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第13回広島大学バイオマスイブニングセミナーが開催されました



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2013年10月17日(木)、「第13回広島大学バイオマスイブニングセミナー」が広島大学東広島キャンパスにおいて開催されました。

本セミナーは、広島大学バイオマスプロジェクト研究センターと中国地域バイオマス利用研究会の共催で開催しており、バイオマスに関する基本的な考え方から 最先端の情報までをカバーして、この地域におけるバイオマスの活動に資することを目的とするものです。

【プログラム】 

  • 解説

    広島大学 大学院工学研究院 教授 松村 幸彦

松村教授

  • 講演

「未利用バイオマス燃料の混焼による発電技術の開発」

中国電力株式会社 エネルギア総合研究所

再生可能エネルギー利用技術担当 山村 幸政 氏

中国電力 山村氏 中国電力株式会社は、2009年度・2010年度にNEDO研究協力事業を通じて、カンボジア工科大学と共同で「未利用バイオマス燃料の混焼による発電技術の開発」を実施したので、その概要を報告します。

 本研究では、ジャトロファ油とジャトロファ種子の搾油残渣をガス化して製造したバイオガスをディーゼルエンジンを用いて混焼発電する技術の開発を行いました。

また、油専焼発電(約500時間)、混焼発電(約300時間)の実証運転を行いました。

  • 講演

各種阻害物質がエタノール発酵に及ぼす影響

広島大学 大学院工学研究科

博士課程前期1年 福富 裕太

工学研究科 福富さん 水熱前処理と呼ばれる、熱と圧力を加えた水中での分解の後、酵素を用いて加水分解するというプロセスは、リグノセルロース系バイオマスから高収率の糖を獲得することができます。

しかし、水熱前処理を行なうと酵母のエタノール発酵を阻害する物質も生成されてしまいます。

 本研究では、酵母Saccharomyces Cerevisiae を用いて、5wt%YPD培地下で代表的な発酵阻害物質であるギ 酸、酢酸、フルフラール、5-HMF(5-ヒドロキシメチルフルフラール)を加えてエタノール発酵を行い、酵母、グルコース、エタノールの濃度変化から、 それぞれの発酵阻害物質がエタノール発酵に及ぼす影響を検討しました。

  • 司会

    広島大学 大学院工学研究院 助教 神名 麻智

【お問い合せ】

広島大学 大学院工学研究科 熱工学研究室 中嶋

メール: y4naka[AT]hiroshima-u.ac.jp

([AT]は半角@に置き換えてください。)


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