平成22年8月

■ 広島市内の「がん診療連携拠点病院」に指定されている5病院が中国新聞ビルで講演会を開いた 広島大病院の岡島正純教授は大腸がんの治療法の変異を解説 「治療技術は進歩、多様化している。再発、転移してもあきらめないで」(中国、8.1)

■ 「鞆の浦を歩く」 三浦正幸著 広島大学教授で日本建築史を専門とする著者が、鞆の浦の魅力を一般読者向けに分かりやすく解説(日経、8.1)

■ 地方の医師不足問題 国家試験合格者の地元残留率などの大学別一覧 広島大は地元残留率66.3%、大学病院残留率24.2%、地元高校出身率43.2% 毎日新聞調べ(毎日、8.2)

■ 社説 中国地方の視点から 広島市や広島大などの研究により、「黒い雨」の範囲、解明へ進む(中国、8.2)

■ 呉市は2日、10年間の呉市次期長期総合計画の策定に向けた市総合計画審議会の初会合を開いた 会合で広島大名誉教授の長町三生氏を会長に互選(中国、8.3)

■ 加計高・加計高芸北分校・千代田高の初の勉強会「合同サマーセミナーin芸北」が2日、北広島町で始まった 県立広島大と広島大の教員志望の学生たちが講師に(中国、8.3)

■ 中部電力は3日、甘い香りのキク「アロマム」を広島大学と共同開発したと発表 20日ごろから市場に出荷(日刊工業、8.4)

■ 全国で7人のうちの一人 小児膠原病(小児リウマチ性疾患)の専門医、安村純子医師が広島大で勤務している(中国、8.4)

■ 「アロマム」 キクの権威である広島大が野生種を提供、中国電力が栽培試験を繰り返し香りの改良に成功(電気、8.4)

■ 全学部1年生を対象に「平和」を学ぶ必修科目を設けることを決定 広島大で来年度(2011年度)から(読売、8.5)

■ 6日の広島市平和記念式典に、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が出席 式典後に広島大原爆放射線医科学研究所などを視察(産経、8.5)

■ 4日、広島市中区で「被爆65周年原水爆禁止世界大会」が開幕 被爆者代表として広島大名誉教授の葉佐井博巳さんが参加(毎日、8.5)

■ 聞きたかったこと 被爆から65年 特別編 中本真樹さん(広島大財務・総務室総務グループ)と祖母・弘法愛子さんへのインタビュー(朝日、8.5)

■ 7月16日、庄原市で豪雨、200ヵ所以上の土砂崩れ 「千数百年に一度あるかどうかという集中豪雨が引き金になった」と広島大大学院総合科学研究科・海堀正博准教授(朝日、8.6)

■ 60年以上たった今でも健康不安など心理的影響は消えない 広島大原医研・神谷研二研究所長らの調査研究会は、被爆者らを対象に実施したアンケート結果を分析 神谷研究所長は「黒い雨を浴びていても肉体に影響が出る放射量かは未解明」とする一方、心理的要因から肉体に不調をきたす可能性に着目(毎日、8.6)

■ 黒い雨降雨地域の見直し 広島大原医研のグループは、国の指定地域外の民家床下の土壌から黒い雨に含まれていたとみられる「セシウム137」という放射性物質を検出した 同研究所・星正治教授「新しい知見を集めて実相の解明につなげたい」(毎日、8.6)

■ 敵国が「夢の国」に 広島大名誉教授・高橋久さん 原爆供養塔のある平和記念公園で自らの体験を話す(毎日、8.6)

■ 6日、第55回全国高校軟式野球選手権西中国大会の組み合わせ抽選があった 広島大附は7日10:30から大津(山口)と対戦(毎日、8.7)

■ IAEA(国際原子力機関)とHICARE(放射線被曝者医療国際協力推進協議会)が6日、被曝者医療の分野で協力する覚書を交わした 同日IAEA天野之弥事務局長は平和記念式典に参加後、HICARE協力機関である広島大原爆放射線医科学研究所などを視察(中国、8.7)

■ 28日、広島大東広島キャンパスのマーメイドカフェでサイエンスカフェを開催 大学院理学研究科・古本強准教授「葉緑体にあいた穴~開けゴマの分子機構」(中国、8.8)

■ 偉人の志受け継ぐ 広島大東広島キャンパス理学部正面玄関メンデルのブドウの木・ニュートンのリンゴの木 偉人にゆかりのある木が広島大にある理由を探る(中国、8.8)

■ 広島大大学院生物圏科学研究科・都築政起教授らは、国特別天然記念物オナガドリの保存会のある高知県南国市で、176羽のDNA型を調査 尾が伸びやすい本来の型を持つ個体が減少、絶滅の恐れがあることを突き止めた(中国、8.8)

