平成22年12月

■ 広島大大学院教育学研究科などは、優れた教育の実践者に贈る第19回ペスタロッチー教育賞(もみじ銀行、中国新聞社後援)の本年度受賞者に北陸学院大の金森俊朗教授を選んだ。30日、東広島市の広島大で表彰式があった(中国、12.1)

■ この人 金森俊朗さん(64) ペスタロッチー教育賞を受賞(中国、12.1)

■ 東広島市八本松町のNPO法人「人間大好き」が、運営する老人ホームで子ども向けに無料の学習コーナーを開設。広島大学生を講師に招いて学びの場を提供(中国、12.1)

■ 東広島市産学官推進協議会は、2日13時から東広島市のサンスクエア東広島で、「東広島産学官マッチングイベント2010~グリーン・イノベーションの創出を目指して」を開く。広島大など3 大学が研究シーズを紹介する(日刊工業、12.1)

■ 広島商工会議所は30日、広島ガスの深山英樹会長(広島大政経学部卒)に次期会頭への就任を要請した(日刊工業、12.1)

■ 広島大大学院安井弥教授(分子病理学)たちのグループが、食道がんの有無を判別するのに有力な遺伝子を突き止めた。安井教授は、「既存マーカーと組み合わす手法を確立すると、血液検査で多くの食道がんを早期発見でき、手術で完治する可能性も高まる」と話している(中国、12.2)

■ 広島大学は企業や産業支援機関などを会員とする「広島大学産学官連携推進研究協力会」を設立した。人的交流、分野別の勉強会、技術研修会などの活動を通じて産学官連携を進め、地域産業の活性化や新産業の創出などに貢献する。会員の募集を進め、100社・団体以上を目標。会長には広島大の浅原利正学長が就任した(日刊工業、12.3)

■ 東広島商工会議所や大学などでつくる東広島市産学官連携推進協議会は2日、新産業の創出を目指し、市内の大学と企業を引き合わせるマッチングイベントを開いた。家畜のふんや尿を肥料として効率的に使う広島大の研究成果の説明もあった(中国、12.3)

■ 韓国の医師らが広島大病院や原爆放射線医科学研究所を訪れ、原子力災害時の緊急医療体制を学んだ。広島県や広島市などでつくる放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)が招いた(中国、12.3)

■ 広島大と近畿大は3日、研究・教育活動に関する包括協定を結んだ。医・工学の分野を軸に共同研究や共同講義、単位互換などを進める(中国、12.4)

■ 中国地方で自動車産業の競争力強化に向けた連携の動きが一段と活発化。広島大学と近畿大学は3日に包括協定を結び、主に次世代自動車の開発分野で共同研究や人材育成などに取り組む。近大工学部は今年4月、自動車技術の研究を中心に据えた「次世代基盤技術研究所」を本格稼働。広島大学でも来年4月、県下の7大学や企業、行政との共同研究拠点として、霞キャンパス(広島市)に医学と工学を連携させたものづくりの研究拠点を新設する(日経、12.4)

■ 2012年問題 造船業界サバイバル(5) 受注量の減少に直面する中四国地方の造船業界が今後生き残るためにはどうすれば良いか。広島大学大学院工学研究科輸送・環境システム専攻の浜田邦裕教授と安川宏紀教授に聞いた(日経、12.4)

■ 広大・近大 自動車で連携 広島大と近大は3日、自動車分野の研究・教育を柱に連携する包括協定を結んだ。「専門研究を加速させ、地元企業の競争力強化に役立ちたい」と両大学(読売、12.4)

■ 第54回中国四国学生駅伝競走大会が5日、山口市内の6区間53.3キロである。過去最多の23チームとオープン参加8チームの計31チームがたすきをつなぐ。優勝争いは、広島大Aチーム・広島経済大チームが軸(中国、12.5)

■ 提言 日中関係の新たな構築 「日米同盟の基軸重要 力には国際法で対処」広島大大学院社会科学研究科鈴木一敏准教授。「米国の政策豹変影響 敵味方志向と決別を」広島修道大学法学部王偉彬(ワン ウェイビン)教授(中国、12.5)

