平成21年5月

■ 「あまんじゃく」の伝説が残る無人島再生 広大生からマツ植樹の輪 広島大を去年卒業した田沼聡美さん「いつか島にマツが根付き、かかわった方々がみな幸せを感じられるようになれば」(朝日、5.1)

■ 広島大図書館「本返して」 学術情報普及グループの江森早穂リーダー「督促の労力が少なければ、サービスの向上にまわせる。延滞者は早く返してほしい」(中国、5.1)

■ 広島県内の大学では留学している学生の健康状態を確認したりする動きが広がっている 渡航を控える教員も出ている 広島大の男性職員「学生の指導などに支障が出ては困るのでやめた。」(中国、5.1)

■ 高校・大学生が小学生に贈る一冊 広島大教育学部3年有吉梨紗さん「小さなスプーンおばさん」(中国、5.2)

■ ハンドボール中四国学生選手権春季リーグ第一日【男子】松山大23-20広島大【女子】環太平洋大17-6広島大(中国、5.2)

■ 広島大北口再開発 広島経済同友会の二葉の里地区整備の提言書では事業の核に高度医療施設と第二バスセンターを掲げた 広島大は医療スタッフの派遣などで協力をする方針(中国、5.2)

■ ツネイシHD、船舶の航行時の省エネルギー効果を高める技術を開発 「居住区」の改良技術は広島大学と共同開発(日経、5.2)

■ 三原市は憲法週間にちなんだ講演会「憲法を学ぶ市民の集い」を開く 講師は広島大大学院の中坂恵美子准教授(中国、5.3)

■ 野球の広島6大学春季リーグ第5週第1日 近工大1-0広工大、広島大1-0修道大(中国、5.3)

■ 新型インフルエンザの感染予防で欠かせないのが「マスク」「手洗い」「うがい」 広島大病院の大毛宏喜医師「これら三重のフィルターを着実に実行すれば感染のリスクは大きく抑えられる」(中国、5.3)

■ 広島大の堀内浩幸助教らのグループがアレルギー性を抑えた鶏卵の開発につながる鶏の「ES細胞」の遺伝子組み換えに成功 有精卵はインフルエンザワクチンの製造に使われ、卵アレルギーの人にも接種可能なワクチンができると期待される(中国、5.3)

■ 第8回心身統一合氣道県大会 個人の部の学生選択体技で藤原美沙子・大西晃弘組(広大西条キャンパス心身統一合氣道部)が優勝 藤原・大西組「お互いに気を合わせることで、落ち着いてできた。」(ひろしま県民情報、5.6)

■ 広島大医学部卒の精神科医氏古屋穎児さん(70)が統合失調症の患者を理解するための本「あなたの難しい人」を出版(中国、5.6)

■ 江田島市能美町の中谷造船は環境に優しい電気推進船「スーパーエコシップ」の二隻目を建造する 広島大との共同研究 広島大学大学院の安川宏紀教授「企業との連携が成果に結びついている先進例」(中国、5.6)

■ 日本中東学会は16日、公開シンポジウム「暴力と平和を考えるーヒロシマの視点から」を開く 広島大・中坂恵美子准教授がパネリスト報告(中国、5.8)

■ 広島大は8日、高校や予備校教員向けに入試説明会を開いた 後期日程の一部廃止など変更点を伝えた(中国、5.9)

■ 広島大、広島市立大名誉教授・吉田典可氏 8日、原発不明腺がんで死去 77歳(読売、5.9)

■ 新型インフル予防策 広大病院・大毛宏喜感染管理室長に聞く 「まずは正確な情報を入手すること。マスク、手洗いが有効」(読売、5.9)

■ 広島大高等教育研究開発センターの小方直幸准教授が専門学校の卒業生の意識調査を実施 専門学校は「学習習慣を定着させる機能が高い」と評価、「より幅広い知識を習得させる工夫が必要」と指摘(中国、5.11)

■ 広島大東広島キャンパスの一角に「発見の小径」と名付けられた自然散策路がある 四季折々の草花、そこに集まる鳥や虫の観察が楽しめる 元々あった里山の環境を生かして整備された(読売、5.11)

■ 知の先端 広島大学名誉教授吉里勝利さん 「生体組織の再生」追求(産経、5.11)

■ 間伐材から高機能炭素材 広島大学、東広島商工会議所謎で構成するグループが開発へ(産経、5.11)

■ 広島の沼田高は体育コースの授業の中にスポーツ医科学の専門家の指導を受ける講座を取り入れた 初回の4月30日は広島大大学院総合科学研究科の関矢寛史准教授の「心理的競技能力」(中国、5.15)

■ 広島市内の医療機関4割で患者からの暴言・暴力 安田女子短大の調査 広島大病院で防犯調査役を務める豊田貢さん「患者のごね得は許さない。一方で、待ち時間が長引く際には声を掛けるなど、患者の立場に立った対応が予防に役立つ」(中国、5.16)

■ 今を読む 広島大大学院社会科学研究科准教授・中坂恵美子 進む国際化、人権に目を(中国、5.17)

