グローバル・イノベーション

グローバル イノベーション部門紹介

新たに発足したグローバル イノベーション部門について紹介させていただきます。イノベーション(innovation)という言葉はよく耳にしますが、どのように理解すればよいでしょうか。類似語にインベンション(invention)があります。発明や考案という意味ですね。これと比較すると少しわかってきます。ともに「従来にない価値を創造」することです。発明や考案は、研究者や発明家が個人的に生み出しますが、一般顧客、即ち市場での取引は前提としておらず、インパクトも限定的でもかまいません。これに対し、イノベーションは収益を考えた企業活動が前提であり、組織的な取り組みで市場を形成し、私たちの社会へインパクトを与えていくものと考えることができます。まさに、産学官連携を推進している産学・地域連携センターが取り組んでいるテーマの一つであり、当部門はその活動を国際的視野を持って重点的に推し進めていく使命を帯びています。広島地域発イノベーションのインパクトを継続的に世界へ拡大していくことで、この地にイノベーション・エコシステムを形成していきます。

部門長  平見尚隆

国際産学官連携の取組みと最近の事例

1)中南米地域産学連携の推進

  • メキシコ グアナファト大学(2015年)、メキシコ国立工科大学(2017年)と大学間協定を締結。今後も中南米大学との協定締結検討中。民間企業との組織的な活動への発展を目指す。
  • メキシコ国立自治大学から講演者を招き、アントレプレナーシップに関する連携を実施中(2017年)。
  • グアナファト大学に本学拠点、広島大学グアナファトセンターを開設(2017年)、中南米地域の情報発信拠点と位置付け、産学分野での連携を深める。
  • メキシコ グアナファト大学、メキシコ国立工科大学にて環境に関するセミナーを開催(2017年)。今後も継続的に開催する。
  • JICA日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修でメキシコ人研修員3名の研修実施中(2017年)。

2)アジア地域産学連携の推進

  • インドネシアの日系工業団地で協定相手のバンドン工科大学と、現地技術者対象に研修を継続的に実施している。
  • ベトナムにて協定相手であり本学拠点であるベトナム国家大学ホーチミン校、広島県、包括協定企業等との共催で環境に関するセミナー開催(2016年)。今後も本学の強味を活かして継続する。
  • ミャンマーにて包括協定企業、現地政府機関、現地大学と共催で交通に関するセミナー開催(2016年)。今後も現地ニーズにあったテーマで継続する。
  • インド工科大学マドラス校との大学間協定締結(2017年)。インド企業との包括協定締結し、社員教育実施中(2017年)。

3)欧米地域産学連携の推進

  • 大学間協定をミュンスター大学と産学官連携、アントレプレナーシップにおいて連携を進める。ベンチマーキングを行ったケンブリッジ大学から講師を招き、継続的に産学官連携に関する講演会を開催している(2015年~)。
  • 欧米企業との連携の枠組構築を図る。

4)積極的に海外展開している日本企業支援

グアナファトセンター
開設

ミャンマーセンター
開設

メキシコ国立工科大学と
大学間交流協定締結

研究・技術シーズの発掘と情報発信の強化

  • 英文パンフレット “Industry-Academia and Community Collaboration at Hiroshima University”
  • 英文HP
  • 共同研究から生まれた商品集(日・英・中国語)
  • 共同・受託研究、特許ライセンス等各種契約書英文雛形集
  • 英文季刊メルマガ “Hiroshima University Quarterly Technology Newsletter” にて本学の最新技術シーズを紹介 (2010年12月創刊、継続中)
  • Web版ひまわり“研究成果データベース”
お問合せ先

〒739-8511 東広島市鏡山1-3-2(本部棟2F)
TEL(082)424-4302/FAX(082)424-6189
E-mail: crcinter * hiroshima-u.ac.jp(*は@に変更してください)


up