■ 広島大A 圧巻の連覇 第54回中国四国学生駅伝競走大会が5日、山口市内の6区間53.3キロのコースであり、3区でトップに立った広島大Aが、2時間48分20秒で2年連続14度目の栄冠に輝いた(中国、12.6)

■ 12日午後2時半、呉市中央3丁目の中央図書館で歎異抄講座。講師は松田正典広島大名誉教授(中国、12.6)

■ ひろしま通検定 広島の歴史や文化など幅広いテーマの知識を問うご当地検定「『ひろしま通』認定試験」が5日、県立広島大であった。5回目の今年は417人が挑戦。事前に新聞を読み込んで備えた呉市の広島大4年生前田和輝さん「結構、手応えがあった」と満足そう(朝日、12.6)

■ ほぼ24時間のリズムを刻む「体内時計」で中心的な役割を果たす遺伝子は、体内代謝に関わる多くの遺伝子の働きを抑制していることが、広島大医歯薬学総合研究科内匠透教授(脳科学)らの研究で明らかになった(読売、12.6)

■ 広島大と近畿大が協定 広島型ものづくり人材育成など、両校の持つ強みを生かして教育・研究活動の交流と連携・協力を推進する。とくに次世代自動車、人間医工学を応用した自動車の研究に力を入れる(日刊工業、12.7)

■ 「反物質」生成に新手法 理化学研究所や東京大学、広島大が参加する研究チームは6日、物質と出合うと消滅する「反物質」の一種を新たな手法で作ることに成功したと発表。早ければ来年にも、反物質を構成する反粒子の性質を調べる実験を、欧州合同原子核研究所で始める(中国、12.7)

■ 広島大学大学院理学研究科は6日、出口博則研究科長(62)を再任した(中国、12.7)

■ 広島大人事 大学院理学研究科長に出口博則教授(62)=植物分類学=を再任(朝日、12.7)

■ 広島大学大学院理学研究科長(6日)=出口博則教授(62)を再任(毎日、12.7)

■ 三宅一生さん 名誉県民に 県は6日、東区出身の服飾デザイナー、三宅一生さん(附属東雲中学校卒業生)を名誉県民に選定すると発表。県議会の同意が得られれば、12人目の名誉県民となる(毎日、12.7)

■ 情報フラッシュ 広島大学 10日10時から、広島市中区のメルパルク広島で「第3回乳酸菌国際シンポジウム」を開く(日刊工業、12.7)

■ 中国・四国地区国立大学長会議は7日、国の来年度予算のうち特別枠の配分を決める政府の政策コンテストの結果に対し、緊急声明を発表した。広島大の浅原利正学長は取材に対し「教育や医療など社会基盤への投資を削減すれば、将来への影響は大きい」と懸念を示した(中国、12.8)

■ 島津科学技術振興財団は7日、科学計測における基礎研究の功労者を表彰する2010年度の「島津賞」に森川弘道広島大名誉教授を選出したと発表。表彰式は2011年2月21日に京都ホテルオークラで開く(日刊工業、12.8)

■ 広島大は6日夜、文化と教育の面からアフガニスタン復興に取り組む現地の活動家2人を招き、広島市中区の広島商工会議所で市民交流会を開いた。交流会は、広島大大学院国際協力研究科が国連訓練調査研究所(ユニタール)などと連携して進める「平和構築連携融合事業」の一環(中国、12.8)

■ 広島脳卒中市民シンポ 広島大脳神経内科学講座が、18日午後1時~4時半 広島市中区の広島国際会議場で開く(中国、12.8)

■ 京都、広島、国士舘の3大学でつくる「レバノン発掘調査団」は7日、中東レバノン南部の古代ローマ時代の遺跡で、民衆が現世の恨みを神に伝えようと刻んだ「呪いの鉛板」が見つかったと、発表した。「世界で約1600枚見つかっているが、解読できる状態の物は貴重だ」と、泉拓良団長(京都大教授)。8日~12日、京都大総合博物館で展示される(朝日、12.8)

