中国新聞に谷田創教授の野外研究に関する記事が掲載されました



谷田創教授が広島県北広島町大朝の宮松集落で行っているイノシシに関する野外研究について、

1月9日(金)の中国新聞で紹介されました。



この研究は、広島大学の地域貢献発展研究の一環として、2006年度から谷田教授らが地元住民と協力

しながら行っているもので、同町においてイノシシ被害と対策についての調査研究に取り組んでいます。



谷田教授らは、イノシシの生態調査のため2007年までに同町の別の集落に設置した3台のデジタルカメラ

に加え、松宮集落にさらに約20台を設置し、昨秋から同集落に流入するイノシシの頭数や出産時期、

年齢を調べるなど、イノシシ増加の原因や生態を解明するための野外研究を強化しています。

また、DNA解析を通じてイノシシの生息域の拡大を解明する研究を強めたり、食べ物の好き嫌いを調査し

農作物被害の対策に役立てるなど、2009年度末まで調査を進める予定です。



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