去る12月27日（木）、G.ecboプログラム主催の「危機管理セミナー」を開催いたしました。冬期海外インターンシップでフィリピン、バングラデシュに派遣する国際協力研究科博士課程前期後期学生６名を対象に、海外渡航前の心構え、情報収集・準備物の指示、海外旅行保険の案内等を行いました。学内から本部国際部職員を含め10余名の教職員の参加がありました。

特にパワーポイントや外務省ビデオを用いて紹介し注意勧告した、海外で頻発している事件については、自分に当てはめて見入る学生の姿が印象的でした。

危機管理は、事件事故に遭遇することを最小限に防ぐことと同時に、万が一遭遇した場合にどう対処すべきかを事前に具体的にイメージして、その場合の被害を最小限に止めることが目的です。今回のセミナーは、インターンシップに参加する学生たちの危機管理意識を高めるのに大変効果的であったと思われます。

今年１月、２月に各インターンシップ先へ出発している彼らが、安全で実り多い研修を実施してくることを期待しています。