平成27年度 工学研究科学生おもしろ企画の紹介

平成27年度「学生のおもしろ企画・大学祭企画」助成企画概要

 学生のおもしろ企画・大学祭企画は、学生の自主性を育み、技術の実技的教育の機会を提供することを目的とする工学研究科独自の学生支援事業として創設されています。

 今年度は、次の7件が決定しました。

全日本学生フォーミュラ大会への挑戦

代表者(参加者数) / 世話教員

 福永 浩希 (23名) / 西田 恵哉 (機械システム工学)

企画概要(抜粋)

 本学学生フォーミュラチームは,「全日本学生フォーミュラ大会」へ向けて,1年をかけて,学生主体で小型フォーミュラカーの企画・設計・製作・評価を行っている。
本企画は,この大会に参加し,車両の走行性能(加速性・旋回性・耐久性等)を競技する動的審査4種目及び静的審査(コスト・デザイン・プレゼンテーション)の得点を競う。走行性能だけでなく,車両のマーケティング,企画・設計・製作,コスト等,ものづくりの総合力を競う大会となっている。

 また,他大学チームの車両を見学し情報交換をすることで,次年度へ向けてさらに高いレベルの技術・知識を習得する。

実施時期 / 実施場所

 【大会参加】 9/1~9/5 エコパ(静岡県小笠山総合運動公園 

オリジナル Web サイト

 Phoenix Racing

活動報告書

Japan Steel Bridge Competition 2015

代表者(参加者数) / 世話教員

 森 優太 (11名) / 藤井 堅 (社会基盤環境工学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,「Japan Steel Bridge Competition 2015」に参加するものである。大会では,橋梁の設計,解析,部材製作,架設を既定のルールに従って行い,架設のスピードや景観の美しさ,既定値のたわみ量と模型橋梁のたわみ量との誤差,作成した橋梁の特徴をアピールするプレゼンテーションなどにより,各大学が競い合う。

本チームは数年前からこの大会に参加しており,美観部門第位の成績を修めた実績を持つ。今年度は総合優勝を目指す。

実施時期 / 実施場所

 8/28~8/29 熊本大学

活動報告書

家具展2015~モノづくり/ヒトづくり~

代表者(参加者数) / 世話教員

 徳本 昌弘 (13名) / 岡河 貢 (建築学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,大学祭において,製作家具の展示,説明を行い,また,小物や簡単に作ることができる日用品等の手軽な家具作りができるイベントを開催するもの。

 自分で実用的な家具を作るということは,形の創造だけにとどまらず,モノに対する愛着・コストダウン・作業時における人との出会いなど様々なメリットが期待される。 モノづくりを通して,来場者や他分野の学生など様々な人と出会い,交流する場所を作ることができると考える。

実施時期 / 実施場所

 【展示】 11/7 ~ 11/8 大学祭:工学部コミュニケーションギャラリー(ガレリア)

活動報告書

二畳の茶室2015

代表者(参加者数) / 世話教員

 宮田 真(15名) / 岡河 貢 (建築学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,二畳の大きさの茶室を設計・施工し,大学祭で展示公開するものである。 2008年から続いている企画であり,毎年名以上の来場者に「茶室空間」を楽しんでもらっている。

毎年,様々なコンセプトで行ってきたが,今年度は広島大学に広がる周辺の環境をもう一度見直し,「広島大学における茶室」をテーマに,環境面,構造面等の様々な角度からの提案を含む茶室を演出する。

実施時期 / 実施場所

 【展示】 11/7 ~ 11/8 大学祭:工学部A1棟西側空き地(ぶどう池周辺)

活動報告書

土木の魅力を伝えるボランティア活動

代表者(参加者数) / 世話教員

 水元 健太 (6名) / 中下 慎也 (社会基盤環境工学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,生活に密接に関係している土木に興味をもってもらうとともに,長い歴史を持つ宮島で豊かな自然環境に触れ,いかにしてその自然が守られてきたのかを学び,自然や環境問題等に関心を深めてもらうことを目的としている。具体的な内容は,次の①~③のとおり。
 ①海を題材とした体験学習会の中で土木に関する実験等を行う。
 ②腰細浦海岸清掃:海岸清掃を通じて環境問題や自然環境の保全について考える。
 ③カキの学習会:実験を通じて,カキの持つ水質浄化能力を体験する。

 なお,本企画は,宮島で活動するボランティア団体「みやじま未来ミーティング」と共催で実施する。

実施時期 / 実施場所

 【体験学習会】  8/1~8/2 宮島町包ヶ浦自然公園

 【腰細浦海岸清掃】 10/17 宮島町腰細浦

 【カキの学習会】 1/16 宮島町包ヶ浦自然公園

活動報告書

おもしろ電気・電子工作教室

代表者(参加者数) / 世話教員

 竹村 義浩 (18名) / 金田 和文 (情報工学)

企画概要(抜粋)

 本 企画は,地域の小学生中高学年を対象に,電気・電子分野に関する工作教室を実施する。実際に永久ゴマ(磁力で回転し続けるコマ)を製作してもらい,電気と 磁気との科学的事象に興味をもってもらうこと,また,工学におけるものづくりの面白さや喜びを体験してもらうことを目的としている。

実施時期 / 実施場所

 11/8 大学祭:工学部講義室

活動報告書

人力飛行機の設計・製作と機体の展示

代表者(参加者数) / 世話教員

 宮崎 高志 (22名) / 岩下 英嗣 (輸送・環境システム)

企画概要(抜粋)

 広島大学工学部は,2002年より双発型の人力飛行機の設計・製作を行い,「鳥人間コンテスト」へ出場している。

今年度は,改良を目指し主翼構造材料を設計変更するなどの大幅な改修を行った完成機体の展示会を大学祭りにおいて,企画する。来場者に間近で機体を見てい ただき,スケールの大きさを実感していただく。また,人力飛行機に関する説明や,パネル展示,質問への対応を行う予定である。

 実施時期 / 実施場所

 【製作】  4/1 ~ 11/1 工学部風洞実験棟・船型試験水槽

 展示】  11/7 大学祭:東体育館

オリジナル Web サイト

 鳥人間コンテストへの挑戦

活動報告書

おもしろラボ家具製作ワークショップ

代表者(参加者数) / 世話教員

 高橋 啓悟(5名) /石垣 文(建築計画学研究室)

企画概要(抜粋)

  11月に竣工する弾力的活用スペース「おもしろラボ」の家具作りおよびワークショップを通して、「おもしろラボ」の認知度を高め、また学生自ら部屋を作り上げていくことで、学生が主体的に活用していく場であることを認識してもらうことができる。

 実施時期 / 実施場所

 平成27年11月16日(月) ~ 平成27年12月31日(木)/C1棟111室・112室 おもしろラボ

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