加藤範久教授がタコが健康に及ぼす影響について研究を始めます



加藤範久教授(分子栄養学)が、三原市特産のタコを使い、タコが健康に及ぼす影響や

健康食品としてのタコの可能性を探る研究を始めます。
これは広島大学の地域貢献研究として行われるもので、今年1年をかけて、マウスや

ラットに三原市沖で取れたタコの粉末を混ぜた餌を与え経過観察する実験などを重ね、

健康への影響や効果などを調査します。
タコには大腸がんや糖尿病、肥満などの抑制効果が期待できるとされるビタミンB6や

血中コレステロール値を下げるタウリンが豊富に含まれていますが、加藤教授によると、

タコについての専門的な研究は全国的にも珍しく、食品としてのタコ自体の効能に関する

研究はほとんどありませんでした。
加藤教授は、「研究がタコを使用した新たな名産品の開発に役立ち、地域活性化に

つながればうれしい」としています。

<この研究に関するお問合わせ先>

大学院生物圏科学研究科

教授  加藤 範久

TEL:082-424-7980

E-mail: nkato@hiroshima-u.ac.jp

(@は半角に変換してください)


※この研究について、平成22年4月23日(金)の読売新聞と中国新聞で紹介されました。


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