がんゲノム医療外来のご紹介

1.がんゲノム医療とは

目的

次世代シークエンサーという機械を使用してご自身のがん細胞のゲノム解析(変異している遺伝子を探すこと)を行い、治療に使用できる薬を探すことです。

対象
  • がんの標準治療が終了した、あるいは終了の見込みが出てきた患者さん
  • 原発不明がんの患者さん
  • 希少がんの患者さん
    (希少がん:1年間で国内で発生する人数がおよそ1000人以下のがん)
  • がんを治療できる薬を探したい患者さん
検査費用

保険診療対象外のため、自費診療として以下の検査費用を負担していただく必要があります。

  • 検査説明料 32,400円(検査申込の有無に関わらず必要となります。
  • 検査料 50万円から100万円程度
    (上記のほか、カウンセリング料が必要になります。)

2.受診方法

 がんゲノム医療外来の検査の流れや費用などについて質問したい場合は、まず、広島大学病院がん相談支援センター(082-257-1525)にお問い合わせ下さい。

3.検査の流れ

(1)がんゲノム医療外来受診

  • 診察、がんゲノム医療の概要説明
  • がんの種類、現在の治療状況によりがんゲノム検査の可否、使用できる検査の種類等を説明
  • 患者さん、ご家族が希望され、がんゲノム検査が可能であるかどうか確認
    (患者さんの状態、ご希望により遺伝子診療部において遺伝子検査のカウンセリングを受けていただく場合があります。)

(2)同意書に署名、がんゲノム検査料支払い

(3)検体の準備

  • 採取した検体(手術、検査を行った病院で保存されている検体)を取り寄せて、がんゲノム検査が大まかに可能であるか調査
    (古い検体や小さな検体の場合、がんゲノム検査ができない場合があります。)
    (使用する検査法によっては採血を行う場合があります。)

ここまで最低2週間かかります。

(4)検体の発送

  • 検査費用の入金確認後、検体(と血液)を検査会社に送付、がんゲノム検査を依頼

結果が出るまで最低2週間程度を要します。

(5)専門家による検討

  • 検査結果判明後、当院内やがんゲノム中核拠点病院で結果の解釈を行う検討会(エクスパートパネル)を実施

(6)結果説明

  • がんゲノム検査の結論を患者さん、ご家族に説明
    (治療ができる薬剤が判明する率は15%ぐらいと言われておりますが、がんの種類によってこの率は変化します。検査しても治療法が見つからないこともあります。)

4.検査後の流れ

  1. 変異していた遺伝子の種類によってはここで、遺伝子診療部での遺伝子カウンセリングを受けていただくことになります。(カウンセリング料が別途必要です。)
  2. 検査後の治療に関しては、原則、紹介元の先生とご相談いただきます。
  3. 薬の投与に関しては原則、別の臨床試験へのご参加が必要になりますので、治療費が高額となることがあります。
問い合わせ先

広島大学病院がん相談支援センター
TEL:082-257-1525


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