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第11回広島大学バイオマスイブニングセミナーが開催されました



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2013年7月17日(水)、「第11回広島大学バイオマスイブニングセミナー」が広島大学東広島キャンパスにおいて開催されました。

本セミナーは、広島大学バイオマスプロジェクト研究センターと中国地域バイオマス利用研究会の共催で開催しており、バイオマスに関する基本的な考え方から最先端の情報までをカバーして、この地域におけるバイオマスの活動に資することを目的とするものです。

【プログラム】 

  • 解説

    広島大学 大学院工学研究院 教授 松村 幸彦

松村教授

  • 講演

「海洋大型藻類のメタン発酵」

広島大学 大学院先端物質科学研究科

研究員 三浦 豊和

和田泰孝氏海洋大型藻類は豊富に存在することからメタン発酵の原料として利用できますが、それに含まれる塩分がメタン発酵微生物に影響を及ぼします。そこで、塩存在下でメタン発酵を行う微生物の探索を行いました。コンブを炭素源とした嫌気培養において、排水処理に用いられる中温メタン発酵グラニュールは塩耐性が低かったことから、海洋底泥試料に塩存在下でのメタン生成能を調べました。

  • 講演

「ボールミルを用いた水熱条件下でのユーカリの粉砕」

広島大学 大学院工学研究科

博士課程前期2年 同前 豪

木質系バイオマスは、ポテンシャルはありますがその利用が進んでいないという現状があります。特に成長速度が速く様々な環境にも適応可能とされ今後の利用が期待されているユーカリに様々な前処理を施し、それに関する知見を得る事は今後のバイオマスエネルギーの発展に非常に重要です。従って本研究では、従来には無い水熱条件下でボールミルを用いてユーカリを処理する事でその挙動を明らかにし、新たな知見を得る事を目的とします。

  • 司会

    広島大学 大学院工学研究院 助教 神名 麻智

松村教授

【お問い合せ】

広島大学 大学院工学研究科 熱工学研究室 中嶋

メール: y4naka[AT]hiroshima-u.ac.jp

([AT]は半角@に置き換えてください。)


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