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大学院教育学研究科を改組 ―教職大学院の新設など教員養成機能の再編・強化―



 平成28年4月に、大学院教育学研究科を改組します。

 博士課程前期は8専攻から6専攻に再編し、併せて教職大学院(専門職学位課程)を新設します。

 また、博士課程後期は3専攻から1専攻に再編します。

 これに伴い、入学定員は、博士課程前期は15名増の172人(教職大学院を含む)とし、博士課程後期は49名となります。
 
<概 要>



【教職大学院(専門職学位課程)の新設】
専門職学位課程として教職開発専攻を新設します。
教職開発専攻は、現代の教育課題に応えて、「探究・創造・協働の学び」を追求する新しい学校づくりを担う、優れた実践的対応力と実践研究力を備えたプロフェッショナルを育成します。
専攻内には、

・現職教員を対象とする 『 学校マネジメントコース 』
・学部新卒者と現職教員を対象とする 『 教育実践開発コース 』 の2コースを置きます。



〈教育課程の主な特徴〉
①学校現場が直面する諸問題の総合的・構造的理解のための授業科目群の開設
②アクションリサーチ型の探究による実践研究力の獲得を目指す演習と実習
③研究者教員・実務家教員・実習校教員等の3人が連携してきめ細やかな指導を行うトライアングル型指導体制
④広島県教育委員会、広島市教育委員会、東広島市教育委員会等の関係機関との連携・協働による充実した実習体制



【博士課程前期の再編】
博士課程前期では、現行の8専攻から6専攻に再編し、以下の機能を強化します。
・生涯学習等の場において先導的な役割を果たす人材の養成

・初等・中等教育におけるインクルーシブ教育やグローバル化に対応した教員の養成

・日本語教育の高度専門家の養成
・教育関連領域の高度専門職業人の養成

・臨床心理士の養成

〈教育課程の主な特徴〉
①教育関連諸分野における研究者として必要な資質・能力を身に付ける目的で専攻を横断した「研究科共通科目」を開設
②初等・中等教育のグローバル化に対応できる教員を養成する「グローバル教員養成プログラム」を開設





【博士課程後期の再編】
現行の学習開発、文化教育開発、教育人間科学の3専攻を「教育学習科学専攻」の1専攻に再編します。教育と学習を一体化したシステムとしてとらえた先端的教育・研究を行います。
 

〈教育課程の主な特徴〉
異なる領域の研究者がチームを組んで取り組むプロジェクト研究などに学生が参加する領域を横断したシステムを構築するなど、高度な研究能力と、教育に関連する諸課題への実践的対応能力(課題の把握や課題解決のための組織形成力等)に優れ、大学(教職大学院を含む)及び研究所並びに行政機関、公営・民営の教育関連諸機関、教育関係出版社などで活躍できる人材を養成します。





【お問い合わせ先】

大学院教育学研究科支援室

TEL:082-424-6702,6715

E-mail:ed-sou-jin*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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