堀内浩幸助教らのグループが医薬品づくりに必要な抗体の低コスト量産実験に取り組んでいます



堀内浩幸助教、広島県産業科学技術研究所、広島大学ベンチャーの広島バイオメディカル(東広島市)と

機能性食品ファーマフーズ(京都市)の4者が、ニワトリに抗体を含む卵を産ませ、医薬品づくりに必要な

抗体を低コストで量産する実験に取り組んでいます。



実験は、受精卵から採取した胚性幹細胞(ES細胞)を培養し、抗体遺伝子を組み込む新技術を採用したもので、

良質なES細胞を選び受精卵に戻し、遺伝子組み換えニワトリを育てて、卵白に抗体を含む卵を産ませます。

豊浦雅義広島バイオメディカル社長は、「高額な難病用の薬も安く製造することができる」とし、グループは

2009年度に卵白から抗体の抽出を目指しています。



(この実験に関する記事が11月27日の中国新聞朝刊に掲載されました。)


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