がんゲノム医療外来のご紹介

【お知らせ】
2019年6月から「がんゲノム医療」における遺伝子パネル検査が保険適用され既に1ヶ月以上が経過しております。
現在、検査の解析を担う「がんゲノム情報管理センター」と関連施設の間で検査開始に向け準備を進めているところですが、全国的に保険適用での遺伝子パネル検査が開始できていない状況です。
検査を希望されている患者さんやご家族、並びに担当されている先生方におかれましては、今しばらくお待ち願います。
新しい情報が入り次第、ホームページでお知らせし、予約を開始いたします。
自費での検査につきましては、これまで通り受け付けております。(更新日:2019年7月11日)

1.がんゲノム医療とは

目的

次世代シーケンサーという医療機器を使用してご自身のがん細胞のゲノム解析(変異している遺伝子を探すこと)を行い、治療に使用できる薬を探すことです。

対象
  • がんの標準治療が終了した、あるいは終了の見込みが出てきた患者さん
  • 原発不明がんの患者さん
  • 希少がんの患者さん
    (希少がん:1年間で国内で発生する人数がおよそ1000人以下のがん)
  • がんを治療できる薬を探したい患者さん
検査費用

保険診療対象外のため、自費診療として以下の検査費用を負担していただく必要があります。

  • 検査説明料 33,000円(検査申込の有無に関わらず必要となります。
  • 検査料 50万円から100万円程度
    (上記のほか検査結果によっては、カウンセリング料(14,200円)が必要になる場合があります。)

2.受診方法

  • 完全予約制
    患者さんから直接予約は受け付けておりません。
    必ず、かかりつけ医の先生から広島大学病院遺伝子診療部へ予約申込をお願いします。
    予約申込書同意書・紹介状が必要です。)
    当院受診中の方は主治医に相談し、遺伝子診療部(がんゲノム医療外来)への予約をお願いしてください。
    予約申込書(院内用)同意書が必要です。)
  • 診察日
    月曜日~金曜日
  • 担当医
    遺伝子診療部 檜井孝夫
           檜山英三
           岡田 賢
           兵頭麻希(非常勤)

 がんゲノム医療外来の検査の流れや費用などについて質問したい場合は、まず、広島大学病院がん相談支援センター(082-257-1525)にお問い合わせください。

3.検査の流れ

(1)がんゲノム医療外来受診

  • 診察、がんゲノム医療の概要説明
  • がんの種類、現在の治療状況によりがんゲノム検査の可否、使用できる検査の種類等を説明
  • 患者さん、ご家族が希望され、がんゲノム検査が可能であるかどうか確認

(2)同意書に署名、がんゲノム検査料支払い

(3)検体の準備

  • 採取した検体(手術、検査を行った病院で保存されている検体)を取り寄せて、がんゲノム検査が大まかに可能であるか調査
    (古い検体や小さな検体の場合、がんゲノム検査ができない場合があります。)
    (使用する検査法によっては採血を行う場合があります。)

ここまで最低2週間かかります。

(4)検体の発送

  • 検査費用の入金確認後、検体(と血液)を検査会社に送付、がんゲノム検査を依頼

結果が出るまで最低2週間程度を要します。

(5)専門家による検討

  • 検査結果判明後、当院内やがんゲノム中核拠点病院で結果の解釈を行う検討会(エキスパートパネル)を実施

(6)結果説明

  • がんゲノム検査の結論を患者さん、ご家族に説明
    (治療ができる薬剤が判明する率は15%ぐらいと言われておりますが、がんの種類によってこの率は変化します。検査しても治療法が見つからないこともあります。)

4.検査後の流れ

  1. 変異していた遺伝子の種類によってはここで、遺伝子診療部での遺伝カウンセリングを受けていただくことになります。(カウンセリング料(14,200円)が別途必要です。)
  2. 検査後の治療に関しては、原則、紹介元の先生とご相談いただきます。
  3. 薬の投与に関しては原則、別の臨床試験へのご参加が必要になりますので、治療費が高額となることがあります。
問い合わせ先

広島大学病院がん相談支援センター
TEL:082-257-1525


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