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第28回広島大学バイオマスイブニングセミナーを開催します



(English mode is here.)

広島大学バイオマスプロジェクト研究センターと中国地域バイオマス利用研究会の共催で「広島大学バイオマスイブニングセミナー」を開催しています。バイオマスに関する基本的な考え方から最先端の情報までをカバーして、この地域におけるバイオマスの活動に資することを目的とするものです。第28回を以下の日程で開催しますので、ご参集ください。

  • 日時: 2015年2月18日(水) 16:20~17:50
  • 会場: 広島大学(東広島キャンパス) 工学部 講義棟 110講義室

【会場へのアクセス】

【プログラム】

  • 解説: 大学院工学研究院 教授 松村 幸彦
  • 司会: 大学院工学研究院 特任助教 Thachanan SAMANMULYA

講演:  1三重大学大学院生物資源学研究科,2生命科学研究支援センター・バイオインフォマティクス部門,

      3新産業創生研究拠点・バイオテクノロジー応用研究室  教授 田丸 浩 1,2,3

     「セルロソーム生産菌Clostridium cellulovoransによるバイオリファイナリー研究開発」

セルロース系バイオマスからのバイオリファイナリーを実用化するためには、consolidated biorocessing(CBP)が経済的効果が高いと言われています。そこで、我々は嫌気性中温菌のセルロソーム生産菌Clostridium cellulovoransおよびアセトン-ブタノ―ル-エタノール生産菌C. acetobutylicumに注目しました。両菌を共培養することで廃棄ミカンからバイオ燃料を生産することに成功しました。本セミナーでは、バイオリファイナリーの最新動向を紹介するとともに、我々の最近の進捗について発表します。





講演 : 広島大学大学院工学研究科 M1  Thun LEEWISUTTIUL

「グルコースとセロビオースの水熱分解特性の比較」

バイオマスの水熱処理においてグルコースは主な生成物ですが、同時にセロビオースも生成されます。また、これらの糖が過分解を起こし、多くの有機酸も生成されます。

本研究では、水熱分解におけるグルコースとセロビオースを比較しました。

水熱処理は連続流通式反応器を用いて行いました。実験後、液体生成物をTOCやHPLC、LCMSなどで分析しました。

本研究の目的は過分解物質を確認し、分解経路を明らかにすることです

18:00から意見交換会(参加費 800円 )を開催します。ご都合の付く方はこちらにもご参加ください。



【お問い合せ先】

中国地域バイオマス利用研究会

広島大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻内

TEL:082-424-5762 / FAX:082-422-7193

メール: bprc[AT]hiroshima-u.ac.jp

([AT]は半角@に置き換えてください。)


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