専攻の研究・教育

カリキュラム

博士課程前期

 博士課程前期の化学工学専攻プログラムは、以下の科目群で構成されています。さらに、指定された融合領域プログラム群の一つを選択し、履修することができます。

コア科目(4科目、8単位以上)

 化学工学の柱となる科目であり、平衡・輸送物性、高分子工学、グリーンプロセス工学、微粒子工学、物質移動、伝熱工学、流動解析の選択必修科目で構成されています。

専門科目

● 講究(2科目、4単位、必修)
 指導教員の個別指導を中心に修士論文の研究を遂行します。
● セミナー(3科目、4単位、必修)
 他の研究グループを含む少人数で研究能力やプレゼンテーション能力を 高めます。
● 講義
 化学工学の共通基礎、および化学工学全般を修得するための科目です。
 

共通科目(1科目必修(2単位)を含めて4単位以上)

 「英語コミュニケーション演習」は必修です。その他に「海外インターンシップ」、「技術移転演習」などの工学研究に共通した科目があります。 

融合領域プログラム(博士課程前期)

 異分野の融合によって成り立つ先端的分野に対応するため、各専攻に軸足を置きながら専攻の枠を超えて他分野の知識・手法を学ぶ教育プログラムです。融合領域プログラムを履修する学生は、選択した融合領域の指定科目を合計8単位以上修得する必要がありますが、融合領域の教育を受けながら化学工学専攻の課程を修了することができます。なお、これらの単位は、上記博士課程前期修了要件の(4)の単位に含めることができます。化学工学専攻で履修できる融合領域プログラムは下記の通りです。

「バイオマス」プログラム

 再生可能かつ炭素中立である特徴を有するために、社会的にその導入ならびに技術開発が求められているバイオマス(生物資源)について、機械工学ならびに化学工学の知見を踏まえ、有効利用のための技術ならびにシステムに関する基礎知識と研究開発状況の理解を目指しています。さらに、バイオマス有効利用を例として機械工学ならびに化学工学の手法を実践的に適用する方法論を学びます。社会的需要の高いバイオマス利用技術・システム開発に携わる人材を育成します。

 

「ハイパーヒューマンテクノロジー」プログラム

 ハイパーヒューマンテクノロジーとは、人間の能力をはるかに超えた計測・情報処理・制御技術の総称で、ロボット工学、生体工学、画像工学といった工学分野に基礎をおきながら、工学分野のみならず医療福祉、生物生産など横断的な分野における革新的な技術の開発とその応用を目指しています。21世紀COE 「超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界」の研究成果に基づき、社会からの要請に応じて異分野技術を総合し横断的な問題解決を行うための知識・技術を身に付けた人材を育成します。

「グリーンケミストリー」プログラム

 技術社会の進歩と地球環境の保全のためには、機能性化学物質の一層の利用とその安全性の確保が不可欠です。それと同時に、化学的アプローチにより環境諸問題の取り扱いの重要性が増しています。このような観点から、“環境にやさしいものづくり”、即ち環境に安全な分子・反応の設計、高効率的化学変換法の開発、環境調和型化学プロセスの開発などを通じて、環境問題の根本的解決に向けた研究及びこれら問題を解決するための知識・技術を身に付けた人材を育成します。

博士課程前期の修了要件:

 当該課程に2年以上在学し、(1)コア科目(8単位)、(2)専門科目(8単位)、(3)共通科目(4単位以上)、(4)上記(1)以外のコア科目および専門科目の自由選択科目(12単位以上)、(5)本研究科他専攻の開設科目、他研究科の特別講義以外の開設科目の単位、合計34単位以上を修得すること、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文を在学期間中に提出し、その審査及び最終試験に合格すること、が必要です。ただし、在学期間に関しては、研究科教授会が優れた業績を上げたと認める者については、当該課程に1年以上在学すれば修了認定を受けることもできます。

博士課程後期

 博士課程後期の化学工学専攻プログラムは、専門科目(化学工学講究III、IVおよびV、3科目、6単位、必修)から構成されています。 

博士課程後期の修了要件:

 当該課程に3年以上在学し、指定された授業科目を履修の上6単位修得し、かつ、研究指導を受けた上、博士論文を在学期間中に提出してその審査及び最終試験に合格することが必要です。ただし、在学期間及び修得単位に関しては、研究科教授会が優れた研究業績を上げたと認める者については、当該課程に1年以上在学し、所定の単位を2単位以上(2年未満の在学期間をもって修士課程又は博士課程前期を修了した者にあっては、当該在学期間を含め3年以上在学し、所定の単位を4単位以上)を取得することが必要です。

 各修了要件等の詳細は、教育課程表、シラバスおよび学生便覧を参照してください。

教育課程表

シラバス

研究発表会

● 修士論文中間発表会
 毎年11月に開催します。修士2年生が修士論文の遂行状況、および最終的な到達目標を発表し、質疑応答を行います。
 
●修士論文発表会
 毎年2月下旬から3月上旬に開催します。修士2年生が修士論文の最終的な成果を発表し、質疑応答を行います。
 


up