生物圏科学研究科の農場が「教育関係共同利用拠点」に認定されました



広島大学大学院生物圏科学研究科附属瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター西条ステーション(農場)が、

「食料の生産環境と食の安全に配慮した循環型酪農教育拠点」として、文部科学大臣による平成21年度

「教育関係共同利用拠点」に認定されました。 (認定期間:平成22年6月10日~平成27年3月31日)


この拠点は広島大学の学生だけでなく、学外の大学生も

農場を利用して「農業から理解する命の大切さ」を体験的

に学び、私たちの社会が必要としている「食料の生産、

安全そして環境への配慮」の理解を深めることを

目指しているものです。

広島大学の農場は広大な草地を管理し、多数の乳牛を

飼育しているとともに、食品製造実習工場等も備えている

ことが特色で、牛乳が生産されて食品として加工される

までの一連の仕組みを学ぶことができます。



学外の学生のためには、非農学系学部生のための

演習(平成22年度は教育ネットワーク中国を通じた

単位互換制度により「命の尊厳を涵養する食農

フィールド科学演習」
を開講、現在学生募集中)、

農学系学部生と大学院生のための演習を開講します。


(農場の風景)
また他大学が開講している授業の一部でも、農場を利用して食料生産の現場を学ぶことができます。

広島大学の学生にとっては、他大学の学生と交流を深めて視野を広げることにつながります。


今回の農場の拠点認定により、農学の専門的な教育が一層充実するとともに、いろいろな分野で学ぶ

学生のための「食と農に関する総合的な学習経験と生涯学習力」の教育も発展すると期待されている

ところです。



本農場で開講する科目を履修したい方や、授業の一部で農場を利用したい方は、

瀬戸内圏フィールド科学教育研究センターのホームページをご覧ください。



(搾乳実習の風景)                 



      (ミルクを用いた食品製造実習)

【お問い合せ先】

 広島大学生物圏科学研究科支援室 (TEL: 082-424-7901)





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