11月4日(木)早朝、マーメイドカフェ前に突然巨大な本のオブジェが出現しました。 大学祭やホームカミングデーにお越しいただいた多くの方にもお楽しみいただけましたでしょうか。 作者である教育学研究科造形芸術教育学専修2年の村上佑介さんから、「彫刻と場における実践的研究」~カフェと彫刻の融合~を目指して制作したと、下記のとおり作品の解説が届きました。 |
|
記 |
〈企画の目的および内容〉 | |
今回の企画は「マーメイドカフェ 広島大学店」に自ら制作した彫刻作品を展示することで、カフェという場が美術作品によって新たな場に変化することを大きなねらいとしています。 また、カフェを訪れる多くの人に作品を鑑賞してもらうことで、普段とは違った空間を味わってもらえることも期待しています。 |
|
〈作品について〉 | |
タイトル | 《読書》 |
作者 | 村上佑介(広島大学大学院教育学研究科・造形芸術教育学専修2年) |
素材 | FRP(強化繊維プラスティック) |
作品コンセプト | この作品はカフェで過ごす大学生の一場面をユーモラスに表現しようとした作品です。 テラスで本を読む学生の傍らには、目の前にある中央図書館から借りてきた大量の本が見上げるほどに山積みにされており、今にも崩れ落ちそうになっています。 学生はカフェでのひと時を大好きな本を読みながら、ゆったりとすごしています。人間の背丈以上に山積みにされた本の隣で読書をしているという現実にはありえない状況が見る人に驚きを与え、興味をそそるだろうと考えました。 |
展示期間 | 11月4日(木)~11月27日(土)の予定 |
展示期間は当初予定通りになりました。 |
|
「長く展示して!」という多くの声にお応えして、展示期間を2011年1月末日まで延長することになりました(12月15日現在)。クリスマスイルミネーション(来年1月初旬まで展示予定)とのコラボもお楽しみください。 | |
村上さんの他の作品についてのお知らせはこちら
【作品に関するお問い合わせ先】
村上:m090693(AT)hiroshima-u.ac.jp
((AT)は小文字@に変換して送信してください)