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【受賞】博士課程後期修了生の新井洋さんが,日本船舶海洋工学会より乾賞を受賞しました。



賞状を手にする新井さん

平成23年3月に博士課程後期を修了した輸送・環境システム流体研究室の新井洋さんが,日本船舶海洋工学会より乾賞を受賞しました。乾賞は,船舶工学および海洋工学分野における若手研究者の創造的研究を奨励し,広く技術の発展を促すため,独創的かつ優れた論文を発表した若手研究者3名に授与される奨励賞です。



新井さんの研究概要は以下の様です。

ザトウクジラにはクジラの中でも大きな胸びれがあり,このヒレは捕食時の旋回などに使用されています。この胸びれには大きなコブ(結節)がいくつもあります。このコブがヒレすなわち翼の性能を高めるのではないかと考え,幾つかの機関で研究が行われています。新井さんは,模型実験や流れの数値シミュレーションを駆使して,コブ周りに発生する渦流れが翼の機能を高めるというメカニズムを明らかにし,さらに得られた知見に基づいて実用に向けた展望についても論じています。



※ 日本船舶海洋工学会(JASNAOE)のページは,こちら



【この記事に関する問い合わせ先】

 大学院工学研究院 エネルギー・環境部門

 教授 土井康明

 TEL: 082-424-7781


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