下記のとおり,「地方協奏による挑戦する若手人材の養成計画」の「イノベーション人材養成システム」第4期生の追加募集をします。本学の博士課程後期在学者及び,博士学位取得後5年以内の研究者を対象としています。多くの学生及び若手研究員の応募をお待ちしております。

なお、興味をお持ちになられた方は、是非、お気軽に、文末の問い合わせ先まで、ご相談ください。

記

１．本取組の概要と公募の主旨

本取組は，博士課程後期の学生及び学位取得後5年以内の若手博士研究者を対象とした新しい人材養成システムです。自身の専門に裏打ちされた幅広い知識と興味をもち，新分野に挑戦する活力ある人材を，広島大学若手研究人材養成センターにおいて，中国四国地方の企業や研究機関，学会等と密接に連携しながら養成します。

被養成者は，「実践プログラム」（実務キャリア，英語コミュニケーション，MOT教育，融合領域研究，異分野研究支援，企業派遣の各プログラム）を受講します。修得単位や取組実績は，アチーブメントカードシステムにより一元管理され，それに基づく指導・助言を受けます。自身の専門をしっかりもち，幅広く自身の将来を考えている若手研究者の応募を男女問わず期待しています。

本取組は、平成21 年度科学技術振興調整費「イノベーション創出若手研究人材養成」の補助事業です。

２．募集対象者及び応募資格

DC枠：本学の博士課程後期在学者

PD枠：博士学位取得後5年以内の若手研究者及び平成23年3月末までに学位取得が見込まれる者

・民間企業において常勤職に就いた事がない者

・採用予定日（平成23年4月1日）に日本学術振興会特別研究員の身分でない者



３．募集人員

・本学の博士課程後期在学者 ５ 名程度

・博士学位取得後5 年以内の研究者 ２ 名程度

（平成23年3月末までに取得見込の者を含む）



４．応募要件

・国内外の企業において，通算3ヶ月以上のインターンシップ（研究や技術開発の実地経験）に従事すること

・自身の専門だけでなく，幅広い知識や基本的技術をもつことに積極的であること

・博士課程後期在学者の場合は，博士論文を提出するために必要な研究に加えて，本養成計画に取組む強い意志を有すること



５．選考方法

(1) DC 枠：本学の博士課程後期在学者

・第一次審査（応募申請書による選考）

・第二次審査（口述による選考） （自身のこれまでの研究内容及び企業でのインターンシップで希望する研究内容について15分の日本語による口頭発表の後，質疑応答。英語による口頭試問。）



(2) PD 枠：博士学位取得後5年以内の若手研究者及び平成23年3月末までに学位取得が見込まれる者

・第一次審査（応募申請書による選考）

・第二次審査（口述による選考） （これまでの研究内容及び企業でのインターンシップで希望する研究内容について20 分の日本語による口頭発表の後，質疑応答。英語による口頭試問。）

※第一次審査（応募申請書による選考）結果については，平成23年2月24日（木）までに，選考を行った全員に連絡します。

※第二次審査を受ける場合の旅費等は支給できませんのであらかじめご了承ください。



６．第二次審査(口述による選考)の日程等

・日時：　　　 平成23年3月3日（木）

・選考室：　　広島大学東広島キャンパス内

集合時間，選考開始時間等は，別途応募申請書記載のe-mailの宛先に送付します。

選考の前日正午までに送付されない場合は，７．(3)に問い合わせてください。



７．応募方法

(1) 必要書類等

・応募申請書（所定の様式） 　　　　　9部Ａ4判，両面印刷（うち写し8部）

・指導教員の推薦書及び評価書（所定の様式、密封すること） 　　　　　　1通

・学位取得証明書もしくは学位取得見込証明書 1通

（PD枠に応募する者のみ）

・定形返信用封筒 １部

（合否の通知に用いる。応募者の宛先を明記し，80円の返信用切手を貼付すること）

※原則として、応募書類は返却しません。

※応募書類で取得した個人情報は，本取組以外には使用しません。

※応募申請書の様式は、このページ下部よりダウンロードしてください。（様式の改変及び追加は不可。）



(2) 応募申請書の締切日

平成２３年２月１４日（月）１５:００必着　（指導教員の推薦書及び評価書が間に合わない場合は(3)に問い合わせること）

※郵送の場合は，簡易書留とし，封筒に「応募申請書在中」と朱書すること。



(3) 応募申請書の提出先

〒739-8524 東広島市鏡山一丁目1 番1 号

広島大学 若手研究人材養成センター （教育学部Ｋ棟402号室） 担当：野田・井上

Tel： 082-424-6213

e-mail： wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp（ＡＴを@に置き換えて下さい）



※若手研究人材養成センターへのアクセスについてはこちらをご覧ください。

※応募する者は，システムの説明を行いますので，あらかじめ，７．(3)に問い合わせてください。

８．第二次審査(口述による選考)受験票の交付

第二次審査(口述による選考)受験票は、応募申請書に記載されたe-mailの宛先に送付します。

平成23年3月2日（水）正午までに送付されない場合は，７．(3)に問い合わせてください。



９．第二次審査(口述による選考)当日に持参するもの

(1) 受験票

(2) 写真入り身分証明書（学生証，運転免許証等）



１０．選考結果発表

日時： 平成２３年３月１６日（水）　　１５：００　（予定）

方法： 被養成候補者の受験番号を，当ホームページにて公開します。

選考結果は選考を行った全員に通知します。

※やむを得ない事由により辞退する場合は，3月17日（木）15:00までに，７．(3)に連絡すること。



１１．採用された場合の養成期間

平成２３年４月１日～平成２４年３月３１日　の１年間

但し，上記期間内であっても，3 ヶ月以上の企業派遣プログラム等の養成プログラムが終了した後，就職が確定した場合は，養成期間を早期終了する。



１２．待遇

(1) DC 枠：博士課程後期在学者

①給与

企業派遣プログラム期間中は，（インターンシップ期間）非常勤職員（リサーチ・アシスタント（1時間あたり1,200円））として雇用し，広島大学非常勤職員の任免・給与及び労働時間・休日・休暇に関する規則に基づき月10万円程度を支給します。通勤手当，賞与，退職手当等，その他の手当等の支給はしません。

②社会保険等

非常勤職員（リサーチ・アシスタント）として雇用されている期間，労災保険に加入します。健康保険，厚生年金保険及び雇用保険は適用しません。

③企業派遣プログラム先企業（インターンシップ先企業）への交通費等

本学の規程等に基づき交通費または旅費を支給します。

※移動手段，距離によっては支給しない場合があります。



(2)　PD枠：博士学位取得研究者（平成23年3月末までに学位取得見込の者を含む。）

①給与

養成期間中は，広島大学若手研究人材養成センターの研究員として雇用し，広島大学教育研究系契約職員の任免・給与及び労働時間・休日・休暇に関する規則に基づき月270,000円を支給します。通勤手当，賞与，退職手当等，その他の手当等の支給はしません。

②社会保険等

文部科学省共済組合，雇用保険，労災保険に加入します。

③企業派遣プログラム先企業（インターンシップ先企業）への交通費等

※移動手段，距離によっては支給しない場合があります。



１３．問い合わせ先

広島大学　若手研究人材養成センター　副センター長　相田美砂子

電話番号，電子メールアドレスは，７(3)の応募申請書提出先と同じ





募集要項（PDF版はこちら）（416KB）



募集要項（WORD版はこちら）(130KB)