■ 京都、広島、国士舘の3大学によるレバノン発掘調査団は7日、中東レバノンの古代遺跡で2~4世紀ごろの 「呪いの鉛板」を発見したと発表した。1000字を超えるギリシャ文字で「彼らの体を衰弱させてください」などと刻まれている。これほどの長文がはっきり解読できたケースは珍しく、京都大総合博物館で8 日~12日に展示される(毎日、12.8)

■ 古代ローマ時代に、現世の恨みを死者の魂に託した「呪いの鉛板」を京都大学の発掘調査団が発見し、7日、報道陣に公開した。解読に当たった広島大の前野弘志准教授(古代ギリシャ史)は「弱い立場の民衆が、自分の力ではどうにもならないことを超自然的なものに神頼みしたのでは」と話している(産経、12.8)

■ 広島女性会議は、12日午後1~3時、広島市中区エソール広島で、広島大社会科学研究科准教授の中坂恵美子さんらを講師に迎え、「開発途上国から現在(いま)を知る~3人の女性が語るグローバル化時代の途上国の女性と子どもたち~」を開催(読売、12.8)

■ 「ポーランドの至宝 レンブラントと珠玉の王室コレクション」展が15日、広島県立美術館で開催します。苦難の歴史を歩みながら高い芸術性を育んだポーランド。広島をはじめ日本の人々に、ぜひ深く知ってほしいと、広島大非常勤講師のウルシュラ・スティチェックさん(中国、12.8)

■ この病気この治療 「緑内障」 読者からの質問について、広島大大学院医歯薬学総合研究科の木内良明教授が回答(中国、12.8)

■ 聞きたかったこと 被爆から65年 広島市中区の地図専門店「中国書店」の店主の竹崎静嘉さん 広島大原爆放射線医科学研究助手だった息子の嘉彦さんが作 成した原爆投下前後の復元した航空写真を見て、自らの被爆体験を語りはじめる(朝日、12.8)

■ 県は、本年度の臓器移植等推進功労者に県内の医師3人と1団体を選んだ。広島大大学院の田代裕尊准教授は、広島大学病院で肝臓などの移植手術を手掛ける。「移植により日常生活を健康に遅れる患者が増えるように努力したい」と田代准教授(中国、12.9)

■ 県NIE推進協議会(会長=小原友行・広島大大学院教授)は11日、NIE(教育に新聞を)活動について知ってもらう2010年度セミナーを、広島市中区の中国新聞ビルで開く(読売、12.9)

■ 2012年度春の就職を目指す大学、短大生たちを対象とした就職ガイダンス(中国新聞社主催)が8日、広島市中区の中国新聞ビルであった。「企業の社風や業務内容を聞き、やりがいが持てそうだと思った」と広島大3年の大呂結香さん(20)(中国、12.9)

■ 広島大マスターズ教養講座「マグロ・クジラは絶滅するか」 18日午前10時、中区の中国新聞文化センター興銀ビル教室(中国、12.9)

■ 広島大合唱団定演 11日午後5時半、広島大サタケメモリアルホール(中国、12.9)

■ 古代ローマ時代に、現世の恨みを死者の魂に託した「呪いの鉛板」を京都大の発掘調査団がレバノンの墓地で発見した。解読に当たった広島大の前野弘志准教授(古代ギリシャ史)は「弱い立場の民衆が、自分の力ではどうにもならないことを超自然的なものに神頼みしたのでは」 と話している(中国夕刊、12.9)

■ 広島大教育学研究科 棚橋健治研究科長を再任。任期は来年4月1日から2年間(中国、毎日、12.10)

■ 移植医療考える講演や体験発表 広島県医師会、ひろしまドナーバンク、広島県は19日、広島市中区で県民公開講座を行う。広島大病院移植外科の大段秀樹教授が肝臓、腎臓の移植について講演する(中国、12.11)