■ コラム「でるた」 広島大名誉教授・穂下剛彦さん 詩「山ノ上」(中国夕刊、8.9)

■ 8・9日、第51回県吹奏楽コンクールを開催 大学部門で広島大金賞 中国吹奏楽コンクールへ出場(朝日、8.10)

■ 広島東洋カープと広島大病院は10日、業務協力し、選手の早期治療に向けた取り組みを開始 マツダスタジアムである試合に整形外科医を1人常駐する(中国、8.11)

■ 東洋カープは、試合時の医師派遣について、広島大病院と合意文書を交わした 10日、マツダスタジアムで調印式(毎日、8.11)

■ 9月5日、広島県内の医療者でつくるNPO法人「あなたが救う・救命救急広島」は、マツダスタジアムで救命処置法を広めるイベントを開催 同法人理事長で広島大病院・高度救命救急センターの谷川功一センター長「適切な初期対応が患者を救う。知識と技術を学び、広めてほしい」(中国、8.12)

■ 広島大は新入生全員を対象に平和をテーマにした講義を2011年度から必修化(中国、8.12)

■ 広島大の留学生が米海兵隊岩国基地を取り巻く問題を調査 住民の不安や騒音被害の実態などを論文にまとめる(中国、8.12)

■ 東広島市のDV(ドメスティックバイオレンス)昨年度の被害相談件数、過去最多38件 広島大ハラスメント相談室の北仲千里准教授は、DVから逃れた被害者が新生活を始める課題について「保険証の再交付などの手続きに、ストレスを感じる人も少なくない」と話す(中国、8.12)

■ 11日、呉市の大和ミュージアムなどの観光施設や工場を、広島大で開かれたINU学生セミナーに参加した国内外13人の大学生などが見学 呉市への理解を深めてもらうため、呉信用金庫と広島大が連携して企画した(中国、8.12)

■ 5~13日、ボゴール農業大学(インドネシア)は広島大と共催で、国際ワークショップ「サマーコース2010アジア諸国における森林マネジメント及び地域開発の発展」を実施 広島大大学院国際協力研究科副研究科長・藤原章正教授の挨拶で本ワークショップ修了(インドネシア、8.13)

■ 広島大学、京都大学などのグループが観測した結果「はくちょう座V407」という共生星が新星爆発をおこしていることが判明(日刊工業、8.13)

■ 九州のアマチュア天文家が見つけた新星が、ガンマ線を出していることを京都大・広島大などの研究グループがまとめた 米科学誌サイエンスに発表する これまでは新星はガンマ線を出さないとされていた(朝日、8.13)

■ 京都大学や広島大学など日米欧の共同チームは高エネルギーのガンマ線を放つ新たな天体を見つけた 13日付の米科学誌サイエンスに掲載される(日経、8.13)

■ 京都大と広島大の研究グループが、新星がガンマ線を放出していたことを突き止めた 超新星のガンマ線放出は確認されているが、新星では世界初(毎日、8.13)

■ 広島大学平和科学研究センターと読売新聞社が共同実施した被爆者意識調査の面談取材に広島大学の学生が同行し、座談会を開いて語り合った(読売新聞、8.15)

■ 2代続けて大学生監督となった東広島市の賀茂高校野球部の、先代監督は広島大学大学院生(中国、8.16)

■ 広島大学の学生でつくる「広島大フェニックスレーシング」のオリジナルマシンが、9月7日から11日の全日本学生フォーミュラに初出場(中国、8.18)

■ 広大医学部「ふるさと枠」の受験生増にむけて高校訪問、制度を説明(朝日、8.19)

■ 中国地域国立5大学が、9月17日14時半から、東京都港区のキャンパスイノベーションセンター東京で、ビジネス交流会を開催(日刊工業、8.19)

■ 虐待 子供を守ろう 広島大教授長尾正崇さん 「おかしいと思ったら、迷わず通告して下さい。そのときにお願いしたいのは、写真を撮ること。現状をきちんと記録しておくことが大切です」(読売、8.20)

■ 広島大学 岡本哲治氏「国内外に「開かれた大学」を目指して、本学は様々な新しい試みに取り組んでいます。学生の視点に立った支援や学内施設もますます充実。より豊かで開かれたキャンパスづくりを目指していきます」(中国、8.20)

■ 広島県と広島大は県内の地域医療を将来担う同大「ふるさと枠」などの医学生36人を対象に恒例の地域医療セミナーを始めた(中国、8.20)

■ 広島市の市営住宅「京橋会館」が来年度、解体される 広島大大学院工学研究科の杉本俊多教授「世界遺産のベルリンの集合住宅に通じる美しさがある。ロの字型集合住宅の現存例としても貴重で、非常に残念」(読売、8.21)

