平成24年6月20日、工学研究科「大型構造物実験棟」が完成し、開所式を開催しました。
式典では、まず浅原利正学長と吉田総仁研究科長が挨拶し、完成した「反力床」と「反力壁」の前でテープカットを行った後、大型構造物実験棟長の藤井堅教授が実験デモンストレーションを行いました。
浅原学長は、この施設が、我が国の復興と将来の技術開発などに多大な貢献を果たすことを願うとともに、グローバルに活躍できる高度専門技術者の育成を期待したいと述べました。
また、吉田研究科長は、更なる大型の試験装置の導入を図り、基幹大学としての役目を果たしたいと抱負を語りました。
藤井堅教授が、完成した最長30メートルの供試体を試験できる「反力床」と、2基の大型「反力壁」について説明し、「構造物加力載荷システム」による、橋梁(鉄橋)の実物での強度実験のデモンストレーションが行われました。
この施設の完成により、西日本有数の実大スケール構造物の耐荷力実験が可能となり、教育・研究施設としての活用が期待されます。
テープカットの様子 (写真左から藤井実験棟長、浅原学長、吉田研究科長) |
反力床の説明をする藤井教授 |
実物での強度実験 |
浅原学長の挨拶 |
吉田研究科長の挨拶 |
記念撮影 |
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