■ 日本中東学会は「暴力と平和を考える-ヒロシマの視点から」をテーマに公開シンポジウムを開いた 広島大の中坂恵美子准教授は「国内外でイスラムに対する差別が広がっている」との認識を示した(中国、5.17)

■ 「三ツ城アスリートクラブ」広島大陸上部の6人、三ツ城小3-6年の27人にアドバイス 大学院教育学研究科の田中優介さん「自分の教育実践の場になるし、より記録を伸ばす喜びを感じてほしい」(中国、5.18)

■ ふろんとらいん 広大医歯薬学総合研究科・升島努教授 細胞内にある分子の変化をすばやく分析する技術を開発 「病気のメカニズムの解明や、新薬開発などに生かし、広く社会に役立ててほしい」(読売、5.19)

■ 広島大総合科学部と広島大学院総合科学研究科は兵庫県明石市の明石工業高等専門学校と教育研究交流の協定を結んだ(読売、5.19)

■ 大学のあした 大学生の志向が様変わり サークルや趣味を楽しむ一方、運動部離れが加速(中国、5.19)

■ 新型インフル拡大 福山、府中両市と神石高原町でも患者発生に備える動き 広島大附属福山の中学・高校などが県外校との交流試合を当面自粛(中国、5.19)

■ すくすくサロン 5歳の娘が夜更かし早く寝かしつける秘訣は 福山通運渋谷長寿健康財団所長堀忠雄さん(広島大学名誉教授)「理想的な睡眠時間は5歳で11時間。部屋を真っ暗にするのは逆効果。寝る1時間前から薄暗い部屋で絵本の読み聞かせなどをして徐々に寝付かせるとよいでしょう」(中国、5.19)

■ 中国新聞写真クラブの島谷義明さんが皮膚の黄色いアマガエルを見つけ写真に収めた 広島大大学院両生類研究施設の三浦郁夫准教授「黄色、鏡の役割を果たす虹色、黒の色素のうち黒が欠け、黄色が前面に出たと考えられる」(中国、5.20)

■ 広島大大学院の4研究科と原爆放射線医科学研究所が国などからの公的研究費計約3600万円を不正利用 架空の物品代金を業者にプールさせ、別の物品購入に充てていた(中国、5.19)

■ 研究費不正広島大が陳謝 私的流用はなかったという 再発防止策として物品納入の監視を強化 研究費交付元はペナルティー措置を表明 現場への影響懸念(中国、5.20)

■ 広島大大学院など交付金流用 3655万円を不正にプール、パソコンや試薬、コピー用紙などの購入に流用 同大学は近く教授らの処分について審査会を設けて検討するが、私的流用はないとして、刑事告発はしない方針(読売、5.20)

■ 広大大学院など研究費不正流用 同大は関与した教員のうち現職の7人を処分する(毎日、5.20)

■ 広島大の大学院の4研究科と原爆放射線医学研究所が、国から支給された公的研究費計約3600万円を不正利用していたことがわかり、19日、同大が発表(産経、5.20)

■ 貝類や清酒のうまみ成分のコハク酸が、大腸がんと胃がんのがん細胞の増殖を抑制することを、広島大大学院生物圏科学研究科の加藤範久教授らの研究グループがラットを使った実験で発見した 日常に近い摂取量で効果が得られる 加藤教授「がんの増殖抑制に、身近なコハク酸が有効なことが明らかになった意味は大きい」(中国、5.21)

■ 東広島商工会議所は、地元の大学や中小企業と共同研究グループを組織、間伐材を原料にした高機能炭素材料を製造する技術と生産システムの構築に取り組んでいる 広島大学や近畿大学工学部は製造した高機能カーボンの機能評価などを担当する(日刊工業、5.21)

■ 横浜企業経営支援財団は21日、広島大学と産学連携協定を締結したと発表した(日刊工業、5.22)

■ 広島大は21日、横浜市の外郭団体で中小企業の経営支援を手がける横浜企業経営支援財団と産学連携協定を結んだ 広島大東京オフィスの大前和也所長「企業数が多く、分野も幅広い。協定を機に首都圏で実績を挙げていきたい」(中国、5.22)

■ 大学のあした 広島大学法、経済学部が4月下旬開いたオリエンテーションキャンプで約600人が親交を深めた(中国、5.22)

■ 医療用具開発ベンチャーのエム・エム・ティーと大阪大、広島大が人工骨を改良した「ネオボーンX」の開発に成功(朝日、5.22)

■ 広島大の研究費不正使用問題で、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構は研究委託費のうち不正が確認できた教授に委託した計155万円の返還を広島大に請求すると発表した(中国、5.23)

■ 患者癒やす「一つの町」 県内外から日に約2000人が訪れる広島大学病院、約2000人の職員の他、ボランティアたちが入院や通院する患者らの環境を少しでも快適にしようと支えている(朝日、5.24)

■ 広島大の研究費不正処理問題で、農林水産省は22日、生物圏科学研究科の教授一人に対し、同省が所管する公的研究費への応募資格を4年間停止すると発表した(朝日、5.24)

■ 広島大60周年 60年間の歩みと将来展望を、「究める」「結ぶ」「鍛える」の三つのキーワードを中心に見る(中国、5.24)