■ 広島大、広島市立大、広島修道大、県立広島大、安田女子大の学生で構成するアイセック広島委員会は7日、平和集会「ピースプロジェクト」を開いた 国内外の学生約100人が原爆や平和について意見を交わした(中国、8.22)

■ 広島大は21日、科学体験イベントを開いた 小中学生が気球に取り付けたビデオカメラで地上の様子を観察 大学院工学研究院の作野裕司助教が、気球を中国地方の藻場の分布や湖の水質調査などに活用していることを紹介した(中国、8.22)

■ サンデーオピニオン この国のゆくえ 広島大学学長浅原利正「不況であるからこそ人材育成、学術研究に投資して、社会基盤を確かな物にしておかなくてはならない」(中国、8.22)

■ 北広島町は「事業仕分け」を始めた 初日は12件を判定、「執行停止」が7件、「凍結」が5件 広島大大学院准教授ら4人が仕分け委員を務めた(中国、8.22)

■ 中学時代に白血病を患い、輸血に助けられた広島大歯学部2年の竹安美彩さんが献血推進サークルをつくり、活動を広げている 「同世代に、輸血を必要とする人の存在をもっときちんと知ってもらいたい」(中国、8.23)

■ 海に浮かべたいかだから発電装置を海中に垂らし、波や海流を利用して発電する新システムを広島大大学院の陸田秀実准教授らのグループが考案 陸田准教授「発電効率の悪かった海洋エネルギー発電の発展につながる可能性を秘めている」(読売、8.23)

■ アマチュア天文家と京都大天文台、広島大宇宙科学センターなどが協力して、はくちょう座の「新星」からガンマ線が放出されていることを突き止めた 成果は米科学誌サイエンスに発表した(読売、8.23)

■ 世界デュアスロン選手権23歳以下の部に出場する広島大3年小林歩さん(尾道市因島中庄町出身)が平谷祐宏尾道市長を訪れ、健闘を誓った(中国、8.24)

■ 世界デュアスロン選手権に出場する広島大3年、小林歩さん=尾道市因島出身=が同市平谷祐宏市長を訪問、健闘を誓った 小林さん「自分の力が世界でどこまで通じるか挑戦したい」(産経、8.24)

■ 「第21回トライアスロンさぎしま大会」が三原市の佐木島で開催された 男子は広島大教育学部3年の小林歩さんが総合優勝(読売、8.25)

■ 廿日市市の観光課は、中国人観光客誘致策の強化のために広島大大学院の中国人留学生4人との座談会を開いた 「宮島に何があるのか広島に住む私も知らない」などPR不足を指摘する声が出た(中国、8.26)

■ 広島大大学院の二川浩樹教授=口腔生物工学=と同大歯学部の学生クラブ「バイテック」が虫歯菌と歯周病菌を減らす効果が期待されるヨーグルトを開発 虫歯がない人の口内の乳酸菌を培養した(中国、8.27)

■ 広島大大学院2年の宍戸純さん 去年の東広島市美術館で最優秀の「優秀賞」を受賞 「生命の力強さ」をテーマに油絵で木を描き続けている 「地元でも、知り合いのいない土地でも評価されるような、作家になりたい」(読売、8.28)

■ キトラ作文コンクール 朝日小学新聞賞 広島大付属三原小3年前原栄一さん(朝日、8.29)

■ 「第51回全日本吹奏楽コンクール中国大会」 大学の部【銀賞】広島大(朝日、8.29)

■ 広島大の「サイエンスカフェ」が28日あった 大学院理学研究科の古本強准教授が親子連れなど50人に植物の光合成の仕組みなどを紹介した(中国、8.29)

■ 第49回県合唱コンクール 【大学部門】金賞 広島大コール・ビビッド、広島大ヴォーカルアンサンブルDADAN 両団体は中国合唱コンクールに出場する(朝日、8.30)

■ 広島六大学と中国六大学の秋季リーグが9月4日に開幕する 広島大は佐藤耕平、加藤淳樹たち投手陣の粘りが鍵(中国、8.31)

■ 広島大病院高度救命救急センター長の谷川攻一教授らが結成したNPO法人「あなたが救う・救命救急広島」は9月5日にマツダスタジアムで「Save Life in Hirishima」を開く 谷川教授「AEDは操作も簡単。命を救うため、迷わず使ってほしい」(中国、8.31)

■ 広島大生物生産学部の学生5人が30日から世羅町の農園と直売施設でインターンシップを始めた 3年の狭間さん「暑い中でも手間をかけて作業する農業の苦労を実感した」(中国、8.31)


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