■ 広島県NIE推進協議会(会長・小原友行広島大大学院教授)は、11日NIE(教育に新聞を)の授業について考える公開セミナーを行う。セミナーでは小原会長と中国新聞社報道部の里田明美記者が、県内の大学生を対象にした模擬授業をする(中国、12.11)

■ 四国乳業は10日、広島大学発ベンチャーのキャンパスメディコと共同開発した歯の健康を守るヨーグルト「8020」シリーズの販売地域を関東地方に広げた。ヨーグルトに使用されているL8020菌は広島大大学院医歯薬学総合研究科の二川浩樹教授が発見した(中国、12.11)

■ 広島大移転前の写真探してます 広島大総合博物館は、キャンパス周辺の西条地区の歴史を調べるため、昔の写真などを探している(中国、12.11)

■ ぴいぷる まちの安全歌で呼び掛け 府中市をテーマにした「キズナ~ええじゃん!Bingo府中」を府中署会計課職員の川本裕太さん(広島大で軽音楽サークルに所属)が作詞作曲(読売、12.11)

■ NIE(教育に新聞を)授業の在り方について考える公開セミナーが11日、中区の中国新聞ビルであった。広島県NIE推進協議会(会長・小原友行広島大大学院教授)の主催。シンポジウムでは広島大大学院の朝倉淳教授が司会を務め、広島県内の教員や生徒たち5人が意見を交わした。小原会長と中国新聞社報道部の里田明美記者が、県内の大学生を対象にした模擬授業もあった(中国、12.12)

■ 新聞を使った教育を考えようと、県NIE(教育に新聞を)公開セミナーが11日、中区の中国新聞ビルであった。日本NIE学会会長で県NIE推進協議会会長の小原友行・広島大大学院教授が大学生を相手に、新聞の読み比べなどによる情報読解力の向上を目指した模擬授業をした。中高生や教師らによるシンポジウムもあり、留学生として討論に参加した広島大大学院教育学研究科博士課程前期2年の応憶さんは「中国の新聞もNIEに使ってみたい」と発言(毎日、12.12)

■ 元気の出た記事高校生らが紹介 「広島県NIE(教育に新聞を)公開セミナー」が11日、広島市中区の中国新聞ビルであり、65人が参加した。新聞記者が、自分の書いた記事を使って授業での使い方を話したり、大学生が新聞を読み比べたり、中学生や高校教師、保護者らが新聞の読み方、元気の出た記事などを紹介した。広島大大学院の中国人留学生応憶さんは、同じ新聞を朝昼晩読む方法を紹介(朝日、12.12)

■ 広島県NIE推進協議会(会長・小原友行広島大大学院教授)による公開セミナーが11日、広島市中区で開かれ、教育関係者ら65人が新聞の活用法などについて意見を交わした。第1部は模擬授業、第2部は「NIEの教育的効果とは」と題したシンポジウム(読売、12.12)

■ ビバ☆キャンパス 発信広島大ウェブCM 広島大の広報誌「HU-style」の学生スタッフ有志14人が、11月中旬に大学をPRするウェブCMを自主 制作した。「みっと見つかる」をテーマに、東広島キャンパスで3日かけて撮影。「HU-style」のブログで見ることができる(中国、12.12)

■ ビバ☆キャンパス インフォメーション 広島大図書館クリスマスコンサート 20日午後6時半、東広島キャンパスの中央図書館。同大パンフルート同好会、ジャズ研究会などが出演。無料(中国、12.12)
■ 広島大で脳死肝移植 家族承諾で提供 広島大病院は13日、長崎県内の病院で脳死判定された患者から肝臓の提供を受け、50代女性への移植手術を始めた。(中国夕刊、12.13)

■ 広島大で脳死肝移植 広島大病院は13日、長崎県内の病院で脳死判定された患者から肝臓の提供を受け、50代女性への移植手術を行った。ドナーの女性は、書面で臓器提供の意思表示をしていなかったが、家族が提供を承諾。同病院の脳死臓器移植手術は4例目。手術は午前6時6分に開始。午前9時56分に肝臓が到着。約13時間半後の午後7時31分に終了した。容体は安定しているという(中国、12.14)