■ ビバキャンパス 食事を通して健康な生活を送ってもらおうと、広島大は16日、一人暮らしの学生を対象にした料理教室を開いた(中国、5.24)

■ C型肝炎の最新の治療法について学ぶ市民講座「放っておけないC型肝炎」が24日あった 広島大大学院医歯薬学総合研究科の茶山一彰教授はペグインターフェロンとリバビリンの抗ウイルス薬を組み合わせた最新の治療法を紹介(中国、5.25)

■ 広島6大学野球春季リーグ 24日で全日程終了 広島大は6勝6敗で3位(中国、5.25)

■ 10代がつくる平和新聞広島国第51号◆バリアフリー 広島大は、障害のある学生が学内で不便を感じない工夫に力を入れています。その活動は学生が主体になって進めています(中国、5.25)

■ 情報フラッシュ 広島大学が27日「新しい日印関係を築く」をテーマに講演会を開く 講師はインド・ネルー大学のプレム・モトワニ教授(日刊工業、5.25)

■ 広島大学初バイオベンチャーのツーセルはあごの骨の骨髄液を使う歯周組織の再生技術でめどをつけた 腰骨から採取する従来法に比べて手軽にできる(日経産業、5.25)

■ 第4回原爆と戦争展が6月2~16日、広島大東広島キャンパス中央図書館で開かれる(朝日、5.27)

■ 広島大のインド経済講演会 ジャワハルラル・ネルー大のプレム・モトワニ教授「新しい日印関係を築くために-インドパワーを知る」(中国、5.27)

■ 広島大学はブラジル・サンパウロ市の広島県人会館の広島文化センター内に「広島大学ブラジルセンター」を開設(中国、5.27)

■ ブラジルからの留学生を確保しようと広島大学はサンパウロ市内にある広島県人会内に「広島大学ブラジルセンター」を開設 広島大国際企画連携グループの吉住誠司リーダー「ブラジルの日本への期待も大きい。両国の関係がもっと深くなれば」(読売、5.28)

■ 広島大で絵画やデザインなど芸術を専攻する学生らの制作展が東広島市西条町の市民ギャラリーで開かれている(読売、5.28)

■ 法科大学院の入学定員を中国地方の国立大3校は広島大と岡山大が2割、島根大は3割削減 新司法試験の合格率の低迷などから政府は定員の見直しを打ち出している(中国、5.28)

■ 中国地方の国立の法科大学院3校が来年度からの定員削減を決めた 広島大の平野敏彦法務研究科長「教育の質の向上には、有力校の教員数を地方に配置するなどの見直しが要る」(中国、5.28)

■ 広島大東広島キャンパスの国際交流会館で「にほんごモデルクラス」が開かれている 教育学部日本語教育系コースの学生を主体に運営(中国、5.28)

■ 学生の経済支援申請増 広島大では今春、入学料免除を申請した大学院生が約250人と去年同期より2割強増えた 経済支援グループ「アルバイト先の減少など不安が高まっているのでは」(中国、5.29)

■ キャンパス発 広島大はブラジル・サンパウロ市の広島文化センター内に「広島大学ブラジルセンター」を開設 サンパウロ大と大学間協定を締結することでも基本合意した(中国、5.29)

■ 「親子の虫歯予防デー2009」が6月3日午後2時半~4時半、広島大霞キャンパスの広仁会館で開かれる(朝日、5.29)

■ 研究費約3600万円を不正使用 広島大大学院4科と原医研(プレスネット、5.29)

■ Ya!っぱれ 大学生がつくる東広島情報ページ 意外と知らない広大図書館活用法 広島大学の知の宝庫である図書館は、実は一般の人にも広く開放されているってご存じでしたか?(Cue、5.29)

■ 巨大銀河が「ガンマ線」を大量に放射する様子を国際天文衛星「フェルミ」が観測 フェルミは広島大が開発を担当した高感度のガンマ線検出器の搭載などが特徴 深沢泰司広島大教授「ガンマ線を観測することにより、高エネルギー状態の宇宙の姿を解明していきたい」(中国、5.30)

■ 巨大銀河が高いエネルギーを持つ電磁波「ガンマ線」を大量に放射する様子を、日米欧の研究機関が参加する国際天文衛星「フェルミ」が観測 フェルミは広島大が開発を担当した高感度のガンマ線検出器の搭載などが特徴(産経、5.30)

■ 広島大学大学院の長尾正崇教授に、虐待によってできた傷を見つけるポイントを聞いた 「転んだりぶつかったり時にはできにくいところにあったら要注意、背中や太ももを棒でたたかれたら「二重条痕」といって二筋の線状の皮下出血が並行してできる。ただちに虐待通報をしてかまわないだろう」(中国、5.31)

■ 親に成績通知国立大も 学生の成績を保護者に通知する国立大学が増えている 広島大は05年から全学で実施した(読売、5.31)

■ 黒瀬川流域にホタルを増やそうと、広島大と地元住民が30日、寺西公民館でワークショップを開いた 目撃地点を記した「ホタルマップ」を作り、身近な自然の現状を再確認した(中国、5.31)


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