2008年11月にスペースシャトル「エンデバー」とともに宇宙に運ばれ、日本初の有人施設である
「きぼう」の船内で8ヶ月半保管されていた「宇宙カボチャ」の種が発芽し、実岡寬文教授が
苗の植え付けを行いました。
この種は、宇宙滞在した約350粒の中から17粒が、昨年12月に実岡教授のもとに届けられたものです。
3月下旬に小さなポットにまいた種のうち15粒が発芽、4月30日に学生とともに研究科の精密圃場に
移植しました。青々とした丈夫な苗に、実岡教授は「宇宙の無重力も今のところ問題がないようだ」
と話しています。
秋に収穫したカボチャから種を採種し、各地の小学校に配布する予定です。
<「宇宙カボチャ」に関するお問い合せ先>
大学院生物圏科学研究科 植物栄養生理学研究室
教授 実岡 寬文
TEL:082-424-7917
Email: saneoka@hiroshima-u.ac.jp (@は半角に変換してください)