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広島大学病院−ウクライナの民族楽器奏者のコンサート開催−



演奏をするナターシャさん

広島大学病院小児科病棟では財団法人「がんの子供を守る会」広島支部並びに広島北ロータリークラブのご厚意により入院加療中の子供達とその家族を対象にクリスマス会と併せて平成16年12月14日に入院棟小児科のプレイルームにおいて開催しました。



民族楽器奏者のナターシャさんが6才になった1986年4月に住んでいた近くでチェルノブイリ事故が起こりました。

ナターシャさんはチェルノブイリ事故で被災した子供達の救援コンサートを中心に活動を続け,これまでに200回を超えるコンサートに出演してこられました。

彼女は「ほかの子供達と比べ健康面で元気です。感謝の気持ちも込めて子供達のために何かできたらいいなと思っています。」と話していました。

美しく透明なその声は水晶の歌声と例えられ,民族楽器のバンドゥーラの音色とで子供達や家族の方々の心をいつまでもとらえ続けていました。

演奏の後,大学院保健学科奈良教授と共にサンタクロースに扮したナターシャさんはプレゼントを配り各個室を訪問しました。

サンタクロースの訪問で子供達はどれほどたくさんの夢を見たことでしょう。





【記事に関する問い合わせ先】

 広島大学病院 総務グループ副課長 近藤 博明

 TEL 082−257−5014

 E-mail byo-hisyo-fkacho@office.hiroshima-u.ac.jp


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