• ホームHome
  • 工学部
  • 第15回広島大学バイオマスイブニングセミナーが開催されました

第15回広島大学バイオマスイブニングセミナーが開催されました



for Foreigners(English mode is here.)

2013年12月12日(木)、「第15回広島大学バイオマスイブニングセミナー」が広島大学東広島キャンパスにおいて開催されました。

本セミナーは、広島大学バイオマスプロジェクト研究センターと中国地域バイオマス利用研究会の共催で開催しており、バイオマスに関する基本的な考え方から 最先端の情報までをカバーして、この地域におけるバイオマスの活動に資することを目的とするものです。

【プログラム】 

  • 解説

    広島大学 大学院工学研究院 教授 松村 幸彦

松村教授

  • 講演

低温菌を用いたシンプル生体触媒による効率的な物質変換

広島大学 大学院先端物質科学研究科 助教 田島 誉久

田島助教 シンプル生体触媒とは副産物を生成する宿主の代謝酵素を熱処理で失活させることで異種発現させた耐熱性酵素により原料を完全に目的物に変換する生体触媒のことです。低温菌を宿主として用いることにより、様々な中・高温菌の酵素を変換反応に活用することが期待されます。

 本セミナーではシンプル生体触媒によるグリセロールから3-ヒドロキシプロピオンアルデヒドや1,3-プロパンジオールへの変換を報告しました。

  • 講演

超臨界水ガス化におけるグルコース、グアヤコール間の相互作用

広島大学 大学院工学研究科  博士課程前期2年 津野 博史

工学研究科 津野 バイオマスをガス化し、エネルギーを得る方法として、超臨界水ガス化と呼ばれる技術があります。しかし、この技術には、バイオマス中のリグニンがガス化を阻害するという問題があるため、リグニンの反応特性を解明し、ガス化率を向上させることが求められています。

 そこで本研究では、リグニンのモデル物質をバイオマスモデル物質に混合させて超臨界水ガス化を行い、その影響を考察しました。

  • 講演

Effect of Base Catalyst Concentration on Supercritical Water Gasification of Glucose

広島大学 大学院工学研究科  博士課程前期1年 Nattacha PAKSUNG

工学研究科 PAKSUNG バイオマスをガス化し、エネルギーを得る方法として、超臨界水ガス化と呼ばれる技術があります。しかし、この技術には、バイオマス中のリグニンがガス化を阻害するという問題があるため、リグニンの反応特性を解明し、ガス化率を向上させることが求められています。

 そこで本研究では、リグニンのモデル物質をバイオマスモデル物質に混合させて超臨界水ガス化を行い、その影響を考察しました。

  • 司会

    広島大学 大学院工学研究院 助教 神名 麻智

【お問い合せ】

広島大学 大学院工学研究科 熱工学研究室 中嶋

メール: y4naka[AT]hiroshima-u.ac.jp

([AT]は半角@に置き換えてください。)


up