物質をナノメートル(10億分の1メートル)の世界で自在に制御するナノテクノロジーは、素材、IT,バイオなど広範な産業の基盤に関わるものであり、21世紀の最重要技術と考えられています。
この研究交流会は、新材料「ナノマテリアル」に焦点を当て、基調講演と4つの応用研究とともに、企業における事業化研究の事例を紹介します。
研究会終了後、交流会も予定しております。新事業展開、研究開発のヒントとなるよう考えておりますので、奮ってご参加ください。
○開催日時 平成19年11月21日(水)
13:30〜17:35(交流会17:45〜19:00)
○開催場所 広島大学中央図書館 ライブラリーホール
○内容
【基調講演】
「サブミクロン及びナノ領域における標準粒子の動向」
広島大学大学院工学研究科 吉田 英人 教授
【事例紹介(大学の研究テーマ)】
(1) 「光・流体・ナノの融合による物質の新機能開拓」
広島大学大学院理学研究科(自然科学研究支援開発センター)
齋藤 健一 准教授
(2) 「ナノ粒子を用いた複合型自己修復皮膜の開発」
広島大学大学院 工学研究科
矢吹 彰広 准教授
(3) 「ナノ多孔体と酸化チタン粒子の新しいナノ複合体」
広島大学大学院 工学研究科
犬丸 啓 准教授
(4) 「テラヘルツ分光ヘッド」
広島大学大学院 先端物質科学研究科
角屋 豊 教授
【事例紹介(企業の技術開発】
「シングルナノコンセプトを利用した水素製造触媒の開発」
戸田工業株式会社 創造本部 理学博士
小林 斉也 係長
【交 流 会】
会費 1,500円
※広島大学関係者は産学連携センター(082-421-3708)までお問い合わせください。