3.4.工学技術者のための化学工学キャリアアップ教育プログラム(専門知識修得コース・研究能力養成コース)

【実施場所】
工学部 第三類(東広島キャンパス)

【目的】
高校、高等専門学校、短大、大学、大学院等を卒業・修了して製造業などの企業に在職し、実務経験を有する者で、スキルアップのために化学工学の専門知識および研究能力を修得しようと希望する者に対し、明確な教育内容と到達目標を有する比較的短期間の学習プログラムを提供することで、職場に復帰した後に、より専門性の高い職務あるいは複数の専門知識が必要な職務の遂行を可能にすることを主な目的とする。

【履修資格】
高等学校を卒業した者またはこれと同等以上の学力を有する者

【総時間数】
専門知識修得コース 120時間以上
研究能力養成コース 120時間以上(研究室ゼミ、研究発表、論文執筆指導を含む)
各プログラムを構成する開設授業科目等の中から選択、履修コースや具体的な履修科目については、担当教員が応募時に相談に応じます。

【履修期間】
(前期)平成29年4月 ~ 9月
(前後期)平成29年4月 ~ 平成30年3月
(後期)平成29年10月 ~ 平成30年3月

【申請期間】
(前期・前後期)平成29年2月28日(火)まで
(後期)平成29年8月31日(木)まで

【定員】
各コース 5名程度

【内容】
本申請プログラムの到達度の目標は、化学工学に関する工学部卒業レベルの専門知識あるいは卒業研究レベルの研究能力の修得とします。但し、履修者の希望に柔軟に対応するために、以下の2種類のコースを用意します。
専門知識修得コース
学部3年次の化学工学関連の専門科目を中心とした選択必修科目(講義、演習、実習、実験)からなるコース。用意する授業はほぼ全て正規科目であり、これを学部生と一緒に受講し、学部生と同一の試験および判定基準で授業科目の合否を評価します。学修期間は半期あるいは1年とします。120時間以上の修得時間をもってプログラム修了とします。
研究能力養成コース
学部4年生と同様に研究室に配属し、卒業研究と同等の研究(科目名は化学工学研究能力養成実習。非正規科目)を行うコース。このコースの履修に際しては、既に専門知識修得コースの学修内容と同レベルの専門知識を有していることが望ましい。化学工学研究能力養成実習では研究室のゼミに参加すると共に、研究成果の口頭発表と論文の執筆を課す。加えて指定した正規科目(専門知識修得コースの選択必修科目を含む)を受講することができます。学修期間は半期または1年、最低学修時間は120時間とします。

【その他特記事項】
・履修コースや具体的な履修科目については、プログラム担当教員が応募時および履修開始時に相談に応じます。
・各コースに半期ごとにI(前期)およびII(後期)の科目群を設けます。どちらか1つの群のみ、あるいは両方の群を履修することができます。
・履修証明書には実際に学修した時間数を記載します。

【履修料】
60,000円~(選択した授業科目等にかかる総時間数から履修料を算出します。)
1プログラム(120時間)につき60,000円 とし、総時間数が120時間を超える履修証明プログラムの履修料は、120時間を10時間超えるごとに5,000円 を加算した額とします。開講時間については、本学の授業時間に準じて取り扱います。履修が許可された後、振込用紙を送付しますので所定の期日までにお振り込みください。

【申請方法】
申請・問合せ先に相談の上、履修科目決定後、申請書類を添えてお申し込みください。
(1) 履修証明プログラム履修生許可願(本学所定の様式)
(2) 履歴書(JIS規格用紙を使用し、写真を貼付)
(3) 最終学校の卒業(見込)証明書
(4) 会社等に在籍されている方は、その所属長の承諾書(任意の様式)
(5) 返信用封筒(角形2号[縦33.2cm×横24cm]、205円切手貼付、宛先記入)

【申請・問合せ】
広島大学 工学部 学生支援グループ(学士課程)
〒739-8527  東広島市鏡山1丁目4番1号 / TEL:082-424-7524
E-mail:kou-gaku-gakubu■office.hiroshima-u.ac.jp ※■は半角@に置き換えてください。

 


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