経済分析

目的・目標

非常に複雑に入り組んだ現代社会の経済問題の理解のためには高度な経済理論と正確なデータ分析にもとづいた理解力、判断力が不可欠です。

経済分析プログラムでは、経済学各分野における国際標準的知識を体系的に教授します。また高度な数量経済分析のために必要とされる統計的、計量経済学的手法を習得します。さらに金融、財政、労働等の分野における様々な経済問題に対して習得した経済理論、計量経済学的分析手法を活用した分析を行うことを通じて、複雑な経済現象の本質をとらえ、問題を発見し具体的に解決してゆく実践的分析能力を高めてゆきます。

経済分析プログラムの最大の特徴は、これら理論経済学、計量経済学、金融論、財政学、労働経済の各研究分野における新進気鋭の研究者が、本プログラム大学院専門教育において中心的役割を果たしていることにあります。

経済分析プログラムでは、高い情報処理能力、数量経済分析能力、深い経済学の知識をもつ社会における経済問題分析のエキスパートを養成します。即ち、現代経済の理論的・実証的な分析に精通すること、また現代経済社会の様々な諸問題に対して自らの経済分析によるアプローチを行うことによって、現代社会の諸側面において指導的役割を担いうる人材の育成を目的としています。

履修方法

経済分析プログラムでは、マクロ経済学、ミクロ経済学、計量経済学に関して、経済学研究者・エコノミストとして経済分析をおこなって行く上で必要な最先端の分析手法を学習します。また、1年次においては、自らの研究テーマに関連する諸講義を受講することによって修士論文作成の準備をします。2年次においては主に修士論文の作成に注力します。

担当教員

教員紹介をご覧ください。

基礎情報

設置場所

東広島キャンパス

講義時間

月曜日~金曜日 8:45~10:15、10:30~12:00、12:50~14:20、14:35~16:05、16:20~17:50 (5時限)

標準修業年限

  • 博士課程前期:2年
  • 博士課程後期:3年


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