<教育フォーラム>義務教育はいま



教育フォーラム 基調講演の様子

「<教育フォーラム>義務教育はいま」が開催されました。




 広島大学大学院教育学研究科は,広島国際会議場ヒマワリ(広島平和公園内)において,

広島県教育委員会及び広島市教育委員会の後援により,「<教育フォーラム> 義務教育はいま」を

去る5月14日に開催しました。

 今日、義務教育は,ゆとり教育・学力問題,教師の力量向上,義務教育費の国庫負担制度等々,

実に様々な課題に直面しており,このような問題について,広島の地において幅広く議論をし,認識を深め合い,

よりよい義務教育をみんなで創りだすことにつなげていくことが今回のフォーラムのねらいです。

フォーラムでは,最初に,近藤信司文部科学審議官が「義務教育改革について」と題して基調講演を行い,

教育関係者,一般市民及び学生ら約500名が熱心に聴講しました。

 引き続いて行われたパネルディスカッションでは,「義務教育はいま」と題して,パネリストに

長富健三中国新聞社論説委員,島村深恵広島県PTA連合会母親代表,藤浦忠司広島県連合小学校長会会長,

半田光行広島県教育委員会参与及び坂越正樹教育学研究科副研究科長、コーディネーターは

吉田裕久教育学研究科教授がつとめ,会場の出席者との交流を含めて活発な意見交換が行われました。

 参加者からは,「義務教育を考えるとても良い機会であった。」,

「義務教育が直面している課題が実に様々で,しかも重たいものであることを再認識することができた。」

等の声がたくさん寄せられました。本研究科としては、これを機に、今後ますます社会連携・社会貢献事業を

進めていく予定です。


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