目標と実施期間終了時の取り組み

3年目における具体的な目標

  1. 理工農系の女性教員採用数が、3年間で11名以上である。
  2. 独自養成女性研究者として、教授、准教授をそれぞれ3名以上採用する。
  3. 人材育成推進室 女性研究者キャリアアップ部門において、
    ・メンタリングシステム
    ・研究支援システム
    ・研究者コミュニティ支援
    上記の3システムが稼動している。

実施期間終了時における具体的な目標

  1. 理工農系の女性教員採用数が、5年間で19名以上である。
  2. 独自養成女性研究者として、教授、准教授をそれぞれ5名以上採用する。
  3. 理工農系における女性教員の割合を、開始時(3.3%)に比べて、倍増(7%)する。
  4. 全学の女性教員の割合が14%程度となる。
  5. 人材育成推進室 女性研究者キャリアアップ部門において、メンタリングシステム、研究支援システム、研究者コミュニティ支援システムが、利用者のニーズをふまえ改善され、全学的教員育成・支援システム として機能している。

実施期間終了後の取り組み

 「人材育成推進室 女性研究者キャリアアップ部門」を、「人材育成推進室 研究者キャリアアップ部門(仮称)」とする。男女にかかわらず全ての新任教員が参画する「大学教員としての資質向上の場」とし、広島大学の教職員の質のさらなる向上を図る。

期待される波及効果

 採用支援分ポイントを部局等に配分することによる理工農系女性教員数の増大加速計画は、他の大学等研究機関のモデルとなりうる。また、従来型の狭い研究室内での後継者養成だけに依存しない、新しい大学教員養成の全学レベルでの仕組み構築であり、大学のシステム改革をさらに推進することにつながる。


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