しい研究成果を反映したアプローチを薦めている。中世から現代までの抒情詩も取り上げて鑑賞し、詩の技巧や文学的背景について検討している。

主な研究業績

  • 「レッシング『ハンブルク演劇論』におけるクリスチャン・フェーリクス・ヴァイセ批評―『アマーリア』の劇作術と上演をめぐって」,「表現技術研究」広島大学表現技術プロジェクト研究センター編15号(2020)pp. (17)-(25). 
  • 『西洋演劇論アンソロジー』山下純照・西洋比較演劇研究会編。担当箇所:解説「ゴットホルト・エフライム・レッシング」,『ハンブルク演劇論』(月曜社)2019,pp. 181-191.
  • 「C. F. ヴァイセの寓話における諧謔・教訓・啓蒙精神」,『ドイツ語文化圏研究』日本独文学会北陸支部編 14号(2017)pp. 29-54.
  • Reform, Gegenreform und Innovation im Theater bei Caroline Neuber am Beispiel Ein Deutsches Vorspiel und Das Schäfer Fest oder die Herbstfreude. In: Germanistik zwischen Tradition und Innovation. Zhu/ Zhao/ Szurawitzki (Hg.) Akten des XIII. Internationalen Germanistik-Kongresses Shanghai 2015, Bd. 8. Frankfurt am Main: Peter Lang 2017, pp. 115-120.
  • Botschaft der Komik oder Übermittlung von Vernunft? Zu Dienerfiguren in frühaufklärerischen Komödien. In: „Verkörperte Sprache – Rahmen und Rahmenbrüche“ S. Miyata (Hg.) München: Iudicium Verlag 2015, pp. 67-79.
  • Die Personifikation in den Tierfabeln der Aufklärung: - Tiere im Vergleich zwischen Samuel Richardson und Gotthold Ephraim Lessing. In: „Interlingualität. Interkulturalität. Interdisziplinarität. Grenzerweiterungen der Germanistik“ M. Qian/ Y. Wei (Hg.) Beijing: Foreign Language Teaching and Research Press 2015, pp. 249-258.


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