■ 広島大学生らにID尋ねる不審メール 広島大と京都大の教員や学生らに12月上旬、メールアドレスのアカウントやパスワードを聞き出そうとするフィッシングメールが大量に送られていたことが13日、分かった。広島大によると1000人を超える受診者のうち1人が返信してしまい、その後、大学のメールシステムへの不正アクセスが確認された。両大学はホームページ上で「返信しないで破棄を」と呼びかけている(毎日、12.14)

■ 第30回中四国学生剣道新人戦(中四国学生剣道連盟主催、毎日新聞広島支局など後援)が12日、中区の県立総合体育館であった。51チームが参加した男子団体戦では、松山大が2年連続4回目の優勝、44チームが参加した女子は、広島大Aが2年ぶり6回目の優勝を果たした(毎日、12.14)

■ 広島商工会議所は13日の臨時議員総会で、大田哲哉会頭の後任に広島ガスの深山英樹会長(広島大学政経学部卒)を全会一致で選出した。(中国、12.14)

■ この人 広島商工会議所の会頭に就任した深山英樹さん(69)(中国、12.14)

■ 広島商工会議所は13日の臨時議員総会で、退任する大田哲哉会頭=広島電鉄会長=の後任に広島ガスの深山英樹会長を選出した。深山氏は広島市南区出身で広島大政経学部卒(産経、12.14)

■ 広島大学病院で県内3例目手術 家族承諾の脳死移植 脳死と判定された60代女性から、家族の承諾で提供された臓器のうちの肝臓を、50代女性に移植した(朝日、12.14)

■ みんなの新聞コンクール 最優秀賞11人が表彰旅行として横浜市の日本新聞博物館を訪問。広島大附属三原小4年 豊田真衣さん「新聞づくりに挑戦するコーナーで、自分で記事を書き、1枚の紙面を作り上げる喜びを経験しました」、広島大附属東雲小4年 藤山芙有子さん「私が見学した様子も翌朝の中国新聞にすぐ掲載されました。新聞の進化から目が離せません」(中国、12.14)

■ フラッシュ 広島大学 ベトナム国家大学傘下の人分社会科学大学に広島大学ベトナムセンターのオフィスを開設(日刊工業、12.14)

■ 広島大附属幼稚園に子どもを通わせる父親たちが園に近い陣ヶ平山の頂上付近に小屋を完成させた 「イクメン」を養成しようと自主的に企画(中国、12.15)

■ 広島大大学院保健学研究科の森山美知子教授たちは糖尿病や高血圧などの軽-中度の患者への生活指導を自治体などから受注するベンチャー企業を設立 森山教授「患者が慢性病を自己管理できる仕組みは今後もっと重要になる」(中国、12.15)

■ 広大生の学生や教職員たちにログイン名などを聞き出そうとするメールが約1100通送られていることが分かった 返信した一人のメールシステムには不正なアクセスがあり、広島大は注意を呼び掛けている(中国、12.15)

■ 来週の「FMちゅーピー健康応援団」 広島大学病院中央点滴室 がん化学療法看護認定看護師小谷早苗看護師長 「最近では副作用への対処法も進歩し、患者の苦痛は軽減されつつあります。」(中国、12.15)

■ 広島大大学院の森川美知子教授は糖尿病患者らに食事や運動などを指導するベンチャー企業をつくったと発表 森山教授「医療サービスを変える社会実験」(朝日、12.15)

■ 広島大のメールシステムを使う教職員や学生計1100人以上に、「システム更新のため」としてログイン名とパスワードを尋ねる英文のメールが届いていたことが分かった(朝日、12.15)

■ 広島大は、糖尿病など慢性疾患を持つ人を看護師や専門家が支援する企業を、同大学の教授らが設立したと発表 患者が自己管理につまずき、重症化するのを防ぐのが狙いという(読売、12.15)

■ 糖尿病や脳梗塞などの慢性疾患を抱える患者の生活の質向上や再発・重症化の防止を主な事業とする広島大発ベンチャー「DPPヘルスパートナーズ」が設立された 片山社長「重症化を防ぐことで病院や健保の負担も軽くなる」(毎日、12.15)

