メンタリングシステムについて

(1)メンター候補者リストの作成

  • 加速事業に関する説明会・メンタリング説明会などの機会に、メンター候補者を募集する
  • メンター候補者には、理系の女性教員だけでなく、男性の理系教員や文系の教員も含む
  • 既在籍の助教以上の理系女性教員には、できるだけ全員に登録をお願いする

(2)メンターとプロテジェ(新任女性教員)のマッチング

  1. プロテジェが新規養成女性研究者の場合
    ・1年目は3名、2年目以降は2名のメンターを配置する
    ・プロテジェと同じ研究分野のメンターだけでなく異なる分野のメンターも配置する
  2. プロテジェが【1.】以外の新任女性研究者の場合
    ・メンターの人数・研究分野等については、柔軟に配置する

(3)メンターの仕事

  • 最低、月に1回程度のプロテジェとの面談(プロテジェのニーズを尊重)
  • 必要に応じた助言や相談
  • メンター研修会への参加
  • メンタリング上で生じた問題をメンタリングシステム統括者に報告・相談
  • メンタリング経過報告書及び最終報告書の提出

(4)メンターに対する支援

  • メンタリングに必要な費用の補助(プロテジェが新規養成女性研究者の場合のみ)平成23年度はメンター1人あたり20万円を上限とする補助対象は、プロテジェのメンタリングに必要な消耗品や参考図書の購入費用
  • メンタリング・スキル向上のための講習・研修
  • メンター同士の情報交換の場・相談機会の設定

◆メンターとは

 仕事(教育・研究・大学運営等々)上の秘訣を教え、コーチし、ロールモデルとなり、重要な人物への紹介役を果たすことなどによって、メンタリングの受け手(プロテジェ)の自発的なキャリア発達を援助する人。
  メンターは、プロテジェの教育・研究上の相談に乗るだけでなく、家庭生活と研究の両立や個人的な生活上の悩みなど、さまざまな相談に乗る役割を担います。プロテジェにとっては、同じ領域のメンターよりも領域の異なるメンターの方が相談しやすい場合もあり得ますし、比較的年齢の近い相談相手が必要な場合もあります。そのため、男女を問わず、理系の若手教員や、文系教員の方々にも、是非、メンター候補者アンケートへの回答をお願い致します。


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