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2014年2月7日(金)、「第17回広島大学バイオマスイブニングセミナー」が広島大学東広島キャンパスにおいて開催されました。 |
【プログラム】
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「光合成細菌の金属親和性と金属回収への応用」広島大学 大学院先端物質科学研究科 准教授 岡村 好子 |
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光合成細菌は系統学上のグループではなく、酸素非発生型の光合成を行う細菌の総称です。共通の特性であるかは不明ですが、高濃度の重金属耐性、金属取り込み能を有することが知られています。 細菌の中には、好んで金属を電子受容体・電子供与体に用いるものがあり、これらの性質の応用利用について述べます。 |
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「メチルターシャリーブチルエーテル(MTBE)の超臨界中でのキャノーラ油からのバイオディーゼル生産」広島大学 大学院工学研究科 博士課程後期2年 Obie FAROBIE |
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本研究では、触媒を添加せずに、メチルターシャリーブチルエーテル(MTBE)の超臨界中で、キャノーラ油からバイオディーゼルを生産するための新規なアプローチを報告します。 キャノーラ油は、脂肪酸メチルエステル(FAME)とターシャリーブトキシグリセリン(GTBE)を生成するために、MTBEと反応させましたが、グリセリンは得られませんでした。 0.95 のFAME収率が10MPaの圧力下、40:1の油に対するMTBEのモル比で、400℃で12分の短い反応時間で得られました。反応速度は一次関数で表せ、活性化エネルギーと前指数因子は反応速度定数の温度依存性から計算しました。 |
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「スパイラル反応器を用いたバイオディーゼル燃料合成法の確立」広島大学 大学院工学研究科 博士課程前期2年 佐々並 和真 |
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バイオディーゼル燃料は、アルコールと植物油や動物性脂肪の化学反応によって生成され、ディーゼルエンジンを稼働させる燃料の代替液体燃料として注目されています。 本研究ではコスト削減や環境への配慮から、スパイラル反応器を用いてバイオディーゼル生成の反応特性を確認することを目的とします。本実験では圧力20 MPa、滞留時間20分、温度を270~400 ℃まで変化させ、バッチ式反応器との比較を行っています。 |
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【お問い合せ】
中国地域バイオマス利用研究会
(広島大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻内)
メール: bprc[AT]hiroshima-u.ac.jp
([AT]は半角@に置き換えてください。)
TEL:082-424-5762
FAX:082-422-7193