■ 医療を考える県民公開講座 19日午後1時半、中国新聞ホール 脳死肝移植を執刀した広島大学病院消化器外科・移植外科の大段秀樹教授を始め、肝臓を提供した患者の家族や生体肝移植を受けた患者らが移植医療の現状などを考える(朝日、12.16)

■ 広島大は法学部長に寺本康俊・大学院社会学研究科教授を選任 任期は来年4月1日から2年間(読売、中国、12.16)

■ 広島大学の学生や教職員のパソコンのメールアドレスに、学内システムを使うためのIDやパスワードを聞き出す「フィッシングメール」が約1100通、送信されていたことが分かった(産経、12.16)

■ 広島大学の内匠透教授らは自閉症のマウスを使い、発達期に脳内の神経伝達物質「セロトニン」が少なくなっていることを見つけた(日刊工業、12.17)

■ 広島大大学院保健学研究科の森山美知子教授は広島大学発のベンチャー企業を設立 慢性疾患疾病管理事業をする「DPPヘルスパートナーズ」 社長には認定看護管理者の片岡初代氏が就任(日刊工業、12.17)

■ 広島大付属中の3年生がたくあん漬けに挑戦(中国、12.17)

■ 広島大大学院医歯薬学総合研究科の内匠透教授のグループが、自閉症特有の染色体異常を持たせたマウスの脳内で「セロトニン」が減少していることを確認 内匠教授「このマウスを使ってさらに自閉症のメカニズムに迫り、治療に道を開いていきたい」(中国、12.17)

■ 国立病院機構東広島医療センターは眼科の診療を休止 派遣元の広島大の医局に配置する眼科医師が足りなくなったのが原因(中国、12.17)

■ 赤銅色の”皆既月食”見よう 広島大学大学院教育学研究科は21日午後5時から、施設屋上や天体観測室などで「皆既月食観望会」を開催する(産経、12.18)   

■ でるた 酒について思う 広島大産学・地域連携センター特命教授 山田一徳(中国夕刊、12.18)

■ NPO「環境ビジョン21」が、広島市が招致を検討する五輪に考えるリレートークを開いた 広島大大学院教授の中根周歩さん「温暖化は待ったなし」広島の知恵を生かし、五輪を『低酸素社会』実現の起爆剤に」(朝日、12.19)

■ NPOの五輪招致シンポ 「環境都市への一歩に」 環境の観点から広島市が招致を検討する20年夏季五輪について考えるシンポジウムが18日、中区八丁堀の広島YMCAであった。シンポに参加した広島大大学院教授中根周歩さんは二酸化炭素排出量について触れ、「世界の予測の範囲以上に増大しており、積極的な地球温暖化防止策を前倒しで行うべきだ」と主張(毎日、12.19)

■ 国内で3年ぶりに観測される「皆既月食」の観望会が、広島大東広島キャンパスで行われる 無料で申し込み不要 教育学研究科C棟屋上に集合(読売、12.19)     

■ 論点2010ひろしま 2期目の続投が決まった浅原利正・広島大学長 グローバルな人材の育成、大学の管理・運営の見直しなど1期目からの取り組みを継続し、「5年、10年後に成果を出したい」(毎日、12.20)  

■ 広島大の内匠透教授らの研究グループは、自閉症のヒト型モデルマウスを使い、発達期の脳内に神経伝達物質セロトニンが少ないことを確かめた これまでは適切なモデルマウスがなく、仕組みの解明は困難だった(日経、12.20)  

■ 皆既月食を観察するイベントが東広島市鏡山の広島大キャンパスである 午後5~7時に教育学研究科C棟の屋上を開放 無料、学生以外も参加できる(中国、12.20)   

