第1回グローバルインターンシップ推進拠点(G.ecbo)シンポジウム
−より安全な国際交流に向けたリスクの予防と実践的対応−
【趣 旨】
広島大学は,2007年度より3年間,文部科学省大学院教育改革支援プログラムの採択を受け,「グローバルインターンシップ*推進拠点の形成(通称,G.ecbo)」に取り組んでいます.本プログラムは大学院国際協力研究科(IDEC)で実施してきました「国際協力学を拓く実践的研究者育成(通称,i-ECBO)プログラム」(2005〜06年度)を複数の研究科・専攻に拡張し,国際社会で活躍する各種分野の高度専門職業人や研究者を継続的に輩出することを目的としています.
本シンポジウムでは,2007年度に実施したグローバルインターンシップの教育成果の報告を行うとともに,インターンシップの実績のある内外の大学の担当者,危機管理の専門家を招聘し,国際交流活動に伴うリスクの予防と実践的対応について議論します.
* グローバルインターンシップとは,博士課程前期学生の海外インターンシップ,国内インターンシップ,第三国インターンシップおよび博士課程後期学生の遡上教育の総称
【日時】2008年3月6日(木)10:00~16:40
【会場】広島大学中央図書館1Fライブラリーホール
(http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/riyoan/ichiran.html)
【主催】広島大学大学院国際協力研究科,G.ecboプログラム推進拠点
【プログラム】
09:30- 受付
10:00- 開会あいさつ(国際協力研究科長 金原 達夫)
【第一部】
10:10- グローバルインターンシップ派遣学生の成果発表(25分/人)
・第三国インターンシップ参加者として
「UP-NISMEDでのインターンシップ」(フィリピン):Pen Chamroeun
・途上国インターンシップ参加者として
「ベトナムの都市間幹線道路における「道の駅」の導入可能性に対する検討」(ベトナム):岡英紀
「日系中小企業の国際人的資源管理における問題点の一考察」(ベトナム):林田さやか
・遡上教育としてのインターンシップ参加者として
「バングラデシュでの経験と今後の計画」(バングラデシュ):谷口万里子
11:50- 休憩
【第二部】
13:00- G.ecboプログラム紹介
G.ecboプログラム拠点委員長 藤原 章正
13:20-
「長期留学の現状と課題」
(独)日本学生支援機構(JASSO)菅野 勝義 氏
「大学教育における安全管理の現状」
日本エマージェンシーアシスタンス株式会社 河合 克浩 氏
「フィリピン大学の危機管理の取り組み」
フィリピン大学学生活動センター長 Oscar P. Ferrer 教授
「海外体験学習の危機管理の取り組み」
恵泉女学園大学 体験学習CSL・FS委員長 上村 英
明 教授
「危機管理体制の見直しと改善策」
京都大学国際交流センター長 森 純一 教授
15:40- 質疑応答
講評 広島大学理事(総務)工藤 敏夫
16:30- 閉会あいさつ(広島大学大学院課程会議長 江坂 宗春)