1. 保育の特徴
年齢別保育を行い、託児所的な保育ではなく、年齢ごとの発達の見通しをもった保育をすすめています。また、集団保育であっても、個々の発達を大切にし、子どもの発達の道筋をしっかりと保障します。
2. 「めざす子ども像」
- 健康な子ども
- 感情豊かな子ども
- 友達を大切にする子ども
- ものをよく見つめ、よく考える子ども
- 困難に負けず正しいことをやり通す子ども
3. 保育内容
- 鍛錬保育 鍛錬をする意義
- 外界の刺激(水・空気・日光・・・)が、人間の体に及ぼす作用は、まず皮膚(感覚器官)によって感知されます。皮膚に少しずつ刺激を繰り 返して与えると、内部器官や身体の組織は徐々に影響を受け、発達します。鍛錬は、健康面での子どもの自発性(健康を保持・増進させる原動力)を引き出すこ とです。
- 園外保育
- 霞キャンパス内から遠出の散歩・遠足などで、様々な場所へ出かけます。体を使って遊ぶ楽しさをしっかりと味わいます。
- リズム
- 全身の筋肉を使って体を強くしなやかにし、意欲を育てます。また、手や足など身体を十分に動かすことで脳が刺激され、知的な脳の発達を促すことにもなります。
- 描画
- 乳幼児にとって絵とは話し言葉とともに、胸の思いを語るためのかけがえのない表現手段で、内面を記録することのできる唯一の手段です。 従って乳幼児の絵は、見るものではなく、聞くものです。身体の成長発達に道筋があるように「絵」にも成長の道筋があります。また、豊かな生活の土台が豊か な絵につながるのです。
- プール
- 自由自在に変化する素材である水に大いに親しみます。沐浴・水遊びから始め、夏には体調が悪くない限り、毎日プールに入り、水と友達になり、それを通して心と体を開放していきます。
- 一年を通して半袖・半ズボン
- 人間には本来、「暑さ」「寒さ」に対する防御能力が備わっています。温度が下がっても薄着でいると皮膚が刺激を受けやすく、血管の収縮、 拡張が自然と繰り返され、徐々にその働きが素早く行われるようになっていきます。これにより自律神経もバランス良く発達して免疫力も高まり、病気になりに くいからだになっていきます。
- 裸足
- 足の裏からの直接の刺激はとても脳に良いものです。園では裸足で過ごします。
- 給食・おやつのこだわり
- 旬の野菜・果物・魚をとりいれた季節感のある献立で、食べ物の持ち味をいかしたうす味の、手作りの給食です。市販品はほとんど使わずおやつも手作りです。食器も陶器を使用し、落としたら割れるという事を知り、食器の手触り・重み等を感じます。
- 布おむつ・綿パンツ
- 紙おむつや紙パンツが世間では主流となっていますが、たんぽぽ保育園では、五感を育んだり、快適に過ごすことができるなど色々なメリットがある布おむつ・綿パンツを使用しています。