■ NEC広島大にシンクライアントシステムを納入 年間の消費電力を少なくとも3万キロワット時削減できる見込みで二酸化炭素の排出量も約67%削減する 受注額は2億円(日刊工業、12.20)     
■ 原爆被災白書運動を提唱 原爆被害の実態解明などを行う「原爆被災白書運動」を提唱した元中国新聞論説委員金井利博氏の功績を紹介する講演会が、広島平和記念資料館であった。広島大文書館の小池聖一館長が「金井利博と原爆白書運動」と題し、遺族から同館に寄贈された資料をスライドで紹介しながら講演(読売、12.22)  

■ 第80回県知事杯県テニス選手権大会(11月13、14、20、21 広島広域公園) ◇男子シングルス1位 奥田努(広島大)(読売、12.22)  

■ 第8回少林寺拳法中国地区学生大会(11月23 山口リフレッシュパーク) ◇男子運用法優秀賞 野口敬太(広島大)、栗林祐介(同) ◇女子運用法優秀賞 荒木裕子(広島大) ◇単独演武 段外2位 長廻拓史(広島大)(読売、12.22)

■ 五輪招致を若者にPR 2020年夏季五輪の招致を検討している広島市は21日、東広島市の広島大東広島キャンパスで学生向けに開催基本計画案の説明会を開いた。「平和を訴える五輪は広島にしかできない」と呼び掛け人の工学部4年万条真吾さん(中国、12.22)  

■ 日本語教室で指導者不足 東広島市に住む外国人を対象にした公的な日本語教室「ワン・トゥ・ワン日本語活動」で、ペアを組んで指導する日本人ボランティアが不足している。実施主体の市教育文化振興事業団は、日本人ボランティアを募っている。「気軽に覚えられて楽しい」と、広島大に留学中の中国人女性趙琳娜さん(中国、12.22)     

■ 東広島市の広島大キャンパス内の通称スペイン広場が23日夜、約4千個のキャンドルで彩られた。企画した総合科学部2年の中藤大輝さんは「冬の夜を光で彩るイベントを広島大から街中にも広げたい」とアイデアを膨らませていた(中国、12.24)   

■ 広島大が新奨励金制度 広島大は24日、経済的事情で授業料の支払いが困難な在学生を支援するため、新たな奨励金制度を導入したと発表した。寄付金などの基金を財源に充て、期限は3~5年を想定。授業料の半額分を援助する(中国、12.25)   

■ ビバ☆キャンパス おじゃましま~す 広島大学フットサル部F・DO 創部1年目の「広島大学フットサル部F・DO」が躍進を続けている。18,19の両日、横浜市であった全国大会のフットサルプレミアシリーズ2010で、ベスト8入りも果たした。中国リーグで4度の優勝を誇るクラブチーム「広島F・DO」の下部組織として、今年4月設立。東千田キャンパスの体育館で週1回、午後9時から2時間、汗を流している。ゴールキーパーで主将の藤田滉史さん「基礎から徹底的に鍛えてもらった。F・DOの選手がいなかったら、ここまで成長できなかった」(中国、12.26)  

■ 「日本鶏」絶滅防げ! 広島大は「日本鶏」の種の保存と保護を目的に「日本鶏資源開発プロジェクトセンター」を設立。日本鶏は、主に34品種。今年4月に設立されたセンターは、天然記念物全17品種を含む32品種を飼育。飼育数の減少や種の存続危険なほど近親交配が進行。センターは現地調査のほか、センター独自の保有などで,」絶滅回避に向け活動。特殊な遺伝子を持つ日本鶏の種について、精液の冷凍保存も進める。「1種類も絶滅させることなく、校正に残したい」とセンター長の都築政起教授(読売、12.27)     

■ 月の『ウサギ』楽しく解説 「月のウサギは何歳でしょうか?」。市民向けの科学教室で広島大理学研究科の寺田健太郎教授は、宇宙への関心を駆り立てる。月面の白くみえるエリアは、カルシウムやアルミニウムが主成分の斜長岩で覆われ、地形は起伏がある高地。ウサギに見える黒いエリアは玄武岩で、平地。市民向けの科学教室「サイエンスカフェ」を開いている寺田教授「宇宙に関心を持つ子どもが増えて欲しい」(中国、12.29)


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